民生さんのレコーディングはどうやって録っているんですか? ヨシダトモノリさん | |
ずっと気になっていたのですが。 民生さんののレコーディング方法なんですけど。あれは、みんなで、同時に演奏を、してるのですか? ニューヨークで録ったアルバムは、同時にやっていると思うんですけど。録音するときには、どうやって録っているんですか? その時、歌も一緒に録るんですか? |
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お教えします。(但しヤマケンから口止めされている事以外ですが) まずニューヨーク録音も日本での録音も、やり方は全く一緒です。基本的にスタンダードなROCKのRECORDING方法は、世界的に共通だと思われます。 最初にBASICとなる楽器(奥田君の場合はDRUMS . BASS . GUITER1 . GUITER2 . KEYBOARD . GUIDE VOCAL になる事が多い)を録ります。これをRHYTHM録音と言います。この時いっしょに演奏をするので一般的に「同時に演ってる」といえますね 。次にメロディーとなるものやギターソロ、RHYTHM録りの時以外の KEYBOARD(PIANOとORGANを両方いれたい時など)、SE、その他同時に出来ないものを録音します。これに歌やコーラスを録って完成ですね。 しかし、これはあくまでも普通のやり方であって楽曲や効果を考えて、毎回色々な方法を試みているんですよ。歌も、たとえば‘陽水民生’の「意外な言葉」では、すべての楽器ともども一緒に録音されています。まさに同時録音ですね。 |
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あと、「103」のなかで、ギターソロに行く前のひずんだドラムの音は、どうゆう風に録っているのですか? おしえてください。 | |
あれは、ドラムセットの中の「タムタム」だけMIXDOUNの時に激しく歪ませています。だけどソロ前だけではなく曲中すべてああいう風になっているんですよ、注意して聴いてみてね。 わからない事があれば、また質問してみて下さい。 |