Jay|インフォメーション
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info
ソニーミュージックによるJayのオフィシャルサイト。Jayの最新情報、着うた(R)、試聴、ライブ情報などを掲載。
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ジェイ・チョウ、最新アルバムが世界一に!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/550999
ジェイ・チョウの最新アルバム『Greatest Works of Art』が2022年の世界のアルバム売り上げランキングで1位に輝きました!
<a href="https://japan.focustaiwan.tw/entertainment-sport/202303290006" rel="noopener noreferrer" target="_blank">詳しくはこちら</a><a href="https://japan.focustaiwan.tw/entertainment-sport/202303290006">
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2023-03-30
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Jay Chouニューアルバム『グレイテスト・ワークス・オブ・アート』発売記念企画:スペシャル座談会
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/543947
・関谷元子氏
アジア・特に中華圏の音楽を専門とする音楽評論家、パーソナリティー。
・マーティ・フリードマン氏
ギタリスト、作曲家、音楽プロデューサー、マルチ・アーティストとして活躍。
・今泉圭姫子
ラジオ・パーソナリティー、音楽プロデューサー。 過去4回インタビュー。
今泉:6年振りに、Jay Chouが新作「Greatest Works of Art」をリリースしました。 まずは、アルバムを聴いた感想をお願いします。
関谷:私は、横綱相撲という感じがしました。ここ数年、台湾は音楽がすごく変わって来ていて、新しい音楽が色々出てきて主流になっているんですが、そういうのに寄ったりしないで、本当にJayのJayらしい音楽を貫いて出してきたというところが凄いなと思いましたし、今までJayのことを聴いてきた人たちは、あ〜Jayが戻ってきたなって思えたと思います。ある種、今までの集大成的な音楽になったのかな?アルバムになったのかな?と思いました。
マーティ:関谷さんのおっしゃる通り、まったく同じ印象なんですけど、心配するじゃないですか、そんな時間を空けて新作を出すなんて。トレンドは変わるし、世界の事情も変わるから。とにかく、僕らがずっと大好きだったJay Chouには、ある程度そのJayらしさを守って欲しいですよね。でも守るだけじゃなくてそれ以上に、さらにJayぽくなっていて、すごく嬉しかったです。特に「Greatest Works of Art」は、もうThe Jay Chouじゃないですか。僕がなんでJay Chouが好きかってものを全部一曲に凝縮してて、本当に理想なシングルでMVも面白かったし、豪華だし、何も妥協していないって感じで、非常にありがたかったです。
今泉:豪華ですよね。台湾のアーティストの中で、最も制作費がかけられた作品になったというぐらいですから。舞台となったパリのデパート「サマリテーヌ」も、数年前に、ここで何かやりたいと思って、Jayが目をつけていた場所だったというニュースがありました。随所随所に、彼のこだわり、彼がやりたかったことが音と映像になって、本当にJayらしいなって、私も思いました。関谷さん、マーティがJayの音楽に初めて触れたのは、いつ、どの曲でしたか?
関谷:私はJayがデビューした2000年の時点で台湾の音楽を紹介する仕事をしていましたので、台湾のレコード会社の方から、すごい人がデビューするんだけど興味ある?インタビューする?と言われ、初めて聴きました。なので、初めて触れたのはデビュー・アルバムの一曲目の「可愛女人」になると思うんですが、実は、同時に初めて聴いた曲があって。それはJayがデビュー・アルバムを出す前に、台湾の歌手がJayの作品を歌っている曲があると、レコード会社の方から教えてもらったんですね。1曲はあのジャッキー・ウー(呉宗憲)というJayを発掘したシンガー/タレント。で、もう一人がジャン・フイ(江蕙)という台湾語で歌う女性シンガーの「落雨聲」という曲でした。これがむちゃくちゃいいんですよ。
今泉:彼はもともとソングライターとして契約したんですよね!?
関谷:そうそう!「落雨聲」は、演歌まではいかないんだけれど、泥臭い雰囲気もあって、台湾らしいものすごくいい曲。その曲に感動した思い出があります。
マーティ:2005,6年の話なんですけど、僕が台湾でコンサート・ツアーをしていた時、移動中の車の中で、ラジオから聞こえてきたのがJayの曲でした。普通、車で音楽が流れても、完全にバックグラウンドになっちゃうんだけど、なぜかJayの曲が流れてきた時は、あれ、何これ、と思って。その音に僕はキュンときました。なんか響きが新鮮で、これこそが僕の好み。とにかく片言の日本語を話す台湾人のドライバーに、これは誰?って!そして目的地を変えて、CD屋さんに直行しましたよ。そしてJayのCDを何枚も買っちゃったんですよ。その曲は(みんなでどの曲だったのかを調べた結果、2002年のアルバム「八度空間」からの「半獣人」でした。)アルバムのド頭の一曲目で、ちょっとオペラみたいな歌い方。僕は特にヒップホップのファンじゃないし、嫌いじゃないけど、あんまり注目しないジャンル。でもこの融合を聴いたら、あまりにも新鮮で、 ヒップホップが大好きになったし、この人のセンスが面白すぎると思って、今では彼のCDが自宅にどっさりあるんです!CDをどんどん聴けば聴くほど、あちこちから受けた影響を感じて、凄い気に入ったんですよ。結構ロマンティックで、東ヨーロッパのモチーフがありながら、ちょっとアジア的なエッセンスを入れたり、音楽に対しての愛が溢れるような人だから、それがすごく僕に、強い印象として残ったんです。
今泉:私が一番ミーハーな出会いかなと思いますが(笑)、初めてのJay Chouは映画「頭文字D」です。映画を見終えた瞬間にメロメロでした。とにかくあの映画を観て、日本でもJay Chouというアーティストをソニーが売り出すということで、プロモーションで来日した時にインタビューをさせていただき、もう腰が抜けるぐらい目がハートで、そこからはCDを買いまくり、映像を見て、そして関谷さんにお時間を頂いて、台湾音楽のレクチャーを受けたという。。。。とにかく、アジアといえば関谷さんですから、まずはお話を伺いに行こうと。そしていつだったかは忘れましたが、マーティにインタビューした時に、最近はまってる音楽は?と聞いたたら、Jay Chouという名前が出てきて、2人で盛り上がったんですよね!そしてマーティが「七里香」のイントロをギターで弾いたんだよって教えてくれて。関谷さんに伺いたいんですけれども、ずっと中華圏のアーティストを紹介してきて、Jayとの出会いの中で、この人は大物になるな、とかスター感バリバリだったな、という印象はありましたか?
関谷:実はJayがデビューした時、台湾のレコード会社が言っていたのですが、Jayはスタジオにずっと入って音楽やっていれば幸せな人のよって。だから彼らはアーティストとしてのJayは認めていたのですが、じゃあスターになれるかっていうことにはちょっと心配していたように見えました。私が初めてJayにインタビューしたのは、デビューして一年ぐらい経った頃ですが、2枚目のアルバム「范特西」のジャケット・カバーのようにフードをかぶって、ぼそぼそっとしゃべって、中華圏のスターという感じではなかったです。でも、Jayが努力して、周りもそういう動きをして、だんだんスター的な感じになったのかなと思います。
今泉:マーティは、同じミュージシャン、アーティストとして、Jayに惹かれるポイントは?
マーティ:彼の音楽センスは、普通のポップスターより全然ロマンティックだと思います。ロマンティックっていうのは、メロディでロマンティックのモチーフを利用しているんですよ。セクシーな歌い方じゃなくて。彼がよく使っているメロディは、もしかしてショパンの中にもあるし、あとラフマニノフのすごいロマンティックなクラシックのモチーフを、現代の音楽に利用したり、非常に美しいと思います。ちょっと恥ずかしいぐらいベタベタな音楽センスは、僕の中にもある意識です。きっと音楽友になれそうな人って感じ。僕が台湾でイベントをやった時に彼の曲をカバーしたんです。なんか本人にアピールしてる(笑)。僕は、以前アーメイの台湾ツアーに参加したんですが、台北アリーナでの公演の時に、Jayが見にきてくれたんです。彼は楽屋には来なかったんですが、アーメイがMCの時に、Jay Chouが客席にいます、みたいのことを言ったんですが、僕はもうミーハーな気持ちで、僕のギターソロを絶対にJayにアピールするって思って、とてもロマンティックなギターソロを弾きました。僕を覚えていて欲しかったんです。だから僕の夢は、彼といつか共演したい、きっと、素晴らしいものができると僕は勝手に思ってるので。そして彼のセンスを吸収したいです。
今泉:叶ったら、すごく面白いものが出来上がるんじゃないでしょうか。Jayってクラシックから、ヒップホップな要素とか、ロックバラード的なものとか、ピアノをベースにしながらも、いろんな音楽に挑戦しているっていうところにあると思います。以前インタビューした時に、洋楽は何を聴いてるの?って聞いたら。あまり聴いてなくて、それに私はびっくりしました。でもMVとかは見ているみたいで、2006,7年のインタビューの時には、Take Thatのロビー・ウィリアムスの「She’s The One」のMVの中で、女の子とスケートをしている作品があったんですが、それがすごくきれいだって。そういうMVが僕は好きなんだよって言ってました。自分の音楽スタイルの中に、常に映像があるっていうのが、彼のスタイルだなぁって思いました。Jayがプロデュース、監督、主演した映画「Secret/言えない秘密」のピアノの演奏が、今回のアルバムにリンクしていて、あの映画が彼のキャリアの中でとても重要な位置を占めているのがよくわかりました。映画の世界観は、私にとって、とてもロマンティックであり、ドキドキするほどの驚くべきエンディングで、彼のやりたいことがすんなり伝わってきた作品でした。だから今回のアルバムでも、その世界観が感じられて嬉しかったです。
関谷:私が2001年にインタビューした時に、好きな日本のアーティストは誰ですか?って聞いたんですね。そしたら久石譲さんと言ったんです。もちろん久石さんは中華圏ではよく知られた方ですが、今の話を聞いていて、常にJayの中には映像と音楽、映画と音楽がリンクしていたんだなと思いました。
今泉:タイトル曲「Greatest Works of Art」は、面白いことに、MVを撮影後に、歌詞を完成させた、ということでした。もちろん、歌詞のアイデアは出来ていて、そのイメージで撮影するというユニークな方法を用いています。これはどう思いましたか?
マーティ:いや、それは珍しいですね。彼は全部のミュージックビデオとか、映画を自分でプロデュースしてるじゃないですか!それは普通のアーティスト、ミュージシャンは、そんな才能持っている人は少ないと思いますね。曲作り、歌詞、プロデュース、そして映像を全部手を加えることができるってことは、彼はもう本当に珍しい天才だって思います。どれもセンスがすごくきれいに伝えられている。だからファンだったらたまらないと思いますよ。僕はファンだから、もう本当にJay Chouのすべてが、僕の好みのど真ん中。憧れでしかないですね。
今泉:最初のMV「Greatest Works Of Art」は、Jayサウンドに、世界の芸術家を登場させる、彼らしいアイデアが詰め込まれた作品となりました。このMVは、現在、Youtubeで1,811万回再生(8/8現在)という脅威の数字を残しています。ユーモラスな部分も織り込み、芸術家へのリスペクト、そして舞台となったデパートは、実は初めてミュージシャンに撮影を許可したということです。Jayだからこそだったそうです。
関谷:まずはとにかくその豪華さ。お金を使っているということも含めて。でもこういうことをしても全然下品にならないし、こういうことができるのってほんとJay Chouだけだな、と思ったのと同時に、芸術家が出てくるじゃないですか、マグリットとかダリとか。後から調べてみたら、その芸術家たちの作品とリンクしたマジックをしているんですよね。中国の有名な画家、詩人も出てきますが、まあよく似てる人を見つけたなあって感心しました。そして美術の勉強もさせて頂きました。
今泉:お母さんが美術の先生だということもありますが、日頃から、芸術作品に感動したり、さっきマーティンが言ってたけれども、ロマンティックな人なんだなというのを感じますよね。
マーティ:はい、はい。
今泉:アメリカで撮影された「Still Wandering」「You’re The Firework I Missed」についてはどうでしょうか?「You’re The Firework I Missed」はバンド・スタイルなんですが、Jayはバンドとしての魅力も持っていますよね?
マーティ:そうですね。新しいMVが全部ロケ。フランス・パリ、アメリカ・ラスベガス、アリゾナでのロケ。彼だけじゃなくて、アジアの大物のミュージシャンは、結構海外ロケに憧れているじゃないですか! バブルの頃は、日本のアーティストはみんなアメリカとかイギリスとかでMVを撮ったりしてたんですけど、Jay Chouは誰にも負けない、パリでは完璧に豪華に、めちゃめちゃ予算がかかった、まるで大作映画みたいな見せ方をしていて、曲に最適な美しい見せ方ができる。本当になんか憧れですね。僕が言いたいのは、豪華なことをしようとしたら、大失敗する可能性が非常に高いですよ。駄作になるか、チープに見えてしまう。でも彼のセンスがあまりに良くて、エンターテイメントとして、音楽もビデオも一本としてすごい楽しめるような作品になっている。その天才のセンスはどこから生まれてくるのか不思議で仕方がないですね。バンドについては、彼はバンド・スタイルも好きなんだと思うんです。だから、アルバム1枚ロック・バンドの編成で作品を作ってしまってもおかしくない。彼はいろんなジャンルにすごい興味を持っている人ですし、ガチなクラシックからヒップホップ、ラテン系、中国ポップス、日本の音楽センスもあって、音楽に対しての好奇心に溢れている。好奇心さえあえれば、彼はすごく腕を磨くタイプだと思いますので、もしガチメタルを一曲やりたかったら。。。
今泉:(笑)やりそうじゃない?
関谷:うん、うん。
マーティ:まあ、また恥ずかしげもなくアピールしてるんですけど。。。
今泉:やってもらいたいですね!さて、新作は6年振りではあるんですが、毎年毎年配信曲はあったり、あれだけの大作になるまでのアイデア、映像の構想とかを考えると、彼にとっては6年なんてあっという間だったのでしょうね!いつもいつも制作していたのでしょうね。
関谷:私はキューバの音楽も好きで紹介してきたのですが、「Mojito」は、キューバ音楽を知っている人から見てもなかなかのアレンジだと思います。キューバにソンという音楽があって、「モヒート」はソンなんです。私自身は、ソンでドラムを使うのがあまり好きではないのですが、後半使っているだけなのも好きですし、ソンは、前半がロマンティックなメロディで後半ダンサブルになる構成なのですが、そういうのもちゃんとやってる。それに中国語を上手に乗せているし、大したもんだなと思いました。ヘビメタ本気でやったらどうなのかな?
マーティ: 50年代のチャックベリーみたいなロックンロールもやってるじゃないですか。ちょっとハード系のリフとか、ヘビメタ風は、たまに入ってるんですけど、ガチメタルの曲はまだやってないんですね。
今泉:期待したいところですけど。さて、関谷さんに伺いたいですが、台湾のスターがこれだけ、長い間中華圏、中国本土でも愛されている理由はなんでしょうか?
関谷:もともと中華圏は、昔は歴史が違ったから音楽も中国と台湾と香港で違っていたのですが、Jayがデビューした頃は特にマーケットが一つになりつつある時で。台湾や香港のアーティストが中国でものすごく人気だというのは、普通の現象になっています。ただ、そこでJayが何故こんなに長い間、ずっと一等賞、一番でいられるのかなと考えたんですが…まずは、とにかくロマンティックなメロディを書けるということ。中華圏の人たちは本当に綺麗なメロディが好きで、メロディ以外がちょっとねと言われても、メロディさえ良ければいいというくらいでした。そこでちゃんとやってきたということ。で、さっきマーティさんも仰っていたのですが、クラシックとかヒップホップとかロックとか中華とか、いろんなジャンルを混ぜた音楽を、ここまでちゃんと作った人はそれまでにいなかった。当時、Jayの音楽を音楽業界とかメディアの人が紹介する時は、Jayの曲風(周式曲風)であるとしか言いようがなかった。つまり唯一無二であるということ。そしてもうひとつ、Jayがここまで成功したのは、やはりスターになったからだと思うんです。中華圏というのは、もともと80年代から特に香港のスターたちが、歌をうたって映画にも主演して、香港コロシアム(日本でいう武道館)で何十回もライヴをして、これぞショウといったステージを1回3時間以上やって中華圏を席捲していた。そしてJayはそれを受け継いだと言えます。それまで台湾はどちらかと言うとアーティスティックなイメージが強かった。でも、香港スターがキラキラなのをJayはわかっていて、エンターテインメント、スターにはそういったキラキラが必要であることもわかってそれを踏襲したことで、ずっと一番を走っていける人になったのかなと思います。
今泉:Jayの香港コロシアムのコンサートも見に行きましたが、日本武道館でのステージでも、見せ方をわかっているすごいステージを展開してくれました。オープニングで、高い天井から降りてくるのがありましたよね。Jayに、降りてくるのを見ているだけでドキドキしちゃいますって言ったんです。そうしたら本人は、僕ね、高所恐怖症なんです、だって(笑)もう本当に怖くて、降りるまでドキドキしてるって言ってました。
マーティ:かわいい。
今泉:さて、2006年国際フォーラム、2008年日本武道館での単独公演がありましたが、 今後来日公演が行われる可能性は? コンサートに期待することは?
関谷:それこそファンの方たちがご存知だと思うんですが、Jayって日本大好きですよね。結構来てますよね。前に電車に座っている写真が、どこかのSNSに上がってたりとか。今回のMVでも日本を舞台にした曲「Won‘t Cry(説好不哭)」があるし、このMVはもう一つあって、雪の代々木公園で撮影したもので、確か、たまたま日本にいたら東京にドカ雪が降ったので撮っちゃったと言われているものも出ています。日本に対して特別な思いでいてくれているようだから是非コンサートをして欲しいけれど、どうでしょう? あの豪華なものを日本でどうやって再現できるのか、ちょっと心配になりますけど、でもして欲しいです。
マーティ:日本のライヴで、日本の曲もやりましたよね?「雪の華」を歌ったんじゃないかな?
今泉:「桃太郎さん」もね。
関谷:台湾の人は、結構おじいちゃんやおばあちゃんが「桃太郎さん」を知ってるから、小さい時におばあちゃんが歌ってたのを聞いて知っているんですよね。
今泉:まだ具体的な話は無いですけれども、これはもう皆さんが声を大にして運動するしかないですね。Jayが日本に来たら、マーティはもうさっそくアピールですね!
マーティ:もう、なんとか。。。
今泉:それでは最後にお二人からひと言づつお願いします。
関谷:はい、Jay Chouというアーティストが、デビューした2000年以降ずっと最も成功した中華圏のシンガーソングライター、スターであることは間違いないので、ぜひこの22年間がぎゅっと詰まった、豪華で聴きごたえのあるアルバムを味わって欲しいと思いますし、中華圏のエンターテインメントの伝統の魅力みたいなものもすごく入っているので、それも味わっていただきたいと思います。あとはこれまであまり中華圏の音楽に触れてこなかった人たちにも、これぞ中華ポップスの王道というこのアルバムにぜひ一度触っていただきたいなと思います。
マーティ:そうですね。Jayほど、楽しいことをもらったアーティストは本当に世の中にいないので、僕はもう十枚以上もアルバムを持ってるし、あのライブビデオも持ってるし。僕、普通に忙しいじゃん。そんなにcdとか買ったりしないじゃん。でもJay Chouの音楽って、奇跡の時間をもらったようなものなので、ぜひもっと多くの日本の人にも、彼の音楽の楽しさを味わって欲しいですね。まあ、言葉は日本語じゃないから、Jayの音楽を無意識に無視する人はいると思いますね。でも僕も中国語が全くわからないじゃん。だから言葉を置いておいて、とにかくこの音楽は、鳥肌が出る音楽ですよ。だから歌詞がわからなくても、絶対好きになると思います。もうちょっとJayの音楽が日本で広まったら、絶対に、日本の音楽シーンは影響されると思います。特にミュージシャンはJay Chouのの良さがわかるかもしれないですし、あと、いろんなアイデンティティを盗めるかもしれない。だからJ-Popにとっても、美味しい融合が出きそう。Jayはまだ、充分に日本でその魅力が伝わっていないと思うので、ぜひ日本の人にも、一回でいいから、新曲でもいいから、とりあえず聴いて欲しいっていうのが、今の気持ちですね。
今泉:ありがとうございます。Jayは挑戦する人で、音的なこともそうだけど、俳優としてハリウッドにも進出しましたよね。「グリーンホーネット」「グランド・イリュージョン」に出演して。アーティストとしてアメリカで成功したいっていうことはあるとは思うんですが、彼ほどの人なら、アメリカは別に行かなくていいよって、思ってしまうのですが、結果がどうであれ、頑張って英語でチャレンジして。何が大事かっていうと、世界を駆け巡って、自分のクリエイティブな部分を表現しているっていうのが、魅力なんですよね。韓国で「言えない秘密」がEXOのDOでリメイクされるんですが、Jayの世界観が韓国版になったらどうなるんだろう?と。私は、いろんな意味で世界に彼の才能が広がるのを楽しんでいます。マーティと同じように、自分が中華圏のスターにこれほど夢中になるとは思わなかったし、なんかもう本当に出会えて良かったです。感謝ですね。そんな素敵なアーティストです。
マーティ:最後にもう一つ言いたいんですけど、もし、言葉が壁になるなら、中国語だから興味無いと思っているなら、とりあえず「言えない秘密」を見て、日本語の字幕で見て、それでこの世界に吸い込まれると思います。とりあえず言葉が絶対駄目なら、「言えない秘密」をすごくお勧めします。
関谷:お二人にお聞きしたかったんですけど、今回のアルバムを聴いてJayがヴォーカリストとして、ものすごく努力したんじゃないかなと思って。なんかヴォーカル力がアップ!みたいな印象もあったんですけど、その辺ってどう思いましたか?
マーティ:まあ、僕は彼の歌唱力というか、現代的オートチューンのヴォーカル解釈が結構あるのに驚いています! 洋楽のヒップホップは特に、当たり前のように使うんですけど、彼もそれに挑戦してるんですね。彼もちゃんとした歌手なんですけど、今、現代の音楽にアピールするっていうか、あの味わえるというか、とにかく、その超現代の味も含めて、自分のものにしてしまっている。もうセンスが良すぎると思いますよ。キャリアあるアーティストが、現代のトレンドをやるときは、時には大失敗するんですけど、彼はうまくそのオートチューンを隠し味として使ったことに感動しました。
今泉:Jayは、歌唱力をわーって聴かせるタイプのシンガーではなくて、聴く人によっては、センシティヴな声質のヴォーカリストというイメージを受けたりするかもしれませんが、でも絶対音感の人で、音符の中にしっかりと歌声を託せる凄さがあります。僕歌がうまいんです〜という歌い方が好きな人にとっては、彼のヴォーカリストとしての魅力を理解してもらえないかもしれないけれど、Jayは常に、音と、歌と、すべてをバランスを持って表現する人で、一曲の中にそれぞれの魅力がバランスよくあるという印象を私は受けます。ヴォーカルだけが飛び抜けているのではなく、音にヴォーカルがバランスよく乗り、そこに映像があって、それが一つの作品になっている、そういうアーティストだ、という印象を以前から持っています。
マーティ:いや、それももう完璧な説明ですよ。完璧!
今泉:ありがとうございます(笑)。今日は、関谷さん、マーティ楽しい時間をありがとうございました。
2022-08-14
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ジェイ・チョウ ニュー・アルバム『グレイテスト・ワークス・オブ・アート』本日発売!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/543032
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71004000/71004082/images/202207151846500.jpg" alt="ジャケット写真" width="450" height="450" />
ジェイ・チョウの6年ぶりとなるニュー・アルバム『グレイテスト・ワークス・オブ・アート』が本日公開されました。アルバムのジャケットはフランスの天空の城と言われているモン・サン・ミッシェルで撮影されています。
モン・サン・ミッシェルは、満ち潮になると海上の城となることで有名ですが、その時間を利用してリフレクション撮影をしており、収録曲「倒影」のイメージとなっているとのことです。ジェイは、MV撮影後に、母親にその映像を見せ、2人でMVの中に登場する芸術家やそのバックグラウンドを話し合ったと言います。
ジェイの母親は元美術の先生で、ジェイが子供の頃から、芸術家の話を聞かせ、2人で楽しんでいたようです。自宅には、ゴッホの複製画が飾られていたそうです。
「僕が子供の頃、母は絵を描いて、僕はそのそばでピアノを弾いていました。小さい時から、芸術に囲まれて育ったので、母からの影響が大きかったです。」とジェイ。
「Jayは子供の時から絵を描くことに興味がありました。大人になってから、私をルーブル美術館、オルセー美術館など美術館巡りに連れて行ってくれました。このMVを見て、以前一緒に行ったリヨン駅のル・トラン・ブルーやモネの絵を思い出しました。その時の思い出がMVのアイデアになっているのでしょう」とジェイの母は話しています。
MVにはマジックのシーンがありますが、Jayは小さい時からマジックが好きで、デパートのおもちゃ売り場でマジックボックスを母親が買ってあげて以来、どんどんマジックの腕を磨いていったとのことです(ファンイベントでもよく披露していました)。
台湾の音楽評論家は、「シングル曲は、リズムがとても新鮮。ジェイっぽい曲でありながら、昔の作品と比べると、もっと現代的に仕上げられている。」と評価しています。
また、アルバムの発売に併せて、新たなMVが公開になりました。
15日0時にアップされたJayの新作からの2本目のMV「Still Wandering/スティル・ウェイティング」は、1日経たずに、Youtubeで107万回、Weiboで569万回再生されました。この曲は、ジェイ流のラブソング。ジェイはMVで使われた建物の近くにある広々とした敷地から見るイメージを作詞家で、長年ジェイと共作してきたヴィンセント・ファンに伝え、最初の2行を完成させたということです。今回は、新曲の6曲のうち、5曲をヴィンセントが作詞しています。
ジェイは以前から中国風の曲調の作品を必ず作っていますが、今回は「Cold Hearted/コールド・ハーテッド」がそれにあたります。京劇の「鳳求凰」がテーマ。遠く離れている恋人に手紙を通じて気持ちを伝えるといった内容です。
アルバムのイントロは、映画「言えない秘密」の中で、タイムスリップをする時に使われたピアノ曲。「グレイテスト・ワークス・オブ・アート」の前振りとなるインストです。「グレイテスト・ワークス・オブ・アート」は、M Vを撮影後に歌詞を作り上げるといった異例のやり方で完成させました。「Pink Ocean/ピンク・オーシャン」のイントロに男の子の声が使われていますが、これはジェイの息子ロメオの声です。前作では長女のハサウェイが弾くピアノを使っていましたが、今回は長男の声。
収録曲の新曲6曲は、ジェイが作曲、監督とクレジットされていることから、すでに6曲のMVがあることを匂わせています。
2022-07-15
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Jay Chouが7月15日に6年振りの新作「Greatest Works Of Art」をリリースする事を発表
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/542694
6年ぶりの新作からのシングル「Greatest Works Of Art」のミュージック・ビデオは、7月6日に公開され、最初の10分でYouTubeへのクリック数が1万を超えるという反響を呼びました。
同ミュージックビデオはJay自らが監督・出演しており、1920年代にタイムスリップし、多くの芸術家のもとにファンを誘う、という内容となっています。また、国際的なピアニスト、ランランもビデオ作品中で競演をしているのも見どころです。
Jayは、妄想の中で、音楽を通して絵画、文学などの芸術を紹介、そして突然1920年にタイムスリップし、152年の歴史あるパリのSamaritaine百貨店の中でピアノを弾き、マグリット、ダリ、常玉(台湾の画家)、モネ、徐志摩(中国の詩人)に遭遇。Jayはマジックで芸術家たちとユーモラスに交流し、芸術家たちに新しい創作インスピレーションを与えるのです。
Jayは過去自作自演映画《不能說的秘密/言えない秘密》で、ピアノを弾いてタイムスリップするという内容で話題を呼びましたが、新曲「Greatest Works Of Art」では、また100年前にタイムスリップ。たどり着いたのはパリの伝説のリヨン駅にあるレストラン「ル·トラン·ブルー」、そこから楽しげな芸術の旅がスタートします。
先述したように、ミュージックビデオ作品内には国際的なピアニスト、ランランが特別出演し、Jayとのピアノ競演が見せどころです。ビデオの最後には、今回の旅に出会う芸術家を振り返りますが、ランランだけはどうしても理解できなかったというストーリー。Jayは現実に戻って古跡と現代を融合したSamaritaine百貨店に戻ったら、なんとランランがそこにいるではないか?ランランもタイムトラベラーなのでしょうか?ランランはJayと同じく現代から過去に行ったのでしょうか?それともJayと一緒に1920年から現代に来てしまったのでしょうか?
ランランは以前Jayの〈夢想啟動〉に出演、再び今作で出演を果たしました。「このMVは特別なアイデアがある。全体的にPOPでありながら、クラシックな作品。Jayには5年前から、このアイデアがあった。彼はもっとたくさんの人に芸術を好きになってもらいたい、芸術はどこにも存在すると感じてもらいたい、と言っている。Jayは私にミュージック・ビデオへの出演を依頼してくれて、私の友人である謝迪XIEDIに作詞で参加させた。この最初のミュージック・ビデオはさまざまな方面に及んで意味のあるものだ。」とランランは語っています。
「Greatest Works Of Art」の曲は、優雅にクラシック、ヒップホップ、ラップ、POPをうまく融合させています。今回は素晴らしいバイオリニスト、レイを誘い、バイオリンメロディーに、Jayならではのサウンドを入れて、クラシックとPOPを結び付けています。作詞家黃俊郎、謝迪は、歌詞に沢山のアイデアを盛り込んで、タイムトラベラーが出会った芸術家と、その作品の精神をこの曲に入れ込みました。このビデオは絵画、文学、音楽、画像を融合して、Jayだけの現代芸術として表現したものです。歌詞にもミュージックビデオにもたくさんの驚きが詰まっています。
「この作品にはランラン、レイなどすごいアーティストが参加してくれて、歌詞にはこれら偉大な芸術家を語っている。私にとってはそれだけでもっとも偉大な作品と言える」とJayは語っています。
2022-07-06
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アジアのポップ・スター、ジェイ・チョウ(周杰倫)、新作でファンを驚かせる!
新曲のミュージック・ビデオはNBAのスター、ジェレミー・リンとのコラボ!!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/472073
●周杰倫 Jay Chou【 土耳其冰淇淋 Tu Er Qi Ice Cream 】Official MV
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ジェイ・チョウ
ニュー・アルバム『ベッドタイム・ストーリーズ』
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<a href="https://itunes.apple.com/jp/album/id1119071949?app=itunes&ls=1" target="_blank"><img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/img/bnr_itunes_tate.png" alt="itunes" /></a>
アジアのポップ・スター、ジェイ・チョウは、最近ハリウッド映画の『グランド・イリュージョン2 (Now You See Me 2)』に出演。同作ではハリウッド発世界公開の映画としては初めて全編中国語のテーマ・ソングを作曲し歌っている。実際、ジェイ・チョウは2000年のデビュー以来、国際的なシーンで存在感を発揮し続けているのだ!2003年にはタイム誌のカヴァー・ストーリーの中で「アジアン・ポップの新王者」と呼ばれている。2007年、ジェイ・チョウは自身の音楽を通じて映画に進出するようになり、音楽をテーマとした映画『シークレット』で監督デビューを果たした。同作は大成功を収め、ジェイ・チョウのシンガー、ソングライター、俳優、映画監督としてのオールラウンダーぶりはメディアから大絶賛された。アジア全体で人気を博したことを受け、ジェイ・チョウは2008年にCNNのインタビューを受け、翌年にはCNNが選ぶアジアで最も影響力の高い25人にランクイン。2010年にはレディ・ガガやジェイZと並び、アジア人アーティストとしてただ1人、ファスト・カンパニー誌の選ぶ「ビジネス界で最もクリエイティヴな100人」の1人と見なされた。2011年に『グリーン・ホーネット』でハリウッド・デビューを果たすと、ジェイ・チョウのアーティストとしての才能は世界中のオーディエンスの目にも明らかなものとなった。同年にはNBAのスーパースター、コービー・ブライアントとCMで共演。その後「スパーク」のミュージック・ビデオにコービーを起用し、声で共演した。音楽界とバスケットボール界の2人のスターが、この成功を収めたクロスオーバーにおいて「スパーク」(火花)を散らしたのは間違いない。
ジェイ・チョウの映画界における成功をもってしても、彼が音楽を作り続けることをやめさせることはできなかった。彼は2004年、2006年、2007年、2008年に、ワールド・ミュージック・アワーズの「最も売上の多い中国人アーティスト」賞を受賞し、2016年7月現在ワールド・ツアーを7回、合計219公演を行った。最新アルバム『ベッドタイム・ストーリーズ(周杰倫的床邊故事)』は大成功を博し、発売後36時間でデジタル・セールスの売上100万枚を達成した。同作はその後デジタル・セールスで600万米ドル以上を売り上げている。音楽作品の他にも、この台湾人スターは一挙手一投足が業界のトップニュースとなっている。2015年、ジェイ・チョウは台湾人モデル兼女優のハンナ・クインリヴァン(昆凌)とイギリス・ヨークシャーのセルビー教会堂で結婚し、築300年のハワード城で披露宴を行った。それ以来この城にアジア人観光客グループからの問い合わせが急増したことが、はからずもこの史跡の保存につながった。ふたりは親族のために台湾とオーストラリアでも披露宴を行い、地元メディアからたくさんの注目を集めた。今年ジェイ・チョウはイギリスのウェブサイトYouGovが選ぶ「2016年度・世界で最も称賛を集める人々」の19位にランクインした。様々な賞や表彰を受けている彼の14作目のフル・アルバム『ジェイ・チョウズ・ベッドタイム・ストーリーズ』が世界中でこれほど受け容れられたのも驚くには至らない。
国際舞台での存在感を礎に、ジェイ・チョウはNBAのバスケットボール選手ジェレミー・リンを最新ミュージック・ビデオ『トルコアイス (土耳其冰淇淋, Tu Er Qi Ice Cream)』に起用した。受賞歴を持つ世界的なマルチ・アーティストのジェイ・チョウと、バスケットボールにおけるその勤勉さが当然世界中に知られているプロ選手であるリンとの出会いは、それぞれの業界で最もひたむきな人物である2人がついにタッグを組み、世界をあっと言わせることを意味するのだ!ミュージック・ビデオにはバスケットボールとピアノのプレイオフがあることは間違いない。ひょっとしたらポイント・ガード本人のダンスも少々披露されるかも知れない。間違いなくファン垂涎の内容である。
ジェイ・チョウは「トルコアイス」の作詞作曲を担当。耳が確実にくぎ付けになるであろうこの曲の中で、彼はこのように豪語している。「中華風のビデオには赤提灯があるものだって?/中華風の楽曲はペンタトニック・スケールを使うものだって?/その指揮棒を俺によこせ 自分で振るから/音楽のスタイルなんて忘れちまえ」。この極ではロック、ファンク、ジャズ・ピアノ、ハウス・ミュージックのコンビネーションに心の準備をしておこう。そして革新的なチョウが、間奏にモーツァルトの「トルコ行進曲」を織り込むことにより、クラシック音楽とモダン・ポップを巧みに融合させていることにも。
「トルコアイス」は遊び心あふれるエネルギッシュなダンス・トラック。ミュージック・ビデオにはそれが確実に表れている。ジェイ・チョウがストリートでリンと出会い、リンがジェイ・チョウにバトルを挑むところから始まる。次のシーンでは2人がバスケットボールのシューティング・マシンの前におり、ジェイ・チョウがそのシューティングのスキルでリンを驚かせる。しかし、2人がバスケットボール・コートに着くと形勢は一変。2人はバスケットボールとピアノで互いにバトルを展開し、負けたほうがアイスクリームを食べられるのだ。リンがピアノに向かう姿を見られるのは珍しく、ジェイ・チョウは彼にテクニックを熱心に伝授していた。リンは勿論、お返しにシュートの打ち方をアドバイスしていた。
ジェイ・チョウのキャッチーなダンス・トラックを聴いたリンは、セット上で歌い出したり踊り出したりせずにはいられなかった。リンはまたミュージック・ビデオ中でピアノのスキルを披露している。「子供の頃ピアノの弾き方を習ったけど、真面目にやってはいなかった。母親には毎日1時間ピアノを練習させられていたけどね」。チョウもまた、母親が非常に厳しく、彼が十分練習していることを確認していたと振り返る。「毎日2時間ピアノを練習しないといけなかった。それで、バスケットボールじゃなくてピアノを弾いていた方がましだって思ったんだ!」
旧友のように意気投合したように見受けられる2人の青年は、このミュージック・ビデオ上のコラボで素晴らしい時間を過ごした。「今回が僕にとって初めてのミュージック・ビデオ撮影だったんだ。とても楽しかったよ。ジェイが魔法をかける姿を目の当たりにできたし、彼から多くのことを学んだ。素晴らしい時間を過ごしたよ!」考えてみると、リンは面白いビデオを作ることに精通している。ジェイ・チョウとリンは撮影についての話し合いの中で、ビデオに加えることのできそうな興味深いアイデアをたくさん思いついた。ジェイ・チョウがリンに「君はいつか監督になるかも知れないよ。やってみないと分からない。君のビデオはとてもクリエイティヴだし」と言えば、リンは「“いけない”アイデアを思いつくのは大抵僕の方なんだ!」と答えたという。ジェイ・チョウは、リンが子供の心を持っていると認めている。「面白いやつだよ!彼のファンはこのミュージック・ビデオを通じて、彼の子供らしい面を見ることができる。世界的な音楽のセンセーション的存在と、NBAプレイヤーがアイスクリームを巡ってバトルを展開するというのは日常的な出来事ではない。したがって、チョウとリンの機転の利いたユーモラスなビデオ「トルコアイス」をぜひお見逃しなく!
2007年以来ジェイ・チョウの長年のパートナーを務める音楽レーベル、ソニー・ミュージックエンタテインメントは、ジェイ・チョウとその音楽を国際的舞台における新たな境地へと引き上げることに喜びを感じている。『ベッドタイム・ストーリーズ』が既に世界的評価を博している今、音楽界とスポーツ界の2人の卓越したスーパースターによるコラボレーションは、ジェイ・チョウの音楽をいっそう世界のオーディエンスへと紹介することになるだろう。
2016-08-26
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ハードロックテイストの11枚目のオリジナル・ニューアルバム!!!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/384915
ジェイ・チョウ / 周杰倫 「感嘆号(かんたんふ)(驚嘆號)」
2011.12.28 in stores(予定)
CD:SICP3345 ¥2,800-(税込)
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アルバムをリリースする度にファンを驚かせているジェイ・チョウが11枚目となるオリジナル・アルバム「感嘆符」をリリースする。タイトルトラック「感嘆号」はヴィンセント・ファン(方文山)とジェイがタッグを組んで制作した曲で、ジェイ式ハードロックテイストが押寄せてくる!特にこの曲のミュージックビデオはジェイの作品初となるCGアニメーションになっており、ビデオ監督でもあるジェイの自由奔放なイマジネーションが発揮され、スピード感と緊迫感が溢れ出る近未来映画のような作品となっている。
「感嘆号」の歌詞中に出てくる「ワッカオ」という言葉は、北京語で「マジ」という意味のスラング。ヴィンセント・ファン(方文山)はこの言葉に「我靠」という当て字を使用し、「自分の気力に、闘志に、そして自分自身に頼れ」という意味を持つ新しい言葉へと生まれ変わらせ、歌詞を熱血感と激励に溢れたものにした。危機や逆境に面した時に必要なのは気力、闘志、そして自分自身であり、それらがあって初めて自分の活路を見いだせ、敵に“驚き(感嘆号)”を与えられるということを伝えたいのだ!この曲はまるで映画のサントラの壮大な勢いのごとく、サイレンとヘビーメタルサウンドで幕を開け、強烈なリズムで聴く者を熱くし、コーラスでは「靠(カオ)」という言葉を繰り返す。そのビートは小刻みで速く、まるで目の前に迫ってくる敵に力強い一撃を食らわせるかのような迫力とドラマティックさですべての感情を一気に爆発させるのだ!ジェイは「ぜひこの歌詞を吟味して欲しい。聴く人によって様々な解釈ができることがこの曲のおもしろい所なんだ。」と語る。
先日この「ワッカオ」という響きを曲に使用したことで論争が広がった。歌詞はこの流行りの口癖をもじった言葉遊びになっているんだ。ミュージックビデオを見てもらえればそれがみんなにもわかるよ」。
CGアニメーションを使ったミュージックビデオの中でジェイはヒーローと化し、未来都市をスポーツカーでぶっ飛ばして悪魔をやっつける。敵に追いかけられるジェイが運転する車はJVRやMr.J、PHANTACi、方文山冷やし中華店を通り過ぎる。このように自分の会社や親友が経営するお店を登場させ(方文山冷やし中華店はジェイのジョークだが)、最後には悪魔の本拠地へとまっしぐらに攻め入るのだ…。一連の追撃はスピード感と強烈な緊迫感を出している。ミュージックビデオにCGアニメーションを用いるのはジェイにとって初めての試みである。一年以上前からすでにジェイはストーリーの構想とCGアニメーションスタッフへの依頼を始めていた。さらにアクションシーンでは実際に武術の先生の動きを撮影した後にコンピュータグラフィックス処理を行ない、きめ細やかな動作を再現し、ミュージックビデオをさらに見応えのあるものとした。
彼にとってこの作品は11枚目のアルバムで、また各フィールドでいつも世間を驚かせるジェイの様々な「No.1」が詰まっている。10年の時を経て次のステージに進化をしているジェイはすでに準備を整えておりファンに一連の「感嘆符(驚き)」を与えるだろう。
2011-11-01
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『グリーン・ホーネット』DVDに“ジェイ・チョウBOX”登場!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/371860
俳優として、ハリウッドメジャーデビューを果たしたジェイの最新アクション・ムービー『グリーン・ホーネット』。
このブルーレイ&DVDが、いよいよ6月8日に発売となります。
注目は、DVDにTシャツ、ブックレット、ポストカードが付いた“ジェイ・チョウBOX”!急いで手に入れて!!
2011-05-25
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ジェイ・チョウの最新インタビューが月刊EXILEに掲載!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/363776
2月27日発売号の月刊EXILEのMATSUさんの対談ページにジェイ・チョウのインタビューが掲載されます。
ファッション、最新アルバム「The Era/超時代」、最新映画「グリーン・ホーネット」とMATSUさんとジェイの面白いトークが満載。
どうぞお見逃しなく!
2011-02-18
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ジェイ・チョウの曲をソロ・ピアノで!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/361226
ジェイ・チョウの数々のヒット曲を収めた楽譜が発売されます。
スコア以外にも、5年に渡って彼を取材し続ける映画評論家が秘蔵インタビューとともに綴る「青年ジェイ・チョウの素顔を垣間見た瞬間」、中国文学の専門家による「中国文学として読むジェイ・チョウ作品の味わい」、アルバム10作を音楽的技巧の面から徹底分析した「ジェイ・チョウ音楽徹底解明」と充実した読み物も収載。
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/Jay/picture/361226/jaychoubestselectioncover.jpg">
タイトル:「ピアノ・ソロ 周杰倫/ジェイ・チョウ ベスト・セレクション」
発売日:2011年1月18日発売
定価:2,250円
発売元:シンコーミュージック・エンタテイメント
2011-01-18
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NHK教育「テレビで中国語」でタイトルソングを歌うジェイ・チョウのPVを紹介!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Jay/info/274166
中国のヒット曲から懐かしの名曲などを紹介する"Chaiうた"のコーナーで
ジェイ・チョウの「魔術先生」のPVが紹介されます。どうぞお見逃しなく!
■NHK教育「テレビで中国語」
本放送 4月14日(火)午前0:00~0:25
再放送 4月15日(水)午前6:00~6:25
再放送 4月19日(日)午前0:50~1:15
2009-03-25