デモテープの秘密 山本哲也さん | |
はじめまして。いつも見させてもらってます。物凄く参考にさせてもらってます。 それでお尋ねしたいことがあるんですが・・ 質問1 プロのミュ-ジシャンのデモ<特に民生さん、スピッツ>というのはどの程度できているのでしょうか? やっぱりちゃんと打こんで完成されているのでしょうか? 質問2 プロを目指すバンドからデモが送られてきた場合、どの辺を聴く<評価>してくれるのでしょうか? と、いうのも僕はバンドをやっていてオリジナルをレコード会社に送ったばかりで、曲には自信があるのですが、録音には全く自信がありません。 MDのMTRでドラムはリズムマシーンで打ち込み、あとの楽器<ギタ-、ベ-ス、キ-ボ-ド>はコンプをかけてラインで録音し、ヴォ-カル、アコギをマイクでいれて編集しましたが、やはり4trということや予算の問題もあり、なかなか満足できません。 良い曲であれば少々録音状態がチープでも評価してくれるのでしょうか? それとも、ただの甘えでしょうか? 教えてください。 |
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まずは質問1の答えです。 奥田くんの場合は個人のアーティスト(現在のメンバーはBANDと言っても過言ではないですが)なので曲が出来てデモを作る時に自分のイメージを明確に伝えられた方が良い訳でデモテープもかなり完成された物が多いです。極端な話しパッと聴いてデモなのか本番でRECされたのか判断がつかない時も有るくらいです。 SPITZは印象に残ってないですね〜、記憶に無いです。 質問2 これは僕の予想でしかないですが、バンドと言う事であればまず全体の雰囲気を重視するでしょう。次にVOCAL、これもウマイ・ヘタとかでなく声の質感や歌い方。それからアレンジの状態、そしてそれぞれの楽器の演奏を聴くでしょう。 だからバンドとしてテープを送るのであれば打ち込みよりもリハーサル・スタジオでMIC2本だけでもいいので録った物の方がいいのでは? それにレコーディングエンジニアのオーディションをやってる訳では無いので、録音テクニックなんかどうでもいいのではないでしょうか?録音状態がたとえ悪くてもいい演奏が録れてさえいれば良いと思います。 |