9月28日:大阪公演2日目

リッキー、下積み(?)時代を思い出すの巻
昨日は、前日初の日本公演の初日が大成功だっただけあって、クルーを含めリッキー本人もかなりリラックスした様子でした。オフタイムにはマネージャーやクルーを含むスタッフはのんびりと京都観光を楽しんだ模様。そんななかリッキーは・・?実は彼は今回の滞在中はほとんど自分の部屋から出ないんだそうです。今までの来日では明治神宮や浅草に出かけたり、渋谷でのショッピングなどを楽しんでいたのに、一体どうしたの?と思ってしまいますが、やはりそこはプロ中のプロ。ショウがある日はゆっくりと休養をとって本番に向けてパワーを養うということでしょうか。そんな彼にスタッフが観光土産として買って帰ったものはお花のイラストがついた瀬戸物の一輪挿し。「僕の家には日本っぽくした部分があって、そこにぴったりだよ!」と大喜びでした。ふと目を移すと、彼のメイク道具の上には日本製のお守りも・・。
メイクといえばちょうどおみやげを渡すためスタッフが彼の部屋を訪れた時、何と彼は一人鏡に向かって自らの手でメイクにいそしんでいたそうです。この来日ではリッキーのメイク担当さんは、同じくステージにあがるダンサー達のメイクも兼任してて大忙しなんです。それを知っているリッキーは、早めに自分でメイクにとりかかっていたというわけです。「自分で本番用のメイクをやるなんて、ブロードウェイ時代を思い出すなぁ」とちょっぴり遠い目もしたりして。ちなみにこの日のリッキーはプリント入りのタンクトップを着てジーンズに茶色のウエスタンブーツをあわせたラフな服装でした。昨日までは黒・黒・黒でしたけど。せっかく覚えたのに…
昨日のレポートで、リッキーが「アリガトウゴザイマイテ」と間違って連発していたので、スタッフがショウ終了後に訂正しておいたとお伝えしました。その一言をマスターした彼は新しい日本語文を教えてもらい、本番に臨みました。固唾をのんで(?)見守るスタッフ。そしてクライマックス。「ニホンとプエルトリコ、オンガクデイッショ(完璧)。アリガトウゴザイマシテ。」だめじゃん!!

日本のオーディエンスに感動
いつも大勢のラテン・ピープルの前でパフォーマンスすることの多いリッキーで すが、そんな彼に初の日本公演の感想を聞いてみました。「ラテンのみんなは終 始踊りまくって大騒ぎなんだよ。日本のお客さんはそこまで激しくはないけど、比較的曲の間は静かで曲が終わると大喝采って感じで、すごく真摯にパフォーマンスをみてくれてるのが伝わってくるね。もちろん、リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカやカップ・オブ・ライフとかは総立ちで踊ってくれるし。聞くところと騒ぐところもすごく理解してくれてる気がする。」と大感動。