◆武道館編◆
これは『MULTI・BOX』と言って、ステージ上のマイクはケーブルで一旦このBOXに入ってからPA用とRECORDING用それぞれのMIXING・CONSOLE(調整卓)に入力される。
武道館はアリーナの周辺にはたくさんの控え室があって、その1室を借り臨時のSTUDIOを作りRECORDING。これはそこから本番中のステージを見た図。
この日使用したテープコーダー、『SONY PCM3348』。偉そうに「48」と書いてあるが普通のカセットやCDは、スピーカーが左右2つという事からも分かるように「2チャンネルSTEREO」と呼ばれてるが、なんと!この機械は48チャンネル分録音できるというもの。ただし今回はマイクの数が少なかったので、その半分も使ってない。1本のテープでは1時間ほどしか録れないので3時間近くあるライブのため同じマシンを2台使用し、1本めのテープが終りそうになったら次を回す・・・・・・そんな録音方法を取った。
よく使う『UREI 1178&1176 COMP/LIMITER』。音をつぶしてカッコよくするもの!奥田サウンドの要となってるといっても過言ではない(ちょっと過言だったかな?)。
東西南北4方向のボーカルマイクとギター用に8台、あとガットギターとエレキ・ギターに使用。
これまた大好きな『NEVE 1073 HA/EQ』、'70製造のヴィンテージ品。奥田サウンドの要と・・・・・・・・・(もういいか!)ボーカルとギターに使用。マイクからの信号がまず初めにここに入ってから最終的にテープレコーダーに行きます。
同じく『NEVE 1073のコンソールタイプ』。全く同じものが並んでいる。奥田サウンドの・・・・・・・
ステージからのマイク回線を『NEVE 1073』に接続の図。奥田サウンドにはあまり影響無し。