リミキサー紹介

2006年6月リリースしたNIRGILIS自身3枚目となるアルバム「BOY」のリミックスアルバムです。自らマッシュアップを提唱し、その多岐にわたる音楽センスとジャンルを軽々と乗り越えてしまうアーティストスタイルで人気を博しているNIRGILIS。リミキサー陣には海外から、お洒落ドラムンベースユニット「London Elektricity」、UKが誇るマッシュアップ界の重鎮「Go Home Productions」、スウェディッシュポップブームの立役者「Cloudberry Jam」、ドイツのエレクトロシューゲイザーユニット「GUITAR」、元Boads Of Canadaのメンバーによるメランコリックアンビエントユニット「Christ.」、USからエレクトロニカmeetsヒップホップ一人ユニット「Prefuse73」。国内からはDJ TASAKAとKAGAMIによるDJユニット「DISCO TWINS」、盟友でもある音楽雑食4人組バンド「トルネード竜巻」、エレクトロでハウスでNEW WAVEな感触をロッキンにダブするWRENCHのVoのソロユニット「DJ AYASHIGE」、様々な音楽フォーマットをスクラッチにより解体、再構築するターンテーブリスト「L?K?O」、ポップスとクラブミュージックの架け橋的存在ということでの盟友「RAM RIDER」などなど、国籍、ジャンルやスタイルを飛び越えた面々となっている。クラブジャンキーからホームリスナーまでも巻き込める、NIRGILISの非常に幅の広い音楽性と交流を見事に表した1枚となっています。

M1

 

虹 (London Elektricity Remix)

Remixed by London Elektricity

 

Official HP:http://www.hospitalrecords.com/


ロンドン・エレクトリシティことトニー・コールマンは、音楽一家に生まれ、7才からピアノ、作曲を開始した。大学でスタジオのテクニックを学んだ後、1986年にアシッド・ジャズの先鋭的プロジェクトとなるイジットでの活動をスタート、3枚のアルバムを発表している。1996年にパートナーのクリス・ゴスと共にドラムンベース・レーベルのホスピタル・レコーズ、ハウス・レーベルのギャラクティック・ディスコを発足し、ロンドン・エレクトリシティを始めとする数々のプロジェクト・ネームでリリースを開始する。

ホスピタル・レコーズの中核となるロンドン・エレクトリシティは、生楽器を導入したドラムンベースを先駆け、シングル「リワインド」大ヒット、そして1998年のファースト・アルバム『プル・ザ・プラグ』はジャズ/ファンクのエッセンスが際立つ豊かな音楽性で多くの音楽ファンを引き付ける。2003年にはセカンド・アルバム『ビリオン・ダラー・グレイヴィー』を発表。熟成されたサウンドにディープなソウルが息づく大傑作となり、同アルバムの楽曲をフル・バンドで再現する初のライヴを成功させる。

2005年10月にリリースされたサード・アルバム『パワー・バラッズ』は、2005年BBCのジャズ・アワードを2部門受賞したディーヴァ、リアン・キャロル のヴォーカルを始め、ライヴ感を最大限に発揮した大作となり、多方面から絶賛を浴びている。2006年にはそのツアーの模様とバックステージを追い続けたドキュメンタリー作品からなるDVD『ライブ・アット・ザ・スカラ』も発表された。


M2

 

crash (Another crash MIX)
remixed by AYASHIGE

Remixed by AYASHIGE

Mixed at AYASHIGE Studio

Assistant Operation 河合進

 

Official HP:http://www.ayashige.com/

crash


'92年から活動を続けているロックバンドWRENCH/Voice SHIGE. WRENCHでは過去8枚のフルアルバムをリリースしているがソロ名義である AYASHIGEとしては '97年にKEN ISHIIのセカンドアルバム「METAL BLUE AMERICA」のタイトル曲をVOとして参加。同年にファーストミニアルバム「AYASHIGE」 '00年CHILLOUTアルバム「CAFE HIMARAYA」をリリース。'04年には海外リリースのE.P「HI-ENERGY」がイタリア:ローマ「RADIO ONDA ROSSA」のクラブチャートで1位を獲得し海外での評価も得る。オリジナル作品以外でもREMIXなど数多く手掛けるようになり、代表作としてはCoolio/Prey Victory Groove remix、LOUDNESS/CrazyNight remix、またDJ TASAKA、BRYAN.B.L、AYASHIGEからなるユニット[AGERO]ではORANGE RANGE「花TWIST DA WEDDING remix」など。エレクトロでハウスでNEW WAVEな感触をロッキンにダブするというオリジナリティ溢れるコンセプトで精力的に活動中。

M3

 

Thank you for the special day!! (Dubwise remix for the special pay!!)by L?K?O
feat. 井上青 (Dry & Heavy)

remixed by L?K?O

additional vocal by 井上青 (of Dry & Heavy)

recorded at MHz studio

Thank you for the special day!!


1974年、東京生まれ。90年初頭よりDJ活動を始め、既成概念に全くとらわれない斬新なスタイルで現在までコンスタントに数多くの現場を騒然とさせている。その音楽性溢れる構成力と創造性、またターンテーブリストとしての技術は多くのアーティスト、ミュージシャンからの信頼も厚く、セッションワークから作曲、編曲等、幅広い活動を続けている。

M4

 

sakura (RAM RIDER REMIX)

remixed by RAM RIDER

RAM RIDER appears by the courtesy of rhythm zone/AVEX ENTERTAINMENT,INC.

 

Official HP:http://www.ramrider.com/

sakura


ダンス、ロック、ポップスの三位一体、「音」と「映像」をテーマに2003年に本格活動開始。現在はヴォーカルであり、作詞作曲、プログラミングすべてを司るRAM RIDERに、VJ、ギターを加えた編成で活動。「PORTABLE DISCO」をサウンド・コンセプトに掲げ、2004年にインディー・リリースしたシングル『MUSIC』がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。2005年に入り『SWEETDANCE』をリリースした後、同年6月に『ユメデアエルヨ』でメ

ジャー・デビュー。その後、『ベッドルームディスコ』、『HELLO』をリリースし、11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1stアルバム『PORTABLEDISCO』をリリースし、ダンス・ミュー ジックの枠を大きく超えるスマッシュ・ヒットを記録。数々のメディアから“日本版ダフトパンク/アンダーワールド”“ポップスとクラブミュージックの架け橋的存在”等と称される。2006年に入り、3月にコンセプトアルバム『PORTABLE DISCO 8bit edition』をリリース。前年がNintendoの100周年という事もあり、巷で話題になっていた“ファミコン”に代表される8bitピコピコサウンドによって生まれ変わった同作も話題に。そして7月に『旅へでよう/ANYCOLORS』をリリースし、12月リリースのavexとSTUDIO4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画『Amazing Nuts!』にも参加をしている。

ライブそしてDJとして、ROCK IN JAPAN FES.05・06、SUMMERSONIC 2005、RUSHBALL 06、COUNTDOWNJAPANには3年連続出演する等大型フェスティバルにも出演し、パフォーマンスを中心に音と映像のPORTABLE DISCOを展開中。


M5

 

hard working (cloudberry jam remix)

Arranged, produced, recorded, mixed and mastered by Jorgen Warnstrom at Soulmine Recordings, Linkoping.

drums and congas: jonathan svensson

electric and acoustic pianos, hammond organ: henrik sundqvist

electric and acoustic gtrs, bass guitar: jorgen warnstrom

additional vocals: jennie medin

 

Official HP:http://www.cloudberryjam.jp/

hard working


1996年にクワトロレーベルから発売したアルバム「PROVIDING THE ATMOSPHERE(雰囲気作り)」が10万枚のセールスを記録。カーディガンズやメイヤと共にスウェーディッシュ・ポップ・ブームを築いた。しかし1998年、「メンバーは悩みぬいた末、解散を決意しました。」音楽ビジネスに疑問を持ちつつCloudberry Jam名義で公式サイトからファンに向けて配信されたこのメールを最後に解散。その後ヴォーカリストのジェニー・メイディンはソロアルバムをリリース。

解散から5年後の2004年、ジェニー、ヨンゲン、ヘンリックというCBJ黄金期のメンバーで再結成し、Handcuts Recordsよりボサやソウル、ジャズといったクロスオーヴァーな要素を彼らなりに巧みにミックスサウンドで聴かせつつも、根底にあるメロディーラインはJ-POPのルーツともいえる。

最近では上戸彩の楽曲ミックスなどもこなし、プロデュース、アレンジワークでも多彩な活動を見せている。


M6

 

東京破片(DISCO TWINS REMIX)

Remixd by DISCO TWINS (DJ TASAKA+KAGAMI)

Production Assisted By Kensuke Ushio

 

Official HP:

http://www.djtasaka.com/

http://www.kagami-computer.com/

http://www.discotwins.net/

東京破片


DJ TASAKAとKAGAMIによるDJユニット。90年代後半からテクノDJとして個々に活動していた二人が2000年に行われた電気グルーヴのツアーにサポートメンバーとして参加したことをきっかけに“DISCO TWINS”を結成。東京のクラブを中心に活動を開始する。テクノ、ハウスをベースに、ロック、ヒップホップからJ-POPなど、ジャンルレスなセレクトで4台のターンテーブルと2台のディスコミキサーを巧みに操る独自のプレイスタイルが話題になり、2003年に初のMIX CD『DISCO TWINS MEGA MIX』(キューンレコード)をリリース。同年に初の全国ツアーを敢行。2004年からは新木場agehaにてユニット名を冠したレギュラーパーティを行っている。2005年にDJ TASAKAは自身のオリジナルトラックのみをクラブでライヴレコーディングしたアルバム『GO DJ』を、KAGAMIは元スーパーカーのナカコー、シーナ&ロケッツのシーナなどをフィーチャーしたアルバム『Spark Arts』をリリース。そして2006年8月23日には、吉川晃司、ギターウルフのセイジ、ライムスターの宇多丸、ポラリスのオオヤユウスケなどをフィーチャーした“DISCO TWINS”初のオリジナルアルバム『TWINS DISCO』(キューンレコード)をリリースした。

M7

 

24サーチライト
(Go Home Productions Remix)

Remixed by Go Home Productions

 

Official HP:http://www.gohomeproductions.co.uk/

24サーチライト


UKのワットフォードを拠点に、過去3年以上に渡りマッシュアップやリミックスのブートレグの制作を続ける悪名高きマッシュ・アップ・アーティスト、ゴー・ホーム・プロダクションズこと、マーク・ヴィドラー。今やデヴィッド・ボウイやセックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズらをはじめとするメジャー・アーティスト達から愛される存在で、リミックスの以来が殺到。2007年2月には『マッシュド』でワールド・ワイドなCDアルバム・デビューを飾る。

2002年、X-FM(UK)で、その年もっともプレイされたトラックとして最優秀を受賞した事を皮切りに、彼の作品や、ロングセットが ヨーロッパ、アメリカ、カナダらでヘヴィー・プレイされ多くの賞を受賞。また、アディクティヴTVが映像を手掛けた、ドアーズとブロンディのマッシュアップ作「ラプチャー・ライダーズ」はヨーロッパ中でヘヴィー・ローテーションとなり一気にゴー・ホーム・プロダクションズの名前を知られる事となった。

最近のリミックスワークとしては、デヴィッド・ボウイ、ギャング・オブ・フォーなどが挙げられる。


M8

 

Today (Bluegazer Edit by Guitar)

Remixed by Guitar

 

Official HP:http://www.sunkiss.de/

Today


ギターはドイツ、ケルンを拠点に活動するデジタル・ジョッキーのプロジェクト。哲学の修士号を持ち、現在ドイツを代表する思想家、フリードリヒ・キットラーと共にメディア・サイエンスを研究する傍ら、ドイツ・ジャズのシーンでダブル・ベース、ギター、サックス、トランペットのプレイヤーとして活動していたというユニークな経歴をもつ。ドイツMTVで放映されたドイツ版の『ルパン3世』の音楽を手掛けるなど、幅広い活動でその名を知られている。一方ソロ名義でのアルバムもダブからエレクトロまで多彩なテイストを取り込んだクオリティの高い作品を発表してきた。

ドナ・レジーナも参加したデビューアルバム『サンキスト』は、2002年にベルリンのモー・ミュージックからリリースされ、数々のシューゲイザー・サウンズを輩出した伝説のクリエイション・レコードを主宰したアラン・マッギーにも認められた。そして2004年、ギター名義でリリースされた2番目のアルバムとなる『ハニースカイ』は、日本人ボーカリスト、アヤコ・アカシバとの共作により、1990年代の良質なシュー・ゲイザーを想起させるサウンド、卓越したポップ・センスが光る作品として話題を集め、同年10月に東京で行われた<sonarsound tokyo 2004>において初の来日公演を行った。

2006年2月には初の日本語曲も収録し、ネオ・シューゲイザーのサウンドの更なる深みへと到達した『ソルティーキッシズ』と、琴などの音色も取り入れた“アナザー・サイド・オブ・GUITAR”ともいえる趣の『トーキョー』の2枚のアルバムを同時リリースしている。


M9

 

Bed (Hyperact Mix) remixed by Christ.

Remixed by Christ.

 

Official HP:http://www.benbecula.com/

Bed


英エジンバラを拠点に活動を行っているクライストは10代よりミュージシャンとして活動を行ってきた。地元でのバンドやグループでの活動を経て、彼は自身のサウンド作りを着実に歩んできたといえる。そのオーガニックな感覚に富んだサウンドは日本でも人気を博し、2002年の夏に行われた屋外フェスティヴァル<メタモルフォーゼ>ではそのエンディングを飾った。

1996年のソロ・デビューからマイペースなリリースを行ってきた彼は、初来日と同じ2002年に名作EP『パラネスク EP』を発表。翌2003年にはアルバム『メタモルフォリック・リプロダクション・ミラクル』でその人気を確実なものとした。

2005年にはアンダーグランド・ヒップホップの奇才、エイリアスのリミックス(クライスト自身、アイリアスのリミックスも手掛けている)を含むEP『シーイング・アンド・ドゥーイング』を発表、そして2007年2月に4年振りのアルバム『ブルー・シフト・エミッションズ』を発表した。


M10

 

Re; コモンガール (Naughty Girl Mix)

Remixed by 曽我淳一(from トルネード竜巻)

Recorded & Mixed at Sound Crew Studio

Recorded & Mixed by 曽我淳一

Assistant Engineer : 吉貝和也(Sound Crew Studio)

 

Official HP:http://www.tornadotatsumaki.com/

Re; コモンガール


<トルネード竜巻:プロフィール>

大学の音楽サークルのメンバーで1998年6月結成。曽我(Key)、フタキ(Gtr)を中心にインストゥルメンタル・バンドとして活動を開始。その後、ドラムに柿澤、ヴォーカルに名嘉を迎え現メンバーとなる。

2003年にインディーズ(colla disc)でリリースした2枚のミニアルバムは、いずれも外資系レコード店週間TOP10チャートにランクイン。2004年2月18日『ブレイド』でビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。

新たなポップスを目指す新時代アーティストとして注目を集め、アルバム2枚、ミニ

アルバム1枚、シングル4枚をリリース。

また、2005年4月より「楽しい音楽をもっと聴かせたい!」という想いから自主イベント「One night robot Kicks the rock」をスタート。「未来に価値のある音楽を繋いでいけるイベント」というテーマのもと現在進行中!

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<曽我淳一:プロフィール>

曽我淳一:1976年5月23日神奈川県出身:Compose, Arrange, Programming, Keyboard

1998年6月、大学在学時代の音楽サークルメンバーで「トルネード竜巻」結成。2003年にインディーズ(colla disc)でリリースした2枚のミニアルバムが、いずれも外資系レコード店週間TOP10チャートにランクインし、2004年2月18日『ブレイド』でビ

クターエンタテインメントよりメジャーデビュー。新たなポップスを目指す新時代アーティストとして注目を集め、アルバム2枚、ミニアルバム1枚、シングル4枚をリリース。曽我は全タイトルのプロデューサーとしてその才能を発揮。

以来、様々なアーティスト、企画プロジェクトのレコーディング、プロデュース、ライブサポート等での活動も精力的に行っている。


M11

 

ペパーミントミュージック
(Remixed by Prefuse73)

Remixed by Prefuse73

 

Official HP:http://www.prefuse73.com/

ペパーミントミュージック


プレフューズ73は、米国アトランタ出身、スコット・ヘレンによるプロジェクト。サヴァス・アンド・サヴァラスやピアノ・オーヴァーローデッドなど、多彩な音楽性と独創的なサウンド・プロダクションで知られる。2001年に『ヴォーカル・スタディズ+アップロック・ナレーティブス』でアルバム・デビュー。2003年には、トミー・ゲレロもゲスト参加したセカンド・アルバム『ワン・ワード・エクスティングイッシャー』を、2005年にはウータン・クランのゴーストフェイスやGZAらをフィーチャーした『サラウンデッド・バイ・サイレンス』を発表。2006年には『セキュリティ・スクリーニングス』をリリースと、コンスタントに作品を発表している。

日本のアーティストにも彼の才能は高く評価されており、テイトウワ、スケッチ・ショウといったアーティストのリミックス、さらにはアフラのアルバム『デジタル・ブレス』ではプロデュースを担当している。