2008.03.10[13:27] 黄色い少女・黄色いおっさん
読書にくびったけなのは結構だけど、こう立て続けにあれこれ読み散らかしてるとどれがどの話だったか訳がわからなくなるなあ。いかんぞ。だもんで、一冊読み終えたら2、3日間を空けて読後の余韻を楽しんでから次の本に行こうかしら。
なんて事を思いながらも、すっかり活字中毒の僕は、有吉佐和子著「悪女について」をはあはあ言いながら読み終えたその足で、書店に駆け込んでいました。
文庫のコーナーに小さな女の子がしゃがみこんでいます。
「ヘイ、ガール。ここは僕達大人が楽しむ本が並んでいるんだぜ。漫画のコーナーならあっちさ」
僕は少女に念を送ります。しかし、なかなか少女はその場から離れません。やがて何か手に取ってレジスターの方へ向かおうとするので、マジです?と少女の手にある物体を凝視すると、なんとそこには遠藤周作先生の「白い人・黄色い人」があるではありませんか!どう大きく見積もっても小学校二年生くらいの子が「白い人・黄色い人」だなんてそんな無茶な!僕が初めてその本を読んだ時はもういい大人だったし、薄らぼんやりな記憶ではかなりハードな内容だった気がするのです。

家に帰って読み直してみたら、やっぱりハードですよこれ。子供にとっては有害図書と言っても良い。僕のCDなんてこれに比べたら屁みたいなもんです。
クリスチャンの家庭、もしくはそういう幼稚園に通ってる子でしょうかねえ。ご両親へのプレゼント?うーむ。まあ、なんにせよ賢い子ですわ。

2008.03.03[13:30] 瀬戸は日暮れて
2/29高松での増刊ミドリカワを振り返ります。

会場となったSPEAK LOWは非常にアットホームなカフェーで、本番前から「カレーを食え、カレーでも食え」と、そりゃあもうみなさん御親切。「今お腹いっぱいなんで後でいただきますわ」
自由気ままな四国、中国のみなさんは、僕の存在など眼中に無いといった様子で、演奏中、MC中おかまいなくお隣同士楽しそうにお喋りに興じていました。ひょっとすると、ふらりと店にやって来たらミドリカワとかいう奴が変な歌をうたってる。うるせーな、つまみ出せよ誰か、と思ってらっしゃる方々ばかりだったという事でしょうか。いや、貸切りにしてるはずだからそれは無い。あの朗らかな空気は阿波踊りの精神によるものかもしれません。結構結構。

終演後、約束通りカレーとおビールを頂いて、ホテルへ。まだ寝るには早い時間でしたが、一刻も早く夜のクラブ活動へ出かけたくてうずうずしている我がマネイジャーとDUKE寺坂氏を解放してあげました。というのも、ホテルに温泉があって、夜1時に閉まる様子だったのです。そりゃ入っとかなきゃいけませんよ。浴衣に着替え絶叫しながら浴場へ向かいました。
「一番スゲエのは、温泉なんだよ!!」
寝しなにテレビを見ていたら、芸能人たちに混じって、茂木淳一が出てきてひっくり返りました。

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