[AEROSMITH“The Roar Of The Dragon Tour”1999-2000 In Japan]
SMEインターナショナル・スタッフによる来日レポート
 ■1999.11.1(Mon)【エアロスミスジャパンツアー1999-2000決定!】■

 アメリカに留まらず世界にその名を轟かせる王者、エアロスミスのミレニアム・ライブが日本で実現!
 エアロが再びドームに舞い降りる!!
[AEROSMITH“The Roar Of The Dragon Tour”1999-2000 In Japan]

■会場:大阪ドーム
 12/29(水)・12/31(金)7:00pm 開演

■会場:名古屋ドーム
 1/2(日)6:00pm 開演

■会場:福岡ドーム
 1/4(火)6:00pm 開演

■会場:東京ドーム
 1/6(木)・7(金)7:00pm 開演

問い合わせ   ウドー音楽事務所:http://www.udo.co.jp/
 ■1999.12.27(Mon)【Aerosmith来日!】■

1999年12月27日夕方、関西空港にエアロスミス御一行様到着、それぞれの家族と共に旅の疲れも感じさせず、空港に来ていたファンなどに笑顔でサインとか写真に応じていました。

 ■1999.12.28(Tue)【オフ】■

完全オフ日で、それぞれの家族とともに大阪の街へ買い物にでかけました。ポケモングッズを探していたようなのですが、お目当てものはどこも売り切れだったようです。それからデパートの地下街で総菜などを買い込んでホテルの部屋へ持ち込んでたそう。また夜は新しいセットを組んでいる大阪ドームへ全員が視察、深夜までいろいろチェックしていた模様です。

 ■1999.12.29(Wed)【Osaka Dome】■

ステージセットは正面バック左右に大きな龍(目が光るようになっている)が2匹。その龍の間にスクリーン。更にステージセット左右に2つずつの大きなスクリーンがセットされ、合計5つの巨大スクリーンに7台位のカメラを使ったライヴ映像とビデオクリップなどが映し出されるようになっていました。オープニングは龍の雄叫びとともに、スクリーンにエアロのロゴが映し出され、その後今回のツアーのために作られたと思われる「龍」が飛びかかるようなCG映像が映し出される。大きく開けた龍の口がこちらに向かってくるようなCG映像が、大きく開けたスティーヴンの口に切り替わり、カメラが引いてステージのエアロが映し出される。花火が爆発し1曲目「Eat The Rich」へ突入。スティーヴンはオレンジのコートを羽織り、日本語なのか中国語なのか?“平浮道と書かれたTシャツ(他の日では“安”とかかれたTシャツも着ていました)&極彩色なパンツで登場。ジョーは黒のジャケット、パンツにド派手な赤のシャツ、サングラスをかけ、おなじみのレスポール…。「Dream On」では光のシャワーが滝のように見える演出や、「Full Circle」でのステージ両側からインド的雰囲気の手をかたどったオブジェが登場、「Pink」では文字通りピンク色にステージが染まり、「Sweet Emotion」では左右にコブラの人形がだんだん膨らんで大きくなっていき、最後にはまたまた花火…。と大がかりな仕掛けも多数。

演奏自体も久々なはずなのに気合いの入った素晴らしい演奏を聴かせてくれました。一方で「Pink」の前にちょっと「Big Ten inch」のイントロをやったり、「Walk This Way」ではおなじみのイントロへ到達する前にジョーイのドラムをフィーチャーしつつ「Mother Popcorn」をジャムってみたり、「Sweet Emotion」の途中からいきなりジョーがツェッペリンの「Heartbreaker」のイントロを弾きだし、それに合わせて全員が「Heartbreaker」へ突入するなど、余裕を見せたお遊び的な要素もありと、大阪ドーム35,000人の超満員の観客の反応も素晴らしくメンバー本人達も非常に喜んでいたそうです。

 1999.12.29(Wed) Osaka Dome Set List ( )内は収録アルバム 
1.Eat The Rich (「Get A Grip / ゲット・ア・グリップ」)
2.Fallin' In Love (「Nine Lives / ナイン・ライブズ」)
3.Same Old Song And Dance (「Get Your Wings / 飛べ!エアロスミス」)
4.Love In An Elevator (「Pump / パンプ」)
5.Livin' On The Edge (「Get A Grip / ゲット・ア・グリップ」)
6.Rag Doll (「Permanent Vacation / パーマネント・バケーション」)
7.Dream On (「Aerosmith / 野獣生誕(エアロスミス1)」)
8.Janie's Got A Gun (「Pump / パンプ」)
9.Lord Of The Thighs (「Get Your Wings / 飛べ!エアロスミス」)
10.Full Circle (「Nine Lives / ナイン・ライブズ」)
11.Pink (「Nine Lives / ナイン・ライブズ」)
*イントロでBig Ten Inch (「Toys In The Attic / 闇夜のヘヴィ・ロック」)
12.Let The Music Do The Talking (「Done With Mirrors / ダン・ウィズ・ミラーズ」)
13.Stop Messin' Round <Joe Perry Vo. / Fleetwood Macのカヴァー>
14.Walk This Way (「Toys In The Attic / 闇夜のヘヴィ・ロック」)
*イントロでMother Popcorn (「Live Bootleg / ライヴ・ブートレッグ」)
15.I Don't Want To Miss A Thing (「Arrmagedon OST / アルマゲドン」)
16.Cryin' (「Get A Grip / ゲット・ア・グリップ」)
17.Dude (「Permanent Vacation / パーマネント・バケーション」)

(Encore)
18.Train Kept A Rollin' (「Get Your Wings / 飛べ!エアロスミス」)
19.What It Takes (「Pump / パンプ」)
20.Sweet Emotion (「Toys In The Attic / 闇夜のヘヴィ・ロック」)
*途中でHeartbreaker(Led Zeppelin)へ

 ■1999.12.30(Thr)【オフ】■

ちょうど大阪のブルーノートに来ていたChicのライヴをトムとブラッドが見に行ったようです。

 ■1999.12.31(Fri) - 2000【Osaka Dome】■

この日のハイライトは何と言ってもカウントダウン時の演出。当初のセットリストでも行くとこまで行き、カウントダウンに突入という予定だったが、20分押しで始まったこともあり、どこでカウントダウンに行くのか?が誰にも判らず。。。普通に考えると3分前くらいからちょっと間をおいてかっちりカウントダウンへと思っていたが…「Dude」の後が飛ばしに飛ばしてくれました!当初のセットリストにはなかった「Chip Away The Stone」を演奏するわ、その後「Mama Kin」に突入したときに既に0時まで残りわずか、この曲で最後か?と思われたとき「Train kept A Rollin」へ突入。残り30秒きっても止まらない。時間判っているのだろうか?と世紀の瞬間をミスっちゃうんじゃ??とハラハラしてたところ残り20秒切ったところでようやくブレイク。スティーヴンの“スイマセーン”という日本語でスクリーンにようやく13秒前から数字が表示され、会場中でカウントダウン。そして0時になった瞬間、開場時全員に配られていた甲子園球場でおなじみの風船をみんなで飛ばし、ドームの上部にくくられていた12,000個の色とりどりの風船が落ちてくる。ステージ前方からきらびやかな紙吹雪が舞い上がり、ステージ上ではメンバーの家族やスタッフも出てきて和やかな雰囲気。。。時間配分もお見事!2000年突入を飾るにふさわしい素晴らしい演出であった。

カウントダウンの後、“ちょっと祈りを言いたい。これは世界中の人達に届く言葉なんだ...”というコメントとともにスティーヴンが「世界の祈り」という題の詩を朗読。“全ての宗教を超えて、全ての人々に平和を…”という深遠なテーマを持つもので、これはこの日当日スティーヴンが突如カウントダウン時にみんなと共に読み上げたいと、日本語訳をスタッフに作成してもらい、スティーヴンの英語の朗読に続いて、日本語で女性が読み上げるという形をとり、それはその詩の持つ意味を日本のファン全員と共有し分かち合いたいという想い込めてのものであった。。。大喝采の後「Full Circle」そして「Sweet Emotion」で感動の一夜は終演。

 1999.12.31(Fri)-2000 Osaka Dome Set List 
1.Eat The Rich
2.Falling In Love
3.Same Old Song And Dance
4.Love In An Elevator
5.Livin' On The Edge
6.Rag Doll
7.Dream On
8.Janie's Got A Gun
9.One Way Street (「Aerosmith / 野獣生誕(エアロスミス1)」)
10.Big Ten Inch Record (Intro) 〜 Pink
11.Let The Music Do The Talking
12.Stop Messin' Round (Joe Vo.)
13.Mother Popcorn 〜 Walk This Way
14.I Don't Want To Miss A Thing
15.Cryin'
16.Dude
17.Chip Away The Stone (「Live Bootleg / ライヴ・ブートレッグ」)
18.Mama Kin (「Aerosmith / 野獣生誕(エアロスミス1)」)
19.Train Kept A Rollin'
--Count Down --
20.Full Circle
21.Sweet Emotion 〜 Heartbreaker

 ■スティーヴン・タイラー『世界の祈り』■

世界にある無限の知性としてすべての物に宿るすばらしき聖霊よ

様々な名で呼ばれているすべての宗教に存在する神よ

私達の心を平和にして、すべてがあなたに通じている事を感じさせてください

私達の恐れを取り除き、真なる存在意義をわからせてください

すべての愛するものたちと一体になれるように、私達の魂をあなたの心で満たしてください

世界中、あなたの思うままに平和と喜びをもたらしてください

あなたの存在は私達の平和です すべての人々に幸せをアーメン
 ■2000.1.2(Sun)【Nagoya Dome】■

名古屋はセットリスト的には今のところ一番レア。特に9,10,11曲目の70年代の名曲のたたみかける演奏にはびっくり。「Big 10 Inch」はこれまでイントロのみであったが、この日はフルで演奏。一つだけ残念だったのが「Miss A Thing」が演奏“できなかった”こと。「Walk This Way」の後あわててスティーヴンがメンバーに叫んでいるいるような気がしていたが、終演後聴くと元々のセットリストには当然入っていたが突然のキーボードトラブルにより頭のストリングス的な部分とかが全く演奏できなくなり、急遽次の曲へ行かざるを得なかったそう。

その夜、観客が残念がっていたということをラジオでジョーの子供が聴いたそうで、ジョーがとても心痛めていました。。。「もちろん演奏する予定だったけど、キーボードのトラブルが起こって、どうしてもこの曲を演奏できなかったんだ。この曲を聴きたかった名古屋のファンには申し訳なかったけどどうしても無理だった。ラジオを息子が聴いててファンが何でやってくれなかったんだ?ということを言っていたということを聴いてとても悲しく残念に思った。次に来たときは必ず演るから、その時まで待ってて欲しい」まじめな彼の人柄が伝わってくるような真剣な眼差しで、答えてくれました…。

名古屋でのトピックス。ジョーは日本のデパートの地下街にある食料品売場が大のお気に入りのようで、いろいろなお総菜を買ってホテルの部屋で家族と一緒に食べるそうです。とてもヘルシーなものが多く、かつそうやって少しずついろいろなものを食べられることが、子供達のためにもいいと思っているようで、この日も子供達の昼食用にといろいろ買い込んで両手一杯紙袋を抱えてきました。ただこの日はデパートの今年初めての開店日。福袋などを求める人の波に「今はクリスマスなのか?」ととても驚いていました。それにしても大混雑の食料品売場におばちゃん達と一緒にレジに並んでいるジョーの姿ってのもなんかおかしいですが。。。その後車で走ってた時偶然見つけた、とある楽器屋に立ち寄り店内を物色中、奇妙な形をしたギターに興味を示し、店員さんにいろいろ聴きつつ即買い。今まで見たこともないようなギターだったようで、それもそのはずBrianというメーカーのButterfly Guitarと呼ばれるモデルで何十年も前にナショナル(あのナショナルがギター出してたのか???)で作っていた日本でしか出ていないモデルのレプリカ(ちょい前に布袋さんが使ってたそうで、メーカーがレプリカモデルを作ったそう)。形とともに色が気に入ったようで、ちょっとやそこらじゃお目にかかれないクリームがかった緑色というか、カマキリみたいな色というか…。店員さんにサインしてあげて、ニヤリと笑いながら「Best Price!」なんて言いながら、大切そうに抱えて店を去りました。並み居るオールド・モデルなんかと並んでこのギターがジョーの家に飾られるのでしょうか?

 2000.1.2(Sun) Nagoya Dome Set List 
1.Eat The Rich
2.Falling In Love
3.Same Old Song And Dance
4.Love In An Elevator
5.Livin' On The Edge
6.Rag Doll
7.Dream On
8.Janie's Got A Gun
9.No More No More (「Toys In The Attic / 闇夜のヘヴィーロック」)
10.Remember (「Night In The Rats / ナイト・イン・ザ・ラッツ」)
11.Big Ten Inch Record (Full Version)
12.Pink
13.Let The Music Do The Talking
14.Stop Messin' Round (Joe Vo.)
15.Mother Popcorn 〜 Walk This Way
16.Cryin'
17.Dude
18.Mama Kin

(Encore)
19.Train Kept A Rollin'
20.Sweet Emotion

 ■2000.1.4(Tue)【Fukuoka Dome】■

名古屋から新幹線で博多入り。どうも皆さん新幹線がお好きなようで、子供とともにホームでは写真やデジカメなどで新幹線が入ってくるところを熱心に撮ってました。翌日の福岡ドームでの公演はセットリストで3曲入れ替え。その中でもジミヘンの「Red House」と、毎回やってるフリードウッド・マック(とはいっても初期のブルーズやってた頃のカヴァー)の「Stop Messin' Round」と、ジョーのVoを2曲続けてというのは大変珍しい。
この日初めてセットリストがどのように決まるのかを目撃。スティーヴンの衣装がずらりと並ぶ部屋にメンバー全員集まって、結構ジョーが先導きってアイデアを出し、前日のセットリスト見ながらメンバー全員で真剣にああだこうだ言って総意で決めているようでした。ちょっと漏れ聞いたとこによると「Walking The Dog」をやる、やらないとか言っていたので、この日は残念ながら実現はしませんでしたが、東京でお披露目になるかも??なんか当たり前のようですが「バンド」って感じがして新鮮な感動を覚えました。それにしても決まるのが開演の30分前位。。。リハも無しにいきなりステージでできてしまうのはさすが長年に渡ってライヴし続けてきた強み!

 2000.1.4(Tue) Fukuoka Dome Set List 
1.Eat The Rich
2.Falling In Love
3.Same Old Song And Dance
4.Love In An Elevator
5.Livin' On The Edge
6.Rag Doll
7.Dream On
8.Janie's Got A Gun
9.Lick And A Promise (「Rocks / ロックス」)
10.Big Ten Inch Record(Full Version)
11.Pink
12.Let The Music Do The Talking
13.Red House <Joe Vo./Jimi Hendrixのカヴァー>
14.Stop Messin' Round(Joe Vo.)
15.Mother Popcorn 〜 Walk This Way
16.I Don't Want To Miss A Thing
17.Cryin'
18.Dude
19.Mama Kin

(Encore)
20.Train Kept A Rollin'
21.Sweet Emotion 〜 SOS(Too Bad) (「Get Your Wings / 飛べ!エアロスミス」)

 ■2000.01.05(Wed)【移動日(福岡→東京)】■

福岡から東京へは元々飛行機で移動予定だったのですが、急遽新幹線に変更。
飛行機だったら1時間半なのに、敢えて6時間かけて新幹線…そうとうお気に入りなんでしょうね。。。

 ■2000.01.06(Thu)【Tokyo Dome】■

この日はスティーヴンの楽屋に潜入することができました。インド風の垂れ幕がかかった入り口から入ると、お香の薫り漂う中、なぜかシャツに“パンツ一丁”という出で立ちでちょこんとイスに座ったスティーヴン。気さくに次のニューアルバムのことなどについていろいろ答えてくれました。今回のステージセットでは最新の超軽量のスピーカーシステムを導入したようで、ドームでも音の良さを強調していました。ちょっとシャツから覗いていた背中には“CHO SUGOI(超スゴイ!の意味??)”と入れ墨っぽいペイントを入れ、のどの調子を整えるためかカンロののど飴を舐めたりしてました。他のメンバーの楽屋にはおなじみのたいやきや大判焼などのあんこものから、わざわざUSから持ち込んだと思われるシリアルやお菓子など和洋折衷。楽屋の周りをなぜかパパイヤを丸ごと持ってフラフラ歩くスティーヴンの姿も。。。

セットリスト的には名盤『ROCKS』から「Last Child」が初お目見え。「Miss A Thing」ではジョーがなんとこの間名古屋で買った例の“ブライアン”というギターを使用。これは買った後ピックアップなどをすぐに1日で変え、ショーでも使えるようなものにギターテックの人が改造したそうです。

 2000.1.6(Thu) Tokyo Dome Set List 
1.Eat The Rich
2.Falling In Love
3.Same Old Song And Dance
4.Love In An Elevator
5.Livin' On The Edge
6.Rag Doll
7.Dream On
8.Janie's Got A Gun
9.Lick And A Promise
10.Last Child (「Rocks / ロックス」)
11.Pink
12.Let The Music Do The Talking
13.Red House
14.Stop Messin' Round
15.Mother Popcorn 〜 Walk This Way
16.I Don't Want To Miss A Thing
17.Cryin'
18.Dude
19.Mama Kin

(Encore)
20.Train Kept A Rollin'
21.Sweet Emotion 〜 SOS(too bad)

 ■2000.01.07(Fri)【Tokyo Dome】■

この日は日本公演の最終日であるとともに、長きに渡って続けてきた「Nine Lives」ツアーのファイナルということもあり、気合いの入った素晴らしい演奏。セットリスト的にもようやく「Back in The Saddle」「Draw The Line」が初登場。

ショーの前にジョーのギターテックと話したところによると、今回ギターは20台位持ち込みそれぞれに名前を付けている。残念ながらビンテージもののギターはツアーには持ってきてはいないが、電飾で7色に光るリッケンバッカーやどこのメーカーか判らない奇妙な形をしたものなど、多種多彩なものが曲ごとに変えて使っているようでした。また、ステージ上のアンプの上にはトーテムポールのようなものや、ドクロなど世界中で買った不思議な置物が多数飾ってありました。これはジョーとギターテックの人が買って集めた物らしい。

 2000.1.7(Fri) Tokyo Dome Set List 
1.Eat The Rich
2.Falling In Love
3.Same Old Song And Dance
4.Love In An Elevator
5.Livin' On The Edge
6.Back In The Saddle (「Rocks / ロックス」)
7.Dream On
8.Janie's Got A Gun
9.Lick And A Promise
10.Last Child
11.Pink
12.Draw The Line (「Draw The Line / ドロー・ザ・ライン」)
13.Red House
14.Stop Messin' Round
15.Mother Popcorn 〜 Walk This Way
16.I Don't Want To Miss A Thing
17.Cryin'
18.Dude
19.Mama Kin

(Encore)
20.Train Kept A Rollin'
21.Sweet Emotion 〜 SOS(too bad)

   

*****来日こぼれ話*****


*スティーヴンは2,3日考えに考えたあげく日本刀を購入。これは安土桃山時代のホンマモンの美術品ともいえるシロモノで、もちろん真剣!長剣と短剣のセットで自宅に飾るそうです。あとはなぜか携帯電話を購入。これは原宿のキティランドに行った際、携帯の着メロ入れられる機械にたいそう興味を持ち、なおかつエアロの「Dude」「Miss A Thing」があったため無理矢理そばにいたスタッフの携帯に入れさせつつ、やっぱ自分でも欲しくなったようでUSでは使えるわけがないのですが購入してしまったそうです。1曲200円で「Dude」「Miss A Thing」を両方入れ、着メロを子供達に聴かせたりして喜んでいました。一緒に同行しているカメラマンから龍の刺繍の入ったたばこ入れをもらったスティーヴンはお返しに、キティランドで買った龍のぬいぐるみをあげたそう。

*メンバー全員SonyのAIBOが欲しかったらしくスタッフに聴いてきましたが、残念ながらSold Outで予約待ちって状況を説明して、USでうまく購入できるようSony USの人を紹介してあげることになりました。ジョーは最新のVAIOも購入したかったそうのですが、やはりこれもすぐにUS仕様のものを手に入れることができないため、USで購入することにしたそうです。

*今回はみんな家族と一緒だったため、楽屋とかは子供達が走り回って大変なことに。。。大阪で購入したRazerという折りたたみの乗り物が大流行で、子供達が楽屋からホテルの廊下から、ショッピングモールからどこでも乗っていました。スティーヴンも名古屋の楽屋周りで乗り回していましたが。。。あとはポケモンのゲームボーイも大流行。子供達はどこへいくにも持ち歩いていました。

1999年から2000年にかけてのカウントダウンも含む、エアロスミスの「The Roar Of The Dragon」ツアーは無事終了。大阪、名古屋、福岡、東京という2度目の4大ドームツアーはトータルで20万人を動員。全国のファンの目に、その相も変わらぬ姿を焼き付けてくれました。
1月8日、スティーヴンは家族と共に2週間のバケーションのためマウイ島へ、トム、ブラッド、ジョーイは家族と共に自宅へ帰っていきました(ジョーは1日残って1月9日帰国。ぎりぎりまで買い物してましたが…)。それぞれ若干のオフをとったあと2月からレコーディングに入り、2000年の終わりまたは2001年初頭には待望のニューアルバムをリリースしてくれそうです。(ちなみに既に5曲くらいレコーディングしているそうで、最終日終演後スティーヴンが楽屋で新曲のデモテープを大きな音でかけていました。)もちろんその時にはまた必ず日本に戻ってくれると約束してくれました。それまで今しばらくのお待ちを!!


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