プロフィール
1972年にレニー・ケイ、リチャード・ソールとともにパティ・スミス・グループを結成。CBGB等のライヴ・ハウスを拠点に活動を開始する。1975年、元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルのプロデュースのもと、『ホーセズ』でデビュー。文学的な歌詞をエキセントリックに歌うパティの存在はまさに時代の象徴となった。1979年の『ヴェイブ』で1度引退するも、1988年、9年ぶりのアルバム『ドリーム・オブ・ライフ』でシーンに復帰。さらに8年間のブランクをものともせず、1996年『ゴ―ン・アゲイン』、1997年『ピース・アンド・ノイズ』とその存在感を見せつける。

2000年の「ガン・ホー」でも鋭利で現在進行形のロックンロールを聴かせ、パティ・スミスが現在も“現役”アーティストであり、時代とともに歩むアーティスト、パフォーマーであることを印象づける。その新作とともに2001年にFUJI ROCK FESTIVALに出演。そのシンプルかつスピリチュアルな存在感、そしてなによりも圧倒的なパフォーマーとしての実力をみせつけ、2001年FUJIのベスト・パフォーマンスとの呼び声も高い衝撃のライヴを繰り広げた。ここで演奏された「ロックンロール・ニガー」はまさに「伝説の名演」とも賞される素晴らしいものだった。

2001年はその圧倒的なFUJIでのパフォーマンスを含め、積極的なワールド・ツアーの実施により、世界中で改めてパティの存在がクローズ・アップされてきた。各世界中のプレスでも過去のキャリア、そして現在のパティ・スミスを改めて再評価、再定義する記事が続出。FUJI出演後に改めてパティ・スミスの評価が再認識されるとともに、そのキャリア全体を振り返る今作のような作品を求める声が高まっていった。

そして今回この「LAND」はパティ・スミスの全キャリアと「現在」のパティ・スミスを知る上で、これ以上ない作品となった。デビュー以来の代表的なトラックはほぼ網羅するとともに、新録音となるプリンスの名曲「ホエン・ダヴズ・クライ」のカヴァー、レア・トラックス、近年のベスト・ライヴ・トラックもあわせて収録。パティ・スミス決定版ともいえる作品として発売された。

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