夜の公園の中を通ると蒸れた匂いがするようになってきた。
もうすぐ2017年の夏がやってくる。

「REBECCA LIVE ’85 Maybe Tomorrow Complete」
プレミア上映が6月25日全国19館で無事終了。

新宿バルト9ではNOKKO、土橋安騎夫、高橋教之の3人(メンバー敬称略)が舞台挨拶で登壇。
小田原 豊は別仕事(多分ライブかレコーディングかリハーサル)で欠席。
MCは田家秀樹氏。
新宿バルト9のシアター9(総席数429席+車椅子席4席)はチケット即日完売、超満員。
32年前に撮影したライブ。完全版初公開とは言え、果たしてどんな反応が起こるのだろうか。
期待と不安の入り混じった気持ちを抱え会場は暗くなり上映開始。

曲に合わせて手拍子してくれる、NOKKOのMCを楽しそうに笑ってくれる。
最後はまるで生放送だったような拍手を頂いた。
自分にとってその一瞬は、2017年6月25日でもあり、同時に1985年12月25日でもあった。
監督冥利につきる。素直に嬉しい。

1986年3月5日に発売された自身初のセルビデオ監督作品「REBECCA LIVE Maybe Tomorrow」。
作品としては幸せなことに発売以来その時代ごとに多くのメディアで31年間発売され続けて来た。
β(ベータマックス)、VHS、LD(レーザーディスク)、VHD(ビデオハードディスク)、8mmビデオ、
VHS廉価版、DVD、ヒストリー、BOX SET…、そして今回のコンプリート版DVD。

前にもここで書いたけど、通常は発売2ヶ月前にマスター納品がルール。
1985年12月25日に収録して1986年3月5日に発売されている…。

とても印象深いジャケットデザインと写真。
今回初めて自分的にも再発見したのだが、
驚いたことにあのジャケット写真のカメラマンは、今も一緒に仕事をしている内藤順司氏。
それを知ってすぐに内藤氏にメールした。
ジャケット写真や宣伝のためのカメラマン発注は自分のテリトリーではないので
誰がオフィシャルのカメラマンなのかは当時は知らなかった。
ライブ本番時は僕は会場の駐車場に停めてある中継車の中にいたので
直には会ってはいないのだけど、32年前のあの日あの時、僕等は同じ場所にいた。
奇遇と言うか縁と言うか。内藤順司氏と俺は同じ1959年生まれ。
ちなみに、ですが、
内藤順司1959年 9月23日生まれ。
板屋宏幸1959年12月08日生まれ。
高橋教之1959年12月10日生まれ。
大の大人が言うことではないですが…、
「学年」で言うとタメ(笑)なんです。

そして、
7月26日に「REBECCA LIVE ’85-’86 -Maybe Tomorrow & Secret Gig Complete Edition-」が
DVD2枚組で発売に。
Disc 1は、1985年12月25日渋谷公会堂「REBECCA LIVE ’85 Maybe Tomorrow Complete」。
Disc 2は、1986年11月1日の早稲田大学学園祭Secret Gig「REBECCA SPECIAL LOVE LETTER」。

32年前と31年前に撮ったライブを32年後と31年後に編集したのですが
編集を始めると毎回すぐにまるで先週撮影したかのような感覚になりました。

今と圧倒的に違うのは、当時は今のような優れたオフライン編集マシンはなく、
今と少し違うのは、当時の僕は、風呂なし、湯沸かし器なし、エアコンなし、
テレビなし、ビデオデッキなしのアパート暮らしだったこと(笑)。

Best Regards.
Hiroyuki Itaya
30/Jun./2017