2004.09.21[22:18] 野音の叫び YUKI
昨日、敬老の日にSWEET LOVE SHOWER 2004が日比谷野外音楽堂で行われた。
私は初めての出演だ。そしてなんと、一番手。あわわわ あわわわ。(鉄郎)
午前中は降水確率10%というのに小雨がパラつき、なんとなく曇り空だったが、リハーサルの午後2時頃には青空が広がっていた。
「おはようございます、YUKIです。ん?なんか臭くない?」
リハーサルでマイクチェックがてら、いつもPA樽屋さんにあいさつ。さっきから漂っている匂いに皆気付いている。
「これ、なんの匂いすかねー」
「牛乳が渇いた感じ」ギター、潤
「肥料だ」キーボード、ミナチン
「銀杏でしょう」ドラム、敦
一番青い顔をして「やばいよ、本当やばいよ」と、のたうち回っていたのはベースのきーちゃん。
「オレ、本当にこの匂いダメなんです」と、楽屋に戻ってからも鼻と口をタオルでふさいでいた。かわいそうに。
「本番では気分が晴れやかになるといいね」と声をかけたが、果たしてステージにはあのにほいが漂っているのだろうか?
(私はちなみに、う●この匂いとしか思えなかった。それも息子の大量う●この時のそれに限りなく近かったのだ)

「YUKI!」アナウンスが大きく日比谷に響く。お客さんの声が聞こえる。野音のステージは 2回目だ。(正式には3回目)JUDY AND MARYの「JUST A MANBO TOUR」で公太さんのドラムセットが前に出てくるという仕掛けだったので、確か恩ちゃんTAKUYAと3人でそれに乗って出てきたような気がする。風で音が飛ばされて、自分の声が聞こえなくなったりして、結構いっぱいいっぱいだったような気がする。もう「気がする」としか覚えていない。あ!!マンボウがいたっけ?それが初野音と言いたいところだが、数週間前にあるバンドに飛び入りして1曲歌ったのが初だ。それもいっぱいいっぱいだった。
なので、今回は風に負けないぞ!という思いと、野音の空を歌でいっぱいにするぞ!という思いで挑む。
スニーカーが軽い。メンバーと一緒に晴れやかなステージへ出ていく。こっちからの眺めは、TEPCOの看板。井川遥が至るところにいて、どうしても目が合う。びっくりする。
歌い出すと、お客さんが揺れ動くのがわかる。空を何度も見上げる。よし、晴れている。声もよく聞こえる。ああ、もう終わりか。とっても短い時間だった。あっという間だった。汗がたくさん出てくる。気持ちいい。「ハローグッバイ」を初めて人前とテレビ前でやった。いい感じだ。CMはまだ見れていない。
花王エッセンシャル ダメージケアでダメージをなくそう。
素晴らしいライブが跳ねて、楽屋に戻り着替えて2番手のサンボマスターのステージを見に、外に出る。知っている顔がちらちらといる。J-WAVE B級スタッフの顔も見える。私に耳元で「野音でセクシーでした」と囁く。
ゲボうざい(笑)。ゲーーーボーーー笑った。(「ゲボ」とは、アイゴンさん用語。“すごい”“とても”の意)
サンボマスターぐっさんの叫びが、野音の空に響き渡る。MCで皆、ぐっとくる。ちらりメンバー3人とお話をした。ハローグッバイを誉めてくれた。嬉しかった。かっこいいバンドと一緒のイベントは本当に嬉しい。とっても光栄だ。

ん?くさい。本番もやはり、う●こくささは消えていなかったようだ。きーちゃんは大丈夫だったのだろうか?明日大阪で確認してみよう。バタバタしていて話せなかったから。

敬老の日だったので、息子を連れて祖父母の家へ大好物の舟和の芋ようかんをお土産に買って行く。
「おじいちゃん、おばあちゃん長生きしてね。いつもありがとう。」と私が口で言い、息子からじじばばへ手渡してもらおうと思ってなんとか芋ようかんを手に持たせようとしたが、息子はニヤッと笑うだけでやってくれなかった。がっくし。
池ポン・まゆ蔵に車で送ってもらったので、一緒にお茶を飲み、ご飯も食べてにぎやかな夕食時となって息子も祖父母も嬉しそうだった。梨を手から離さなかった。

明日からプチツアーが始まる。今日はゆっくり休もう。
大阪のみんな、かなりの曲数やるぞ!楽しみに待っていてね!ういーーーーー。

2004.09.03[18:01] 伊勢丹が好きだ YUKI
涼しくなってきたせいか、ベランダのプチトマトの元気がない。毎朝の習慣だった収穫も、今では3日に1回ペースだ。

昨日、あるバンドのレコーディング現場に行って、歌をうたってきた。ライブパフォーマンスが、おそろしくかっこいいバンドだ。切なくっていい歌だった。こういうふうに、好きなバンドの音に参加できる状況があることに本当に本当に感謝したい。SMAの皆さん、EPICの皆さん、ありがとう(泣)。
うししし。皆さま、素晴らしい歌の披露の日をお楽しみに。

天使の歌入れが早く終了し、場所が新宿近くだったので私の足は当然、ある場所に向かう。
そう、伊勢丹である。
もーーーーーだ・い・す・き!である。
昔はここを買い占めて、7階に住もう、と本当に思っていたものだ。
夢。夢のデパート。素敵で、きれいで、かわいくて、ドキドキして、残酷なことや醜いことや汚いことが、この世から無くなってしまっているようなデパート。
いいぜ。今だけはいいぜ。夢見てもいいぜ。って言ってくれている。
そんな伊勢丹で!これまたSleepブランドやりまっせーーー!!
前回、前々回も大好評だったSleep。ビスケットバスケットバージョンもかわいかった。私も、バスケットバッグはほぼ毎日使っている。

今回のテーマはヴィンテージレース。
Sleepメンバー大森さんが、選りすぐりの子達をかわいくバッグにしたり、ワンピースにしたり、パンツにしたりしてくれました。
大森さんの一生少女伝説は、続く。
「私ね、おばちゃんは通り越してね、すぐにかわいいおばあちゃんになるの」
数々の名言は残る。
あ!今おかっぱお揃いだね!私の大好きな大人の人。ヨーコ・オーモリ。

明日、9月4日から9月23日までです。詳しいことは今日のJ-WAVE YUKIのOH! MY RADIOを聴いて下さい。
聴けない!!という方のためにも、後でSleepスタッフからお知らせしてもらうよ。

ああーそれにしても、トマトはもう終わりなのだろうか。やっぱり季節の変わり目は切ないなあ。

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