2000GTR-S ライブレポートin 東京

お盆も無事に終わり、ご先祖様に怒られながらも長崎・札幌とイベントをこなし てきた我々の今回のイベントの千秋楽である日本武道館公演が遂に来た!
企画が立ち上がって8ヶ月!、バンドスタイルでやろうと言い出したのは春の事 だったね〜(シミジミ)ゴールデンウィークにはみんなでレコーディングもしたね〜(シミジミ) 長崎は大雨だったね〜(ビショビショ) 札幌は思いの外寒かったね〜(ブルブル) など、思いにふける間もなく札幌から戻ったそのままスタッフは武道館の設営に かかるのでした。

公演当日は月曜日。月曜日と言えばパフィーのレギュラーであるTVKテレビの 『SAKUSAKUモーニングコール』の生放送の日である。 疲れも癒えぬままにパフィーの2人は生放送をやり、昼前に会場に入っていたの であった。 他の出演者もリハーサルの早いバンドは昼前に、遅いバンドは昼過ぎには会場入 りし、楽屋で札幌のライブのビデオを見たりし てなごむのであった。
リハーサルはかなり順調に進み、開場時間にお客さんを入れる事が出来た。 ステージ裏はこの辺りから戦場のようなあわただしさになるものである。 やれ、このバンドの衣装が洗濯からあがって無いだの、ステージに行かなくては いけないのに誰がいない! などアーティストだけで18人もいるので大変な騒ぎである。あげく出番直前に コメントをもらったりしたのでトランシーバー からは舞台監督の催促の声が、声が、声が・・・。

ライブの内容はというと、この日は最初に「La 川西幸一 de トップギャラン DEUX」が出演し、今回このバンドのサポートでギター をお願いした中野督夫氏による雄叫びからスタートしたのだった。(氏はACOちゃ んと同じ名古屋出身なので雄叫びも名古屋弁 であった・・)この内容で3回目のステージなので進行はスムーズに行っていた が、武道館はステージの後ろまでお客さんが入 っていたのでなかなか勝手が違うので、みんな大変そうである。
さすが東京のお客さん。SMAのイベントとしては一番回数も多く、昨年末に行った 2000GTRのTV放送もあってかまんべんなく 歓声が飛ぶのでメンバーもやり易そうな感じである(別に他の会場が・・・と言っ ているわけではいないのですよ。表情の余裕 があったナーという事です)。
このバンドがトップバッターだったので、お客さんも「一体どんなイベントにな るのだろう?」と言う疑問が「かなり音楽的に ちゃんとしているのね」になれたような気がします。また、バニラの曲をACOちゃ んやNANAちゃんが歌ったり、橘いずみちゃんの マジなアコースティック・ギターの演奏に専念する曲などイベントならではのシー ンも多かったのでは?

そして2番目のバンドは「ボーボーズ」 1曲目の「太陽にほえろのテーマソング」が始まった瞬間に武道館は笑いと叫び で盛り上がりました。来ている人もまさかあの曲が ここで聞けるとは想像もしていなかったでしょう。
このバンドはそれぞれのオリジナルの曲というより、「ドロボウ」というテーマ で選曲した内容なので次に何が演奏されるのか 想像出来ないのです。また、奥田君のベース、亜美ちゃんのエレキ・サキスフォ ンなど初お披露目が多かったので意外度でも 盛り上がって無事に終わりました。

そしてスペシャルバンドの最後は「ワイキキチャンピオンズ」。 メンバーがメンバーだけにお祭りムードはこのバンドで高まりました。特にハン ドマイクで歌った女性ボーカルが会場を盛り上げました。
また、このバンドは自分達のオリジナルの楽曲が中心になっているので選曲的に も盛り上がっていました。 自分達のオリジナルの楽曲を大幅にアレンジを変えて演奏するのでリハーサルも 一番苦労していた「ワイキキチャンピオンズ」。 30代以上の人にニンマリされるアレンジはなかなか味があって良かったのでは? 。特に「愛をちょうだい」と曲紹介して 会場が沸いたが、始まったイントロは全然違うイベント用のアレンジされたイン トロで、お客さんの頭から「?マーク」が出ている感じが 感じが良かったのでした。

そして最後に全員での大セッションで「ハラダ記念日」を歌い、幕を閉じたので した。
このイベントの模様は9月末にスペースシャワーTVで放送されますので、ぜひご 覧ください。そして次の2000GTRの時には会場 にいる全員で「ハラダ記念日」を歌いたいと思います。
最後に、このイベントにご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。長 崎のびしょ濡れ台風のライブや、札幌の極寒のライブ 、そして東京でのお盆明け最初の仕事の日の夜というそれぞれ辛い日にいらっしゃ っていただき誠に感謝しています。
次回は更に内容をパワーアップし、もっと楽しめる内容にすべく、制作サイドは 精進していきたいと思っております。 ご来場ありがとうございました。

Hit&Run 2000GTR-S事務局 実行委員長 鈴木銀二郎



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