宮ちゃん教えて!!



音に関する質問ではないのですが・・・  おおつじたかひろさん
Q 最近写真に凝り出しました。
っで、パフィーのCDの中の写真によく使われている技法の
魚眼レンズのような写真は、どうすれば取れるのですか?
1眼レフのカメラに、どんなレンズをつければ取れるようになるのでしょうか?
誰に聞けばよいのかわからず、宮島さんに助けを求めます。
よろしくお願い致します。

A おっと、この件に関しては大変詳しく、「魚の脳を持つ男」とも呼ばれ
最近料理にはまっている『ヤマケン』に頼んでみましょう。

ということで、おれやまけん。
昔はキャノンAE-1を持って横田基地とか行ってたもんだった。
それでモノクロは自分で現像したり、引き伸ばしたりもしてた
っつー暗い過去もあったりして。
でもレンズはフツーの50mmと200mmしか持ってなかった・・・。
そんな元カメラ小僧のおれが思うに、これは「魚眼レンズのような」っつーか、
まさに魚眼レンズで撮ってんだな。
ここでレンズのカテゴリーはと言うと、
魚眼→広角→標準→望遠→超望遠(だったかな?)みたいな感じ。
当然mm数が上がるほど遠くのものをピンで撮ることができる。
逆に言うと小さい数字のレンズはそれだけ広い角度のものを撮ることができるということ。
魚眼には1.7mmから7.5mm
(標準と言われているのは50mm、超望遠で1200mm)くらいの
レンズがあったと思うんだが、これらのレンズを使って撮れる写真は、
まさに魚の目から見えると言われているような画像なんだな。
それだけまわりを広く撮ることが出来るレンズが
魚眼レンズと言われるものなのだった。
このレンズの特徴は民生さんやパフィーのジャケットなんかでもよく見れるような、
球形の、中心が突出して近く、周辺がとっても遠い写真が撮れるということ。
なので顔を近づけて撮ったりすると歪んだ写真が撮れてオモロイ。
逆に撮ってるカメラマンの手とかも写り込んでしまう時もあるくらい
広い角度を撮ることが出来るんだった。
ま、レンズとしてはかなりツブシが利かないジャンルなうえに高価なので、
購入にはちょっとした勇気も必要かな。
見た目的には普通のレンズと違って、
生卵みたいに盛り上がってるレンズなのでかわいいとは思うが。
もっと専門的に魚眼について知りたいのであれば、
民生さんもパフィーも撮ってもらっている、
魚眼使いでも巨匠の三浦憲治さんに聞いてみますが・・・。
んでは〜。
いやー! 興味の無いものには滅法冷たいヤマケンさんですが、
今回はまさに異例の登場有り難うございました。
またのお越しお待ちしております。


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