2004.12.31[15:32] 良いおとしを YUKI
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
雪だーーーーーーーーーー!!またまた雪だーーーーーーー!!

ベランダが真っ白だ。
キンカンも真っ白だ。
ローズマリーも真っ白だ。白い白い白い。
全部白くなっちゃえ。白く白く白く塗れ。
こんな大晦日初めてかもしれない。うれしいよぅ。

今年はいろいろいろいろ楽しかった。幸せだった。
最後に白い雪が見られるなんて思ってなかった。更に幸せ。
まちがいないわよ。
来年は私はもう、楽しいことしかしたくない。

よい晦日を。
よいお年を。

2004.12.29[21:35] 雪だ!! YUKI
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
朝、夫と息子に起こされた。何?
「窓の外を見てごらん。」
カーテンを開ける。うわーー!雪だ!!息子も走って家中の窓の前に私を連れてゆく。
すごいすごい!すごいねーって言いながら。
北海道の白い雪を、息子に見せてあげたいなぁと思っていたから、今日は「どうだ!これが雪だぞ」と教えるつもりだったんだけど、自分の方が興奮してしまった。今年はまだ一度も着せていなかった、私お気に入りの古着のセーターをここぞとばかりに着せてみた。赤の差し色が効いている。
夫と息子で外に行くというので、パタゴニアのオールインワンをセーターの上に着せた。夫も重装備だ。パタゴニアでおそろいの親子になっていた。もこもこ。
「行ってらっしゃい」2人を見送り、私はコーヒーをゆっくりといれる。窓の外の雪を見ながら熱いコーヒーを飲めるなんて、なんて、なんて、贅沢!うれしい。うれしくて2杯目に手が伸びる。早くやってしまいたい仕事はもちろんさっさと片づける。事務的にそうすると好きなことをする時間が増える。まゆ蔵に原稿の直しのFAXを入れてお昼ご飯の準備に取りかかる。
ゆっくり時間をかけてやる。かぶとベーコンのあっさり煮と、小松菜と豆腐のみそ汁、ご飯を炊いて、たらこのいただき物があるので、マヨネーズとまぜて、ソースを作って、ブロッコリーやさやいんげんにあえて食べよう。きゅうりとにんじんも入れるか。献立を考えるのは楽しい。20代の時の外食だらけの日々を思えば、手間をかけてつくり、家族で頂く食事のありがたさをしみじみ感じる。
あーーー雪の日に料理するの楽しいなーーー。いいなーーー。雪が降り続けばいいなーーー。もっと粉雪でさらーっとしてるのがいいなー。お正月も雪だといいな。
などと考えながら、りんごを剥くYUKIだった。

昨日リップスライムの武道館ライブ、おもしろかった。ゲストルームに入ったとき、ビップでビッグな歌手がいたのでまゆ蔵と2人、すみで緊張した。
そんなおれたち。いかす。

夜になったら、道路の片隅にちらっと雪が残っているだけで、もうすっかり雨が降っているみたいになった。
注連縄を玄関に飾って、息子をお風呂に入れ、お茶をいれる。
ああ、穏やかな2004年の暮れの日。

2004.12.24[12:39] joyのための、joyによる、 YUKI
発想の転換、つまり心の切り換え、ますます混乱する思考を止める一番の近道。不平、不満を言っている時間はない。確実に、どうすれば理想的な自分になるのかを考える時間が必要だ。
それはたったの5分でいい。

しゃらくさいんだよ、いろいろなことが。
甘いんだよ。うだうだ言わないでよ。
軽やかで、いつも楽しくて笑っている人なんて、そんなにはいないんだ。たまにしかいない。でも私はそんなアルバムを作りたかった。元気な気分ならもっと高く飛べるような、気分が悪いのなら明るい太陽が顔を照らすような、裏切られても蔑まれても、まだ人を信じたくなるような、強くて軽くて踊れるアルバムが作りたかった。

先日、3rd.アルバム「joy」のマスタリング(全曲のバランス、曲間を決める作業)が、Sony 乃木坂スタジオで行われた。最後の曲まで繋がった瞬間、制作の約1年間が思い出された。
スタッフが変わり、ミーティングを重ね、時々失敗して、でも笑う事の方が多かったようなスタジオの空気を。すぐに目に浮かぶのは、曲が出来上がり、歌を初めてディレクターやプログラマーの前で歌い終えた時の皆の反応だ。あの瞬間が一番好きだ。今、身近にいる私のスタッフ達は、私の第一の世間だ。
最高の笑顔で、盛り上がった曲ばかりが入っている。

スタジオを出て部屋を移ると、「祝!アルバム完成記念パーティー」と書かれた幕が目に入り、サンタクロースとトナカイが私を待っていた。ご馳走にお酒、ビンゴ大会まで用意されていて、事務所とレコード会社の皆でアルバムの完成を祝ってくれた。友人も、J-WAVEのスタッフも、もちろん作曲家陣も集まり、音は出来たての私のアルバム「joy」。
ディレクター玉井君とは、これからのYUKIの野望(笑)を話し合い、酔っ払ったトナカイは転がっていた。ビンゴでは冬至のカボチャが当たり、プログラマー湯浅君がi Pod miniを持っていき、ユースケ君は悔しがっていた。玉田さんは踊って、皆は笑っていた。   

そして私は泣いた。

大声で歌いたかった。

だって本当に、いろいろな出来事がありすぎて、この1年間は時間の流れが濃いのだもの。
きちんと、真面目に、暮らして、音楽を愛して、精一杯やってきた。
アルバムの中で、たくさんの私が歌っている。

パーティー中に皆でお酒を飲みながら、初めて大音量で聴いた自分のアルバムは、本当に大好きな音楽だった。それが嬉しかったし、皆がレコードを作り、世の中に出していくという盛大な遊びを、真面目に、でも軽やかに動かしている様子が嬉しかった。

今日はクリスマスイヴだ。
チキンを焼いて、家族で食べよう。ケーキも食べよう。
来年は、良いことだけが待っている。断言しよう。

「JOY」そして「joy」を何卒宜しくお願いします。メリー。メリー。メリー。

2004.12.06[19:45] “Joy to the Music, Joy to the World.” YUKI
リキッドルーム恵比寿へ来てくれてありがとう。
犬も猫もバターになった。ぐるぐるぐるぐる回って、最後はおいしいパンケーキが焼けた。
皆さん楽しんで頂けましたか?
ヘアーメイクアップアーティスト、Nちゃんは素敵な髪型を作ってくれた。
スタイリストYさんは、かわいい衣裳を作ってくれた。バンドは凄くいい演奏だった。
最高のショータイムだったと思う。
ここで曲を発表します。

O.P Joy to the World

M-1 舞い上がれ
M-2 ファンキー・フルーツ
(MC)
M-3 ブレーキはノー
M-4 キスをしようよ
M-5 スウィートセブンティーン
M-6 Walking on the skyline
(MC)
M-7 ハローグッバイ
M-8 愛しあえば
(衣裳替え)
M-9 スタンドアップ!シスター 
(MC)
M-10 ティンカーベル
M-11 恋人よ
M-12 サイダー
M-13 Rainbow st.
M-14 惑星に乗れ
(MC)
M-15 66db

E.C-1 WAGON
E.C-2 JOY

お客さん!ほぼ新曲というのにも関わらず、よくついてきてくれた!
ついでに『JOY』は、1月19日シングル発売決定。
夏のイベントやSHRRTでも演奏していて好評だったので、リリースすることが出来て嬉しいです。
今回初めて恐山クルーというコーラスの女性2人とライブをやったが、コーラスがいるのはとても面白い。ハモるのが楽しい。恐るべし、チーム恐山。同年代ということもあり、意気投合。また、ツアーに誘ってしまおうかな。今年のライブは、もうこれで終わりだけれど、もっとヒョイヒョイ、ライブをやりたい。この喜びを、皆に伝えたい。
あ、そういえば皆、踊れる服で来てたね。着替えのTシャツは役に立ったかい?
YUKIはあの後メンバーと飲んで、知らないうちにギャルソンのコクーンジャケットを敦さんが着ていて、のびのびジーンズ状態になっていて、悲しかったです(笑)。
犯人は、ミナチンでした。
アストロマジックオーケストラの皆、舞台監督に、特効チーム、楽器チーム、音チーム、照明チーム、イベンターさんに、マネージャーたち、他、“Joy to the Music, Joy to the World.”に関わった全ての人達、どうもありがとう。
おかげで当日は、いろんな懐かしい人達も見に来てくれて、昔話に花が咲いたりしました。また、いいライブやろう。

しかし、ヅラをたくさん使用したため、頭皮にまだゴムが残っている。
と、とれない。

それとポストカード、とっても気に入っているので、皆、お部屋に飾ってね。
全部にサインを書いたら、腕いてぇー!
一枚一枚、心を込めて書きました。大事にもっとけよー!あばよー!(柳沢慎吾)

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