2010.10.09[20:59] とても幸せでした まゆ蔵
YUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”
全国12都市23公演全て、無事に終了しましたことをご報告いたします。

思い起こせば1年以上も前のこと、アルバムが完成する随分前の、
去年の春には今回のライブの構想をYUKIさんと話していました。
あんなことをしたい、こんなことをしたい、バンド編成はああして、こうして…と
目をキラキラさせて、とても嬉しそうに話すYUKIさんから出てきたアイデアは、
今の時代だからこそ沢山の人に感じてもらい、
思い出してもらえるといいんじゃないかと思うような内容でした。
まゆ蔵の中でも色々な解釈をしていますが、1つすごく大切だと思ったことはやっぱり、
人との繋がりなんてなくても生きていけそうな今の時代における、
人から感じる温かさや、実際に触れてみないと分からない感触や感覚を知る、
ということではないかと思いました。
YUKIさんの脳内ではすでにステージの具体的な画が描けていたので、
これはできるだけYUKIさんがイメージしている雰囲気そのままに、
忠実に形にしなければ!と思った反面、それを形にするということは、
沢山の挑戦であったり、大きな決断が必要であったり、
色々な意味で容易ではないなと、大変なツアーになるだろうなと、
そういえば、気の抜けない日々が続いていたなぁ…(遠い目)

5月にZEPP TOKYOでやらせていただいたJ-WAVEのイベントでは
新バンド“THE URAH”(ザ・ウラー)をお披露目し、
6月14・15日に行われたオーチャードホールでのYUKI“The Present”は
総勢30名以上もの奏者による、YUKI初のオーケストラとのコンサート、
そして7月3日には戸田市文化会館で、
YUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”を開幕させて…と、
どの公演もYUKIさんにとっては“初挑戦”がある、という緊張の連続の中で、
やっぱり気の抜けない日々が続いていたなぁ…(遠い目)

なんてことを最近やっと、のんびり街を歩きながら、
金木犀の香りの中で思い出し、微笑ましい気持ちになることができています。

メンバーもスタッフも「はじめまして」の人がほとんどで、
どうやってチームの雰囲気やグルーヴを作っていこうかと密かに思っていましたが、
縁あって集まったYUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”のメンバー、
スタッフとなった総勢60名は、奇跡的に気持ちの良い人たちばかりで、
それはいつの間にか、例えるならば、学校の1クラスのような、
それもすごく仲の良いクラスのような、そんなチームになっていました。

長距離を長時間かけて運転し、機材を運んでいた、人として大先輩のスタッフが、
普通であれば休める時間にも拘わらず、笑顔で「僕は森の●番を動かすんです!」
「1・2・3・4って、カウントの練習をしながら運転しているんです!」
自分のスタンバイ位置からYUKIさんが見える、見えないと、楽しそうに話している様子を見て、
すごく嬉しくなったこともありました。
本番中、本番をやっているYUKIさんにも見せてあげたいほど、
沢山のスタッフの愛情溢れる行動を見ることができました。

YUKIのLIVEとしては足掛け5カ月、
終わってしまった今思うことはやっぱり、とても幸せだった、ということ。
そんな素晴らしいチームで作られたYUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”に
ご来場いただきました皆さま、いつも素晴らしい時間をありがとうございました。
最終公演の地、沖縄にまで、もれなく来てくださった全国イベンターの皆様、
そして、メンバー・スタッフの皆様、一緒に過ごしたかけがえのない楽しい時間を、
ありがとうございました。

そして、どんな形であれ、いつもYUKIを応援し、
支えてくださっている皆様、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

YUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”……ウラー!!!

※バンド名の“THE URAH”には、バンマス・浦清英さんの“ウラ”と、
  ロシア語の“バンザイ”の意味が含まれています。

← 以前の書き込み 新しい書き込み →