宮ちゃん教えて!!



宮島さんに質問なのですが・・・  Kikiさん
Q 突然おじゃまして、すみません。
どなたがこのメールを読んでいるのか分かりませんが、こんにちは。宮島さんに質問なのですが・・・。

Q1. 初歩的な質問で申し訳ありませんが、ミックスダウンとかトラックダウンってなんですか?レコーディングの仕上げの作業なのかなー、くらいしかわかりません。簡単でいいので教えてください。
Q2. 関係ない質問かもしれませんが、テレビの音楽番組って、なんでCDの音(?)を流して、演奏してる音を流しませんよね。それは何故なのでしょう?みんなちゃんと演奏してるのに、音は出てないのでしょうか?時々生演奏っぽい音の時もありますが、大体みんなそうですよね。前からずーっと疑問だったんです。よろしくお願いします。
A お答えしますね。まずはQ1です。
ミックスダウンとトラックダウンと言うのは全く同じ事だと思ってください。レコーディングの仕上げの作業かな、、、ってっているのも、当たっています。
簡単にいうと、ドラムやベースやギターや歌(20〜40くらいで、これをチャンネル数といいます)が大きなテープレコーダーに別々に録音されています。それをCDで聴ける様にするには、2チャンネルのSTEREOにしなければなりません。(ミニコンポやラジカセはスピーカーが左右で2個だし、ウォークマンも左耳と右耳で2つでしょ。)これをミックスダウンあるいはトラックダウンといいます。
つまり複数あるチャンネル(トラック)を減らすのでこう言う呼び方がされているのだと思います。これはレコーディングの中で最も重要な作業のひとつで、一曲につき一日(6時間から、かかる時は14〜15時間)かけて行います。何故ならCDの音の90%以上はこの作業で決まってしまうから。

Q2 そうですね、今はその多くが‘CDの音’つまりカラオケですね(歌に関しては生で演っているのがほとんどですが)。
僕が思うに
1. 生演奏より簡単に収録が出来る。
2. 演奏だけじゃ無くて、サウンドも含めて個性を主張するバンドやアーティストが多くなったから。
3. レコーディング技術が上がりCDの音を再現するのが大変。
4. 高いクオリティーをアーティスト側が求めている。
こんな理由で生演奏が少なくなったんじゃないでしょうか。
今ではLIVEの中継くらいしか実際の演奏は見られなくなってますね。こんなんでいい?

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