「春嵐流お花見弁当」
Fairlife café が無事成功!という訳で、ここ数日、私は料理漬けの日々でした。
なにせ、100人分作るのです。
100個の、お花見弁当。
贔屓にしている4箇所の八百屋さんを自転車でハシゴして、野菜の鮮度やお値段を
チェックしたり、竹かごのお弁当箱を業者さんに注文したりと、忙しい毎日でした。
特に、前日と前々日の2日間は、佳境。
寝ているとき以外は、ほとんど料理。
試作や試食をしなくてはならず、わが家の食卓は、朝、昼、晩、3食がおにぎりだった日も。
でも、しんと静まり返った台所で、ひとり料理をしている時間は、まさに「至福」。
ほんと、すごーく大変な作業だったんだけど、それでも楽しくて、喜びがあふれていて、
まさに、「クッキングハイ」でした。
今なお、その余韻が続いています。
中でも、一番苦労したのは、メニューを決めること。
冷めてもおいしく、見た目もきれいで、なおかつ八百屋さんでよい品が安く買えなくてはいけません。
そして、やっと前日に決まったお花見弁当の中身は、こんなものでした。
おにぎり(スパム、じゃこ+漬物)
ごぼうと椎茸の黒酢煮
結び昆布
鳥団子、孫えび芋、人参の含め煮
花れんこんの柚子煮 クコの実添え
宮崎産 ミディトマト
春きゅうりの糠漬け
屋久島産「たんかん」
おだんごクッキー(きなこ)
干葡萄、ハニーピーナツ、キスチョコレート
この中から、今日は「結び昆布」のレシピを紹介します。
実は、今回のおかずの中で、一番苦労したのが「結び昆布」。
今まで、出しを取った後の残り昆布で、何も考えずにただ普通に火にかけておけばできた、
例えて言うなら、目をつぶってでも上手にできる「結び昆布」だったはずなのに、
急に、できなくなってしまったのです。
理由は、もっと美味しく作ろうと思って、築地で立派な昆布を買ったこと。
これまで、昆布の種類とか産地なんて全く意識していなかったのに、昆布って奥が深いんですね〜。
それで、色々な昆布を試したのですが、どれもイメージ通りの仕上がりにならず、
結局、使いなれている「湯どうふ昆布」を急遽小樽から取り寄せたのでした。
そして、夜中までかかって、100個の昆布をことことことこと、ストーブにかけて炊き上げました。
「湯どうふ昆布」はとても薄い昆布なので形が崩れやすく見た目は
イマイチなんですけど、でも、とってもおいしいのです。
日持ちもしますし、お花見にはうってつけの一品。
ぜひこの機会に、作ってみてください。
ところで、Fairlife café にいらしてくださったお客さまの特徴が判明しました。
その1、お酒はほとんど飲まれない。
その2、お豆が嫌い?
たくさん揃えたアルコール類がほとんど飲まれず、カフェのオーダーは、
梅ジュースと烏龍茶ばかり・・・。
そして、私が作った「ごぼうのポタージュスープ」(がなはちゃんがMCで
「ごぼうジュース」と言ったので、皆さん「ごぼうジュースください」と
おっしゃってましたが・・・)は完売しましたが、せーっかく早起きして作った
「お豆サラダ」(前回のこのコーナーにレシピが出ています!)は、なんと、オーダーゼロ!?
みんな、お豆が嫌いなのかな?
春嵐、かなり「しょぼ〜ん」でした。
それにしても、今回Fairlife caféに来てくださった皆様に、本当に心から感謝しております。
どうもありがとうございました!
そして、またお会いできるのを、楽しみにしております。
「結び昆布」の作り方
@昆布は、軽く水で洗って汚れを落とし、柔らかくなったら、適当な長さに切って、結ぶ。
(大きさは、お好みで。今回は、「湯どうふ昆布」一本を、半分に切って使いました。)
A一晩、水に浸ける。
BAを火にかけて、昆布だしを取る。(沸騰したら火を止め、昆布を引き上げてください。
そして、このときに出た昆布だしは、お料理に使ってください。
これを使ってご飯を炊いても美味しいです。)
CBの昆布をふたのできる鍋に入れ、弱火にかける。
Dみりんと醤油(だし醤油の方が、軽い味に仕上がります)を少しずつ交互に入れて、
炊き上げる。(お好みで、日本酒も入れてください。)みりんと醤油の割合は、
大体2対1くらいが目安。
E全体がしんなりして、味がなじんだら出来上がりです。
※「湯どうふ昆布」は、「小樽館406」の利尻屋みのや(0134−25−4060)
で購入できます。ただ、送料がかかってしまうので、普通のスーパーで買う場合は、
「早煮昆布」を見つけて使ってください。
※大きさを小さく(中指くらいの大きさに)結んで作っても、また違ったおいしさが味わえます。

