☆ザ・デイの「D」=ディヴァイン(Divine):グラミー賞ノミネート
ニューヨークはサウス・ブロンクス出身のいわゆる「ニューヨリカン」MCである「ザ・デイのD」ことディヴァインは、アンダーグラウンドでは知られた存在であったが、アフロ・キューバン・ヒップホップ・バンド=ジェルバ・ブエナのグラミー賞にもノミネートされたヒット・ソング「グワヒーラ(I Love U 2 Much)」の楽曲を手がけたことから、一気にその名をラテン・ミュージック界で知られることとなった。そのディヴァインが1998年に家庭の事情によりプエルトリコに移り住んだことをきっかけに、「ザ・デイのY」イェヨとの出会うのだった。
☆ザ・デイの3人、運命の出会い
その後共通の友人を通じて対面を果たしたディヴァインとイェヨは、出会ったその日に意気投合し、”El Que Se Pica” をレコーディング。この曲はすぐに地元のラジオ局でオンエアーされ、ヒット曲となった。その後2005年春には「ザ・デイのE」ことエランがグループに加入し、ザ・デイが誕生することになった。3人の出会いはダディー・ヤンキーのマネージャーであるアンソニー・ラミレスによるものではあるが、実はディヴァインとエランは、それより以前、ディヴァインがジェルバ・ブエナのとツアーを回っていたときに出会っており、その時から「いつかぜひ共演しよう」と言っていたため、ディヴァイン、エラン、イェヨの出会いとグループ結成は、「運命であり、必然でもあったと思える」と本人達は語っている。