ミキサーの仕事について りょーたさん | |
宮島さんはじめまして・・・ 僕は今高校3年でそろそろ進路を決めなくてはいけない時期です。 将来は音楽関係の仕事に就きたいと思ってます。 特にミキサーの仕事に興味があるのですが、 先日、東京のある専門学校の体験入学に行った時、 「最近は宅録するミュージシャンが多くなってきて パソコンひとつで簡単にやれてしまうから、 ミキサーという仕事自体無くなっていくかもしれない。」 とゆーような事を聞きました。これってホントなんでしょうか? これからそういった会社からの求人も減っていくのでしょうか? こんな事を思い今すごく悩んでいます。どうか現実を教えてください。 あと僕の目標はSonyに入ってそういった仕事をすることなんですが、 自分にどれくらいの力がついてどんなきっかけで就職するのがいいのでしょう? 是非おしえてください。よろしくおねがいします。 |
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確かに最近は安価で高性能なREC機材が普及し、 自宅でかなりのクオリティーを持つ作品を作り出すミュージシャンは少なくないですね。 将来レコーディング・エンジニアと言う職業自体がなくなる可能性も無いとは言えないでしょう。 しかし僕はそうなるとは思えません。 たとえば現在でも自宅録音してるけど、エンジニアリングはちゃんとした職業エンジニアを呼んでその人にまかせてるミュージシャンもいます。つまりアレンジや演奏に集中したいが為に専門の人間に任せた方が良い作品が出来ると思ってる人も居るわけで、そうなるとちゃんと需要が有るという事になります。 そして一番の理由は 「生の楽器(ドラム・ストリングス・ブラス等)の録音が無くなることは無い」 と思うからです。 PCによるサンプリング音源だけの演奏では実際に人間が演奏したときのグルーブやある種のハプニングが起こることが絶対に有りません。これは確信して言えます。そうなると音楽が存在する限り「レコーディング・エンジニア」の存在はやはり無くてはならないものでしょう。 その他は『Q‐15』や『Q‐29』を参考にしてください。 そしてもっと大きな目標を持ってがんばってください。 |