by tetorit 新譜を聴いた瞬間に、次が楽しみになったのは数年ぶりの経験でした。 さて、他をおいてけぼりにして、あきらかに一人で先に行っている音楽ですが、それでもリスナーからの反応は上々のようです。この現状をメンバーのみなさんはどう思っておいでなのでしょうか。よくついてきてくれてるな、という感じでしょうか。それとももっと大きなムーブメントになって欲しいとお思いでしょうか。 「ANSWER」を聴いて、僕はこの先の音に底が見えませんでした。この先もきっと前人未到の音の世界を拡げてくれると思っています。そこを突き進んでも、きっと大丈夫だという、リスナーに対する信頼感というのはお持ちなのでしょうか。 |
今やっている音楽を好きな方には「ありがとう」って思います。 作られたムーブメントは、好きではないですけど、大きなムーブメントには、なって欲しいです! あと、リスナーというのは、常に変化しているものだと思っていますので、リスナーに対する信頼感というのをもつのは、まだ時間がかかると思いますね・・・何年もかかることだと思ってます。(中村弘二) |
by ツキシマ 雑誌で、いしわたりさんが、今回のデモには「the end」という言葉が多く使われていた、という意味のことを言われていたと思いますが、「the end」という言葉は、どちらかというとネガティブな言葉だという印象があります。 ナカコーさんや、いしわたりさんにとって「the end」という言葉にはどういうイメージがあるのですか? |
ベタな言い方ですけど、終わりと始まりは一緒だと思ってます。(中村弘二) ジエンドは単に、終わりだと思う。例えば映画の最後、のような感じ。 自分が演者(当事者)なら本当に終わりだし、自分が観客(傍観者)ならただの何かの一区切りにしか感じないと思う。状況によって、言葉は無限に意味を変えるものですから。(いしわたり淳治) |
by ニッケ 個性的なフレーズ(特にフルカワさんのベースライン)が多いように思われる今作DEATHが、お気に入りのフレーズがあったら教えて下さい!!!! |
全体を通してナカコー達とすごく話し合いました。中でも「SIREN」の後半とか特に自由で好きです。歌を歌っていないけれど、今回は、ベースで歌っている感じです。(フルカワミキ) |
by ホホイ 前作の"HIGHVISION"に比べて、今回の"ANSWER"はアクションの大きい、より生身の人間に近いサウンドになっているという印象を受けました。"HIGHVISION"が「学者の論文」とすれば、"ANSWER"は「アーティストのパフォーマンス」といったカンジでしょうか。 僕は、"HIGHVISION"のスタイルをさらに純化していくのかと思っていたので、意外に感じました。 この変化には、何か理由があるんでしょうか。 |
あらゆるミュージシャン、又は、アーティストと呼ばれる表現者は皆、芸術家だと思います。(中村弘二) 「ANSWER」を作った事で、「HIGHVISION」も変化したと思っています。(フルカワミキ) ホホイさんが感じた意外性は、いい感じにうつったのか、それとも逆だったのかが気になりますーーーーぅ。ホッホホーイ ホッホホーイ。(田沢公大) |
by murphy ナカコーをはじめ、メンバーたちは「このアルバムはロックアルバムだ」みたいな事を言っている。私もそう思っている。しかし、これは進化したロックアルバムだ。進化したロック。よっしゃ、SUPERCARの皆さん、新しい音楽ジャンルを確立しましょう!!! 名前をつけましょう!!! |
これは、特に進化したロックではないので、ロックでいいと思いまね(中村弘二) |
by シオドア 音楽雑誌を見たら、「つまり「ANSWER」というのはこういうことだ。」みたいなことが書いてあって、あーーうるせえーと想いました。ああいう人がいなけりゃならんのでしょうけど。 作り手として、ライターにいちいち分析みたいなことを書かれることについてどう感じるものなのでしょうか? |
分析が正しかったり、面白かったらOKですね! 分析が甘かったり、違いすぎたらNOですね・・・ でも、そんなもんです。今の世の中(ボヤキ) (中村弘二) 評価が良かろうが悪かろうが、作り手に対して敬意がある文であれば良いと思う。 切り口がおもしろければいいし、そうでないものは邪魔だと思う。(フルカワミキ) |