奥田民生「これは歌だ」について みつこさん | |
宮島さん、こんにちは! OT10とても楽しかったです。新曲もたっぷりで、アルバム早く聴きたくなりましたよ〜。 ところで、質問です。 ライブの時に「これは歌だ」を聴いていて、あれっと思ったのですが、 「何のための歌だこれは〜!♪」の時、後で追いかけるコーラスを、 誰も歌ってないことに気が付いたのですが、あれは、どうなっているのですか? しかも、民生さんの今歌った声がそのまま繰り返されていたようでしたが、 そうだったのでしょうか?教えてくださ〜い。宜しくお願いします。 |
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良いところに気付きました。 あれはRecordingでもよく使うテクニックで、delay(ディレイ)って言う機械を使って効果を出しています。 今回のツアーでのグッズの中に「OTデザインTee TEPSUPHONEシリーズ “DELAY TIME”」があります。買いましたか? これは曲のテンポ(BPM)に対してのタイムが簡単にわかるように表になっています。 BPMってのは「beat per minute」、1分間あたりの拍数のことで「=120」等と表記されます。 これは曲の速さが1分間に120拍ってこと。 つまり60秒間に120拍だから1拍では0.5秒、500msecなのです。 「これは歌だ」のCD聴いてテンポを測ったらおよそBPM=86。 これは1拍の長さが698msec。 Aメロの「何のための歌だこれは〜」の追っかけディレイは、 5拍目のアタマから出てくるので698×4=2792msec。 delayを2792msecにセットしON/OFFを繰り返すとあの効果が出るのです。 『股旅』の「遺言」も同じようなことをやってますね。 しかもディレイの方にはharmonizerでピッチを1オクターブ上げています。 |