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★妹沢奈美の我がオアシス人生に悔いは無し〜
『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』レポ
オアシスの今年のライヴの見どころ編
 オ、オ、オアシスがやってくる! 名古屋、大阪、東京と全3公演が予定されている今回のオアシス@サマーソニック。そして、この連載の更新が遅れまくって本当にすいません。お詫びの気持ちも込めつつ、今回書かせていただきたいのは「オアシスの今年のライヴの見どころ」です。
 まず、このタイミングでの来日そのものが、素晴らしい。なにしろUK&ヨーロッパのクラブ・ツアーやスタジアム・ツアーも無事に終え、USでも暴れてきたオアシスはまさに今、ノリにノッておるのです。イタリアではステージからリアムが途中で降りてしまったりと、オアシス恒例のトラブルまでもすでに経験済み。ゆえに、日本のステージを途中で降りる可能性はかなり低くなりました……と、望みたいところです。ともかく、バンドの調子もリアムの喉も、まさに上り調子にある現在。このタイミングの来日は、ベストでしょう。
 さて。今年のオアシスのツアーはほぼ同じセット・リストで推移しています。最新作『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』から約三分の一、残りのほとんどは1stと2ndの曲。で、最後はザ・フーのカバーである"マイ・ジェネレーション"でシメるというのが基本です。そこにリアムの"ソング・バード"が入ることもあれば、初期の超優良B面曲である"アクイース"が入ることも。"アクイース"で兄弟ヴォーカルを披露する代わりに、どうやら最新作の"レット・ゼア・ビー・ラヴ"は現在のところやっていない模様なのが、気になります。なぜなのでしょう。思いつく理由としては、@リアムが歌詞を覚えていないAノエルがこれをライヴ初披露するタイミングを伺っている、の二点が考えられます。@ならば「これがオアシス」と諦めもつきますが、もしAならばまだ可能性に賭けたい。日本で伝説を作ってほしい。なので、街でノエルを見かけた人は、「"レット・ゼア・ビー・ラヴ"やってください」と頼んでください。何事にも動じないオアシスを動かすのは、これまでもこれからも、ファンの声だけですから。
 それから、オアシスといえば大合唱。今回のセットを見ると、3曲暗記しておくとするならオススメしたいのは"リヴ・フォーエヴァー"と"ドンルク"、そして"ライラ"でしょうか。余力があれば、"シャンペン・スーパー・ノヴァ"と"ワンダーウォール"、そして最近のツアーの冒頭でやってる"ターン・アップ・ザ・サン"あたりもぜひ歌い、リアムの気持ちを盛り上げたいところです。
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