シングル「愛し君へ」の最後に収録された「ガラス越しに消えた夏〜25th AnniversaryVer.」と聴き比べてほしいナンバー。シングルからアルバムへの繋がりを表す、仕組みがほどこされている。実は、「ガラス越しに消えた夏〜25th AnniversaryVer.」の後半はインストとして成り立つように編曲されており、アルバムのイントロダクションとして使うことを想定して作られていた。マーチンのアイディアと服部隆之とのコラボレーション。まさに、「鈴木雅之×オーケストラ」。

ナット・キング・コールの代表曲（1964年）であり、日本の60年代アメリカン・ポップスを支えた漣健児の訳詞による、日本語ヴァージョンはまさに日本版スタンダード。（8/3にリリースした鈴木雅之カヴァーシングルのカップリング曲）

高野 寛がキングトーンズへ提供した作品であり、結成35周年記念アルバム「SOUL MATES」からのシングルカット曲（1995年）。
Sing Like Talkingの佐藤竹善、Skoop On SomebodyのTAKE、松下優也の3人がゲストコーラスとして参加。

森山直太朗3枚目のアルバム（フルアルバムとしては初）『新たなる香辛料を求めて』に収録されている楽曲。
8/3にリリースした鈴木雅之カヴァーシングルのリード曲であり、今回のアルバムを象徴するような先行シングル的存在。
「この曲の歌詞とメロディー、それを鈴木雅之が歌うこと、それが一体となって、幅広い層の日本で生きる人たちに届くことを信じてます」（鈴木雅之）

小林 旭のシングル（1985年）。作詞は阿久 悠、鈴木雅之のルーツでもある大瀧詠一作曲の作品。「今回の震災で大瀧さんのご実家の方面も被災した、そのことへの エールという想いをこめて選ばせてもらったんだ。大瀧さんと、被災者の皆さんへ熱き心にが届いてほしい」と本人も語る思い入れが強い一曲。

笠置シヅ子の楽曲で、作曲は、今回のカヴァーアルバムのサウンドプロデューサー服部隆之の祖父にあたる服部良一が手がけた作品（1948年）。
聴く人の心を無条件で晴れやかにするような、アルバムのなかでも特に明るいナンバー。

小椋 佳が手がけた作品で、美空ひばりの楽曲としてあまりにも有名（1986年）。誰もが歌える日本を代表する一曲といえる。

布施 明のヒットシングル（1970年）。艶めいたムード歌謡曲を3連バラードで鈴木雅之らしいブルージーな仕上がりに。

50年代前半アメリカで大ヒットした、トミー・コナーの作品をジミー・ボイドという少年が歌唱している楽曲（1952年）。ジャクソン５がカヴァーしていることでも有名。 日本語で歌うということにこだわり、この曲も日本語でのカヴァーをしている。

台湾出身の歌手、欧陽菲菲（オーヤン・フィーフィー）のシングルであり、代表曲（1984年）。誰もが知るラヴ・バラード。

当時のレーベルメイト、小比類巻かほるのシングル（1987年） 。ソロ活動をはじめてまもない当時の鈴木雅之が作曲で提供した作品を今回セルフカヴァーした。