TRACK 17.
ビヴァリー・クレイヴェン/プロミス・ミー
 1963年生まれのビヴァリー・クレイヴェンは、バイオリニストだった母親の影響で、7歳からピアノを始め、長年クラシックの教育を受けた。それが彼女のバックグラウンドだ。キャリアは、まずソングライターとしてスタート。女性シンガー・ソングライターが台頭し始めた90年に、アルバム『プロミス・ミー』でデビューしている。ピアノの弾き語りをメインにした、女性ならではの繊細な感性が生かされている、シンプルな楽曲。まろやかな声質のヴォーカルにも気品があり、恋に揺れ動く女性の気持ちを歌った歌は、そっと寄り添うような優しさに満ちていた。収録曲は、デビュー・アルバムからのものだが、93年に2ndアルバム『ラヴ・シーンズ』をリリース。その後、出産、育児のためしばらく音楽界から遠ざかっていたが、99年にアルバム『ミックスド・エモーションズ』で復帰。本国UKでは子供のためのチャリティ基金、ベイビー・ライフラインの活動に力を入れている。

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