テクノの創始者の１人であるデリック・メイはポップミュージック界における伝説的人物でる。「テクノのマイルス・デイヴィス」と称されている。その革新的な音楽性によって彼は偉大なプロデューサー、ミュージシャン、リミキサー、ソングライターとして知られるところとなった。彼は15曲以上のシングルをヒットさせ、その中にはあの"Strings of life"や大ヒットした"Nude photo" などがあげられる。 UKからの一連のコンピレーションアルバム"Deep Heat"で、彼は100万枚以上の売り上げを記録し、ゴールドディスクを手にした。

リミキサーとしても彼はABC、 Depeche Mode、Fine Young Cannibals、System 7 等のような実験的でユニークなポップ／ダンスミュージックのアーティスト達と仕事をしながら自らの音楽の境界線を広げていった。もちろん、彼の記念碑的な同胞であり、友人でもある Juan Atkins、Kevin Saunderson、INNER CITYとの仕事もしかりである。

彼は世界中で最も素晴しく、最もプレイして欲しいと望まれているDJの１人でもある。何千人もの観衆を相手に、東京、メルボルン、アムステルダム、ロンドン、パリ、ベルリンなどの国際的な大都市でプレイしている。クラブでDJをしながら北米をツアーし、MTVにも登場した。

デリック・メイは現在も新しい音楽を変化させながら常に最高なものを作り続けている。デトロイトを拠点としたレコードレーベルTransmatを運営し、世界中の有名なイベントやクラブでDJをし、彼の待望のニューアルバムの制作にとりかかっている。

きっと、低迷しているダンス・ミュージック・シーンに一撃をくらわす作品となるだろう。

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