90年代プレイバック
『アニメを制する者はエンタメを制す!』〜アニメ・ファン冷遇の時代から過熱期へエヴァンゲリオンがもたらした恩恵。70sヤマト、80sガンダムに次ぐ第3次アニメ革命!
かくてオタクの地位は変動する
 この二十年間でオタクをめぐる状況はかなり違ってきたんじゃないかな、と思う。少なくとも、アニメのファンにとってこれほどまでに恵まれた時代はちょっとなかった。環境的にも、立場的にも、である。宮崎勤の事件があった'89年、中学生だった頃に、アニメを観るのが趣味だというだけで周囲に冷ややかな視線を送られた身からすれば、今の若い世代がしばしば自分のことをオタクだと公言できてしまうあの屈託のなさは、とても眩しいし、羨ましい。クールジャパンなどといえば、もはやアニメは馬鹿にしちゃいけないものとして成り立っているのだった。

 90年代の前半ぐらいまで遡るなら、アニメはヒップでもポップでもなかった。国内の評価においては、むしろそれらの対極にあっただろう。だからこそ、オタクに一括りされるようなアニメのファンは白い目で見られなければならなかったたわけだ。先に挙げた宮崎勤の事件もあって、オタクとはつまりネガティヴなイメージで語られる人間を指す場合が多かったのだ。

 果たして、それが変わりはじめたのはどのあたりからか。一般的には、やはり『新世紀エヴァンゲリオン』が社会現象と呼ばれるのに相応しいレベルでヒットした90年代の後半になる。いやあ、本当にみんながみんな「エヴァ」「エヴァ」言って、すごかったもんね。ただし、テレビ・シリーズの本放送が開始された当初('95年)はまだ、アニメのファンの間では十分に話題作であったものの、世間での注目は必ずしも高くなかったというのが個人的な実感である。

 物語が終盤に入っていき、単なるロボット・アニメではないぞ、との評判が高まり、最後の二話があのような形式が描かれたこと自体が新たな導火線となって('96年)、リアルタイムで視聴していなかった層が深夜の再放送と劇場版『シト新生』('97年)の公開で作品に追いつくと、遂に劇場版『Air/まごころを、君に』の完結で本格的な狂騒に達したのだった。事実自分は、最初「なんで20歳過ぎてアニメなんか観なきゃいけないんだよ」と豪語していた知り合いが、ブーム最中に放送が録画されたビデオをオタクの知り合いから借りるのを目の当たりにしている。
エヴァというターニング・ポイント
 内容には関しては決して子供向けと見なし難かった『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットは、アニメのファンを幅広い層へと拡大するのに成功した。と同時に、サブ・カルチャーもしくはユース・カルチャーの現代的な消費者をオタクと言い換え、そのイメージを回復するための正しく足がかりとなった。

 勿論、『新世紀エヴァンゲリオン』以前にも『機動警察パトレイバー』('88年〜)であったり、大人の鑑賞に対応しながら実績を残した作品は存在している。『機動戦士ガンダムF91』('91年)や『機動戦士Vガンダム』('93年〜'94年)にしても、アニメのファンの間ではシリアスでハードな作品として認知されているだろう。しかし『新世紀エヴァンゲリオン』のブームは、もっと間口が広く、そして巨大なものであったのだ。00年代以降にパチンコ化やスロット化されたり、新劇場版がまたもやヒットしているのは、息の長いコンテンツであることをも証明している。

 今日ではセカイ系と称されるジャンルの嚆矢だったともされる『新世紀エヴァンゲリオン』である。その内容について様々な評論や研究が発表されているけれど、ある意味ではインターネットにおける批評や考察の文化を用意したとさえいえる。ストーリーや設定の謎解き、主人公の自意識に寄り添った分析は、現在もインターネットのシーンでアニメやマンガをピック・アップする際によく見かける手続きであって、ほとんど『新世紀エヴァンゲリオン』以降に定着、発展していったものだ。

 まあ、『新世紀エヴァンゲリオン』がどんな作品であったか。90年代より散々語られてきたトピックだから、改めてここで述べるつもりはないし、その必要もないよね。一方、アニメの視聴スタイル、とりわけ深夜での放送がメインストリームを担うようになったことと『新世紀エヴァンゲリオン』の再放送が深夜であったこととが、全くの無関係ではない点は特筆しておきたい。後に数々のヒット作を生み出すようになる深夜アニメだが、『新世紀エヴァンゲリオン』の再放送以前には、さほど強力な時間帯には思われていなかったのである。それが『新世紀エヴァンゲリオン』の再放送を境に、『剣風伝奇ベルセルク』('97年)や『TRIGUN』('98年)などの成功を経、次第に現代のようなヴァラエティに富んだ枠となっていく。
ジブリとベテランたちの活躍
 ところで90年代の『新世紀エヴァンゲリオン』が、元来はオタク向けのマニアックな路線を一般的に知らしめた作品であるとすれば、80年代、90年代、00年代、そして現在と変わらずに、子供から大人の幅広い層に受け入れられてきたのが、スタジオジブリのアニメである。'97年に上映された『もののけ姫』は、興行収入193億円を記録し、同じく宮崎駿が監督した『千と千尋の神隠し』('01年)と『ハウルの動く城』('04年)に抜かれるまで、日本の歴代興行成績でトップに立っていた。という意味で、紛れもなく90年代を代表する一本であろう。

 それにしても、ほとんどタイミングを一にして映画館では『Air/まごころを、君に』と『もののけ姫』がかかっていたのだから、'97年の夏は暑かったんだね、という話だ。その通り、『紅の豚』('92年)以来、『平成狸合戦ぽんぽこ』('94年)と『耳をすませば』('95年)を間に挟み、久々に宮崎駿が手掛けたジブリ作品として『もののけ姫』の期待は高かったが、一部では『Air/まごころを、君に』との対決に関心が注がれていた。『新世紀エヴァンゲリオン』の監督である庵野秀明には、『風の谷のナウシカ』('84年)の制作に関わった過去があり、そこに師弟関係を見る向きも少なくはなかったのである。

 いやしかし、そうした事情を加味すればするほど、『もののけ姫』と『Air/まごころを、君に』の内容に何かしらのシンクロニシティが感じられてくるのも確かなのだった。たとえば「生きろ。」というのが『もののけ姫』のキャッチコピーだけれど、アシタカとサンの結末は、『Air/まごころを、君に』におけるシンジとアスカのそれとは実に対照的な後味を残す。いずれにせよ、どちらも時代的な背景やムードと切り離せないところから大きな魅力を編み出していたのだと思う。

 宮崎駿と並び、アニメの世界をリードしてきた押井守が監督の『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』('95年)が劇場公開されたのは、奇しくも『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビ・シリーズと同年であった。ご存知のように『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』は、国内ばかりではなく、海外での評価が極めて高い作品である。

 また『もののけ姫』や『Air/まごころを、君に』の翌年には、もう一人のビッグ・ネームである富野由悠季が、WOWOW初のオリジナル・アニメとして『ブレンパワード』('98年)の放映を開始している。更に富野は『機動戦士ガンダム』誕生20周年記念作品として『∀ガンダム』('99年)のテレビ・シリーズを監督することとなる。現在、恥ずかしい過去や経歴などを指して「黒歴史」と呼んだりすることがあるけれど、そもそもそれは『∀ガンダム』で使用され、インターネットを中心に広まっていった言葉だ。が、別段その由来を知る必要もないぐらい、今日の生活に溶け込んでいる。
文/森田真功(1974年生まれ)
90年代に放送開始された主なテレビ・アニメ(国内・地上波のみ)
[1990年]
・NHK
 『ふしぎの海のナディア』
・日本テレビ系
 『魔神英雄伝ワタル2』
・TBS系
 『化粧師』『三丁目の夕日』
・フジテレビ系
 『平成天才バカボン』『ちびまる子ちゃん』『私のあしながおじさん』
・テレビ朝日系
 『勇者エクスカイザー』『ガタピシ』
 『もーれつア太郎』『まじかる☆タルるートくん』
・テレビ東京系
 『キャッ党忍伝てやんでえ』『アイドル天使ようこそようこ』
 『NG騎士ラムネ&40』『楽しいムーミン一家』
 『魔法のエンジェルスイートミント』『RPG伝説ヘポイ』
 『新桃太郎伝説』『三つ目がとおる』
 『江戸っ子ボーイ がってん太助』『ピグマリオ』

[1991年]
・NHK
 『おばけのホーリー』『アニメひみつの花園』
・日本テレビ系
 『おちゃめなふたご クレア学院物語』『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』
 『シティーハンター'91』『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』
 『キン肉マン キン肉星王位争奪編』『わたしとわたし ふたりのロッテ』
・TBS系
 『少年アシベ』『OH!MYコンブ』
 『DRAGON QUEST ダイの大冒険』
・フジテレビ系
 『おれは直角』『トラップ一家物語』『丸出だめ夫』
・テレビ朝日系
 『きんぎょ注意報!』『太陽の勇者ファイバード』
 『どろろんぱっ!』『21エモン』
・テレビ東京系
 『宇宙の戦士』『ゲッターロボ號』『緊急発進セイバーキッズ』
 『絶対無敵ライジンオー』『機甲警察メタルジャック』
 『ゲンジ通信あげだま』『燃えろ!トップストライカー』
 『炎の闘球児 ドッジ弾平』『横山光輝 三国志』

[1992年]
・NHK
 『お?い!竜馬』『ヤダモン』
・日本テレビ系
 『ママは小学4年生』『超電動ロボ 鉄人28号』
 『フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ』『コボちゃん』
 『ヨーヨーの猫つまみ』
・TBS系
 『さすらいくん』『藤子不二雄Aの夢魔子』
 『少年アシベ2』『みかん絵日記』
・フジテレビ系
 『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』『ツヨシしっかりしなさい』
 『ノンタンといっしょ』『幽☆遊☆白書』『スーパーヅガン』
・テレビ朝日系
 『伝説の勇者ダ・ガーン』『美少女戦士セーラームーン』
 『クッキングパパ』『クレヨンしんちゃん』
 『スーパービックリマン』『南国少年パプワくん』
・テレビ東京系
 『花の魔法使いマリーベル』『宇宙の騎士テッカマンブレード』
 『元気爆発ガンバルガー』『サラダ十勇士トマトマン』
 『ああ播磨灘』『姫ちゃんのリボン』『スペースオズの冒険』
 『風の中の少女 金髪のジェニー』

[1993年]
・NHK
 『ポコニャン!』『忍たま乱太郎』
・日本テレビ系
 『ミラクル☆ガールズ』
・TBS系
 『3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?』『ムカムカパラダイス』
・フジテレビ系
 『若草物語 ナンとジョー先生』『蒼き伝説シュート!』
・テレビ朝日系
 『勇者特急マイトガイン』『美少女戦士セーラームーンR』
 『機動戦士Vガンダム』『GS美神』
 『平成イヌ物語バウ』『SLAM DUNK』
・テレビ東京系
 『無責任艦長タイラー』『熱血最強ゴウザウラー』
 『疾風!アイアンリーガー』『剣勇伝説 YAIBA』
 『ジャングルの王者ターちゃん』『しましまとらのしまじろう』

[1994年]
・NHK
 『モンタナ・ジョーンズ』
・日本テレビ系
 『レッドバロン』『D・N・A2 何処かで失くしたあいつのアイツ』
 『魔法騎士レイアース』
・TBS系
 『ヤマトタケル』『とんでぶーりん』『マクロス7』
・フジテレビ系
 『七つの海のティコ』『親子クラブ』『キャプテン翼J』
・テレビ朝日系
 『勇者警察ジェイデッカー』『ママレード・ボーイ』
 『美少女戦士セーラームーンS』『機動武闘伝Gガンダム』
 『魔法陣グルグル』
・テレビ東京系
 『赤ずきんチャチャ』『覇王大系リューナイト』
 『とっても!ラッキーマン』『銀河戦国群雄伝ライ』
 『メタルファイター・MIKU』『BLUE SEED』『真拳伝説タイトロード』

[1995年]
・NHK
 『飛べ!イサミ』『おかせスクラッパーズ』
・日本テレビ系
 『ストリートファイターII V』
・TBS系
 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』『行け!稲中卓球部』
・フジテレビ系
 『空想科学世界ガリバーボーイ』
 『NINKU 忍空』『ロミオの青い空』
・テレビ朝日系
 『黄金勇者ゴルドラン』『美少女戦士セーラームーンSuperS』
 『新機動戦記ガンダムW』『H2』
 『ご近所物語』『怪盗セイント・テール』
・テレビ東京系
 『鬼神童子ZENKI』『天地無用!』
 『獣戦士ガルキーバ』『愛天使伝説ウェディングピーチ』
 『ふしぎ遊戯』『スレイヤーズ』『ぼのぼの』
 『ナースエンジェルりりかSOS』『バーチャファイター』
 『爆れつハンター』『モジャ公』
 『新世紀エヴァンゲリオン』『ドッカン!ロボ天どん』
 『神秘の世界エルハザード』

[1996年]
・NHK
 『あずきちゃん』『はりもぐハーリー』
 『YAT安心!宇宙旅行』
・日本テレビ系
 『バケツでごはん』『名探偵コナン』『ガンバリスト!駿』
・TBS系
 『逮捕しちゃうぞ』『きこちゃんすまいる』
・フジテレビ系
 『ゲゲゲの鬼太郎』『るろうに剣心』
 『名犬ラッシー』『ドラゴンボールGT』
 『みどりのマキバオー』『いじわるばあさん』
 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『家なき子レミ』
・テレビ朝日系
 『勇者指令ダグオン』『美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』
 『機動新世紀ガンダムX』『地獄先生ぬーべー』『花より男子』
・テレビ東京系
 『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』『天空のエスカフローネ』
 『VS騎士ラムネ&40炎』『水色時代』『こどものおもちゃ』
 『スレイヤーズNEXT』『赤ちゃんと僕』『セイバーマリオネット』
 『機動戦艦ナデシコ』『ハーメルンのバイオリン弾き』
 『超者ライディーン』『エルフを狩るモノたち』『魔法少女プリティサミー』

[1997年]
・日本テレビ系
 『金田一少年の事件簿』『剣風伝奇ベルセルク』
・TBS系
 『アニメがんばれゴエモン』『さくらももこ劇場 コジコジ』
・フジテレビ系
 『中華一番!』『TVで発見!! たまごっち』
 『烈火の炎』『ドクタースランプ』
・テレビ朝日系
 『勇者王ガオガイガー』『キューティーハニーF』
 『忍ペンまん丸』『夢のクレヨン王国』『深海伝説MEREMANOID』
・テレビ東京系
 『爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP』『マッハGoGoGo』
 『EAT-MAN』『ケロケロちゃいむ』『新・天地無用!』
 『ポケットモンスター』『スーパーフィッシング グランダー武蔵』
 『少女革命ウテナ』『MAZE☆爆熱時空』『HAUNTEDじゃんくしょん』
 『はいぱーぽりす』『スレイヤーズTRY』『HARELUYA II BOY』
 『CLAMP学園探偵団』『みすて・ないでデイジー』
 『はれときどきぶた』『マスターモスキートン99』
 『ネクスト戦記EHRGEIZ』『エルフを狩るモノたちII』
 『超魔神英雄伝ワタル』『VIRUS』『バトルアスリーテス 大運動会』
 『吸血姫美夕』『フォーチュン・クエストL』
 『学級王ヤマザキ』

[1998年]
・NHK
 『おじゃる丸』
・日本テレビ系
 『MASTERキートン』
・TBS系
 『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』
 『アキハバラ電脳組』『AIKa』『ふたり暮らし』
 『浦安鉄筋家族』『ももいろシスターズ』『LET'S ぬぷぬぷっ』
 『魔術士オーフェン』『Only・You ビバ!キャバクラ』
 『よいこ』『夢で逢えたら』
・フジテレビ系
 『ひみつのアッコちゃん』『DTエイトロン』
 『花さか天使テンテンくん』『どっきりドクター』
 『頭文字D』
・テレビ朝日系
 『Bビーダマン爆外伝』『遊☆戯☆王』『守護月天!』
・テレビ東京系
 『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』『万能文化猫娘』
 『AWOL Absent Without Leave』『異次元の世界エルハザード』
 『星方武侠OUTLAWSTAR』『ロードス島戦記 英雄騎士伝』
 『TRIGUN』『カウボーイビバップ』『ロスト・ユニバース』
 『グランダー武蔵RV』『たこやきマントマン』
 『魔法のステージファンシーララ』『時空転抄ナスカ』
 『サイレントメビウス』『ヴァイスクロイツ』『センチメンタルジャーニー』
 『SHADOW SKILL』『発明BOYカニパン』
 『serial experiments lain』『Night Walker 真夜中の探偵』
 『時空探偵ゲンシクン』『彼氏彼女の事情』『突撃!パッパラ隊』
 『ポポロクロイス物語』『ガサラキ』『聖ルミナス女学院』
 『セイバーマリオネットJtoX』『スーパードール★リカちゃん』
 『ジェネレイターガウル』『快傑蒸気探偵団』
 『バブルガムクライシス TOKYO 2040』『EAT-MAN'98』
 『超速スピナー』

[1999年]
・NHK
 『コレクター・ユイ』『カードキャプターさくら』
・TBS系
 『日本一の男の魂』『イケてる2人』『Petshop of Horrors』
 『モンスターファーム』『パワーストーン』
 『SURF SIDE HIGH-SCHOOL』『パパと踊ろう』
 『ゾイド ZOIDS』『COLORFUL』『魔術士オーフェン Revenge』
 『イッパツ危機娘』『Blue Gender』『タイガアドベンチャー』
 『いつも心に太陽を!』『Di Gi Charat』
・フジテレビ系
 『デジモンアドベンチャー』『∀ガンダム』『GTO』
 『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』
・テレビ朝日系
 『Bビーダマン爆外伝V』『おジャ魔女どれみ』
 『神風怪盗ジャンヌ』『ムーぽん』『トラブルチョコレート』
・テレビ東京系
 『爆球連発!! スーパービーダマン』『小さな巨人 ミクロマン』
 『宇宙海賊ミトの大冒険』『火魅子伝』
 『ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー』
 『超発明BOYカニパン』『ベターマン』『ゴクドーくん漫遊記』
 『神八剣伝』『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』
 『イソップワールド』『十兵衛ちゃん ラブリー眼帯の秘密』
 『ヱデンズボゥイ』『天使になるもんっ!』『A.D.POLICE』
 『KAIKANフレーズ』『魔装機神サイバスター』『キョロちゃん』
 『メダロット』『仙界伝・封神演義』『宇宙海賊ミトの大冒険2人の女王様』
 『サイボーグクロちゃん』『ぐるぐるタウンはなまるくん』
 『地球防衛企業ダイ・ガード』『ジバクくん』
 『無限のリヴァイアス』『セラフィムコール』『エクセル・サーガ』
 『ごぞんじ!月光仮面くん』『レレレの天才バカボン』
 『ビックリマン2000』

(筆者作成)