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RAINBOW 2000 REPORT

C H A P T E R  1
まさかこれ程のものにまでなろうとは。

 実際に開催されるまでは、本当に1万人もの人がここまでやってくるのか、ちゃんと予定通り行われるのか、そしてC.J. BOLANDは今度こそ本当にやって来るのか(笑)など、主催者でない人々からも心配の声が上がり、また一方では過剰なほどにまで期待が高まりつつある中で行われたRAINBOW 2000。
フタを開けてみれば誰もが予想しえなかった18,000人という集客と、広大な会場、素晴しいサウンド・システム、自然がもたらす霧という天然のスモーク・マシーン、天高く伸びるレーザー、星の光る夜空、いくつもの流れ星、UFO(!?)などに囲まれ、大盛況のうちにその幕を閉じた。
ここまで多くの人々が一同に集い、夜を徹して楽しむことができたフェスティバルがかつてあっただろうか?
その素晴しさはこのフェスティバルの目玉アクトの一つであるUNDERWORLDのRICK SMITHさえをも「これまでボクが見てきたフェスティバルで最高のものだったよ。」と言わしめるほどだった。
RAINBOW2000に実際に参加した人たちにとって、ここでどんな言葉をもってそれを表現しても陳腐なものに過ぎないことはよくわかっている。しかしこの後いろいろな雑誌を中心としたメディアがこの時のことを紹介していくであろうように、ここでもそれを書かずにはいれない。