「ストーリーアルバム」、そのスタイル

人の織りなす感情、その感情と感情がぶつかり合う時に生まれる様々なドラマが彼等の奏でる音楽、そしてこのアルバムから伝わることだろう・・・。


シネマティックスタイル!?

 例えると正にシネマティックと言うべきに1曲1曲が様々な情景を描くと共に、全曲通じて描かれる1つの壮大に展開されるセンチメンタルな、そしてドラマティックなストーリーもラレーヌならではのスタイルとなっている。そこで描かれる主人公の2人は”人を愛すれば芽生える気持ち””思春期から大人へと成長していく過程で誰もが感じる(経験したことのある)感情”が重ねられていることに気付くだろう。

ロールプレイング型リスナー参加スタイル

 今回のアルバムは、その作品の隅々にまでラレーヌ(=シネマワールド)的なスタイルが感じられる。
 全曲通じて繰り広げられるストーリー性、そしてそれをより立体的に見せてくれる、あたかも映画のパンフレットのようなブックレット!従来の歌詞とメンバーの写真で構成されるブックレットもラレーヌが表現すると正にストーリーブック!!歌詞も写真もその1部として融合しているのも特筆すべきであろう。
 壮大なロマンスワールドで展開されるあたかも”プレステ”のようなゲームソフトの感覚でCDをセットし、このブックレットを読みながら、主人公に自分を重ね、そのドラマティックな結末と沸き上がる感動に身を委ね、このアルバムを楽しんで頂きたい。

ラレーヌサウンド

 <<哀愁漂う”ロックサウンド”+ロマンティックムード溢れる歌謡的”唄ごころ”>>
MAYU(Gu.)のリードする哀愁の旋律に彩られるドラマティックでアグレッシブなハードロックテイストと演歌(!?)にも通じるクサくもあり実に繊細な唄ごころが味のある濃いテイストとしてラレーヌサウンドを創っている。
ちなみにメンバーの好みの音楽は
KAMIJO(Vo)・・・ポール・モーリア
MAYU(Gu)・・・バッハ、ハードロック系
MACHI(Dr)・・・フレンチポップス
EMIRU(Ba)・・・かぐや姫 だそうだ。



「フィエルテの海と共に消ゆ」の世界を詳しく知るために・・・

ストーリー紹介:「登場人物紹介」と「相関図」
「ストーリーアルバム」、そのスタイル
池田理代子さんからのメッセージ
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