宮ちゃん教えて!!



ローディーって?  匿名さん
Q ローディーって何する人ですか?

A レコーディングエンジニアにとって「ローディー」ってのは、
リズム録ったり楽器のオーバーダブやってる時にスタジオで関わるのがメイン。
「ローディー」の語源がライブツアーに出るのを『ROADに出る』からとの説もありますが、
僕よりももっと多く、且つ深く接していてSMAでフジファブリックや奥田民生で
マネージャーとして腕をふるっている山岸ケン氏にお手伝いいただきました。

以下、山岸氏

えっと、これってSMAのモバイルでも読めるんだよね〜。
ということは、以下文章がスゲー長くなっちゃうけどいい?
で、オレにとってのローディーとは“スージー”と“あっちゃん”なんですが、
まぁ、個人的な事は置いといて、ローディーとは楽器を管理したり
セッティングしたり、その他モロモロを色々行う人のことです。
ベーシックな所では、ライブやレコーディングで楽器を搬入し、
セッティングし、音を出し、サイコーなライブやレコーディングを演出し、
楽器を片付け撤収する、というのが流れです。
それと日々の楽器メンテも欠かせないすね。
だから楽器と電気の知識&技術、普通免許と体力は最低限必要かな。
と、こんな書き方だと楽器をちょっといじった人なら誰でもできるように思えますが、

そうじゃぁないのが、この世界の深い所であります。
と言うのも、ローディー界で名をなしている、というか、
デキるヤツというのは、必ず担当ミュージシャンからの絶大な信頼を得ています。
なんで、楽器だけできればいいというワケではなく、
その人の音楽的な感性から人柄までが色々試されるシビアな世界でもあります。
逆に信頼関係が確立されているのなら、ライブのモニター決めから、
レコーディングの音決めなど、音に関わる重要なポイントについて意見を求められ、
ミュージシャンにアドバイスするのがローディーなんです。
当然ステージのプロでもあるので、舞台監督的な知識は必要だし、
ちょっと険悪なムードになっちゃったりしたら、その現場を和ますのもその人の腕次第。
楽器だけじゃなく、トータルでアーティストを見ていなければいけません。
だから、そんなミュージシャンの手となり足となるローディーから、
マネージャーになる人も多いのも納得が行くっちゅーもんで。
マネージャーよりも一緒にいる時間が長かったりもするもんね。
つうか、下手なマネージャーがいるよりは、スーパーなローディーがいる方が
何倍も売れちゃったりする可能性があると思います。いや、マジで。
いや〜、ローディーの世界は深いですぜ。



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