2001.12.19
Wu-Tang live reports in NY

ウータン・クランが帰って来た!、再び、NYでウータンがパフォーマンスライブ決行!
 photo by HACHI
01年ももうすぐ、終わろうとしている寒いNYでは、一大イベントが始まろうとしていた!
12月19日(水)夜、昨年の「THE W」と同じく、NYのHammerstein Ballroomでアルバム・リリース・パーティが開催された。
今回は、DJ CLUEをオープニングに迎え、21時30分を回ったところで会場がざわめいた。
どこからともなく会場に押し寄せてくるファンはおおよそ10代後半から20代前半のキッズばかりだ。
客席では両手を上げてダブル(W)を作り、今か今かと登場を待ち望んでいる。そして、ステージの明かりが灯され、そこで目にしたのは50人ほどのウーファミリーだ。その後すぐ、RZAを筆頭にメンバーは今回のタイトル「IRON FLAG」旗を掲げながらステージに登場してきた。
ラップ界の暴れん坊達は、"Triumph"からスタートし、続いてRaekwon、Method Man、RZAらのソロヒット、さらに“C.R.E.A.M.”“Tearz”“7th Chamber”を含むデビューアルバム『Enter The Wu-Tang (36 Chambers)』からクラシックを多数披露。ヒップホップ史に残るベストグループのひとつであることを再びファンに証明した。
また、今回はメンバーきってのソウルフルなMC、ゴーストファイスの2nd「BULLETPROOF WALLETS」の発表も近かったということでゴーストのパフォーマンスも途中で行われ、赤のビロードローブを脱ぎ捨て、ダイヤを散りばめたイーグルのブレスレットを手首からはずしてステージ上ではしゃぎ廻った。
一方、Method Manはフードパーカーにバンダナにキャップを目深にかぶって、まったく顔が見えない状態。
勢いに乗ってくると観衆に向かってステージでダイヴ。
RZAはまた、途中でショウを中断し、照明を落として9月11日のテロ攻撃で犠牲となった人々を追悼した。
彼らはライターを宙に振りかざすようファンに呼びかけると、“Can It Be All So Simple”を披露した。
後半、ようやく今回の新作から“Pinky Ring”“In The Hood”などを披露し、投獄されている仲間Ol' Dirty Bastardへのトリビュート・パフォーマンスを行なった。
観衆とグループが一体となり、彼のヒット曲“Brooklyn Zoo”と“Shimmy Shimmy Ya”の2曲をラップして約50分のショウはやっという間に終了した。

やっぱり、史上最強のグループのパワーは並大抵の凄さじゃないことを実感させられた。