プロフィール
77年NY出身。フィオナ・アップルがデビューした1996年、彼女の前に道はなく、既存のジャンルに分類することが不可能だとも言われたが、「マーケットがない」と危惧されたウィーク・ポイントをわずか僅か1年で逆にアドバンテージに変え、「比類無き唯一の存在」として彼女は自身のアイデンティティーを確立。
弱冠17歳でつくったというデビュー・アルバム『タイダル』は350万枚を売り上げ、シングル「クリミナル」は(当時の)“米MTV史上最もオンエアされた楽曲”となり、グラミー賞「Best Female Rock Vocal Performance」やMTV Video Music Awards「Best New Artist」を受賞。『SPIN』『Harpars' Bazzar』を始めあらゆる雑誌の表紙を飾るなど、彼女の強烈な個性が時代の顔となりひとつのスタンダードとなった。
こうして戦列なデビューとともに瞬く間にトップ・アーティストへと登りつめたフィオナは、これを機に華やかな表舞台から身を遠ざけるようになったが、1999年、当時のギネス記録にも認定された傑作セカンド・アルバム『真実(原題:When The Pawn...)』を発表し、ほとんどプロモーション活動を行わずして2作連続でプラチナ・セールスを記録。また、日本においても、音楽誌やカルチャー誌がこぞってフィオナを表紙に掲げ、アルバムもゴールドを達成。初の来日公演も大成功を収めるなど、強力なファンベースが築くに至った。
2005年、前作から6年振りとなったサード・アルバム『エクストラ・オーディナリー・マシーン』を発表。リーク問題でも揺れ、長いブランクが空いたにも関わらずそれまでで最高の全米チャート初登場7位、再びグラミー賞「Best Pop Vocal」にもノミネートされるなど、衰えぬ強い人気を実証した。
そして2012年、これまでで最長の7年という時を経てリリースされる、デビューから16年で僅か4作目という今作『アイドラー・ホイール...』。
“フィオナに代わるアーティスト/フィオナを超える声/フィオナのような音楽/フィオナを分類できるジャンルは存在しない、今世紀もっとも美しく生々しい比類なき唯一無二の個性”。 90年代から2000年代を生き抜き、これほどまでに長いブランクを空けつつもファンが愛し続け、次の動き、次の声を待ち続けてきたアーティストはいない。
今、再びフィオナ・アップルが歌いだす。
ページトップへ