BOZ SCAGGS
AORを代表するアーティスト、ボズ・スキャッグス。'44年、オハイオ州生まれ。'65年にスウェーデンでデビュー・アルバム『ボズ』を録音、アメリカ帰国後、スティーヴ・ミラー・バンドに参加。'68年、ブルース色の濃い傑作『ボズ・スキャッグス』を発表、しかしセールス的には振るわなかった。'70年代に入り、より洗練され、メローに味付けされたブルー・アイド・ソウルへと方向転換。そして、名曲「ウイ・アー・オール・アローン」収録の'76年の『シルク・ディグリーズ』でついに大ブレイク。AORブームを巻き起こしたこのアルバムは、AOR名盤中の名盤としていまだに高い人気を誇る。その後も、『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』('77年)、『ミドル・マン』('80年)と大ヒット作を連発。それ以降は、マイ・ペースな活動を続けている。 |