アナログ盤とCDの音の大きさの違い tosimitu someyaさん | |
今回のGOLDBLENDで、アナログ盤とCDを両方買ったのですが、 二つ聞きくらべると、アナログ盤の方がかなり音が小さいのですが・・・ 他のレコードを聞いてみたのですが、普通に大きな音で聞こえます。 わざと小さめの音で録音されているのか、 それとも、私の買ったレコードがおかしいのでしょうか? ボリュウムを大きくして聞けば特に問題はないみたいですけど、 そのままボリュウムを絞らないで、CDを聞いてしまうと大音量でビックリします。 どうぞよろしくお願いします! |
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なかなか鋭い質問ですね! よくぞ気付いたって感じです。 アナログ盤のレコード(LP)は直径約30cmで実際に音が収録されているのは 外周から8〜9cmの所までですよね。 これは片面に4曲入っていようが7曲入っていようが 同じ情報量しか収録できないと言う事なのです。 アナログ・レコードはレコードの溝を針がトレースしてその振動を音に変えている訳ですが、 音の大小・良し悪しは全てこの溝の状態で決まってしまいます。 スピーカーを考えて見てください。 スピーカーから大きな音が出ている時、スピーカーは前後に激しく動きます。 つまり音のエネルギーは振動の大きさで決定されるのです。 「GOLDBLEND」は片面26分近く収録されています。 だから必然的に溝の幅を狭くして多くの曲を入れなければならないのです。 そうすると大きく振動させるような幅が取れないので 短い分数のレコードよりもレベルが小さくなってくるのです。 昔、CDが出現する前のアナログ・レコードだけの時代。 その頃は片面20分程度がひとつの目安だったのです。 だから現在のように1アルバム12〜15曲も入っているレコードは無く、 8〜10曲くらいが妥当な所でした。 なので買ったレコードがおかしいことはありません。 ビックリしない様にボリュームをこまめに動かしてくださいね。 |