8月9日に長崎ハウステンボスで行われたHit&Run 2000GTR-S長崎公演は台風11号の時速15キロというのろのろとした動きに惑われた。
前前日に会場入りしていた制作スタッフによって会場の設営は順調に進んだが、定期的に送られてくる天気図を見てスタッフの不安は増していったのであった。
前日にはメンバーも会場入りし、リハーサルが行われたが半分すぎたところで雨が降り始めこの日の作業は中止になったのであった。
本番当日は早朝まで快晴であったが徐々に雲が増え始め風も強くなり台風の接近を感じたが、9時頃にはついにかなりの雨が降り出し、とうとうリハーサル中にステージにテントが張られた。
開場時間に予定通り開場し、いよいよ開演となったが、雨は止んだり、降ったりとはっきりとしない天気なので、残念ながらステージ上のテントは残したままの開演になってしまった。
最初のバンドは(バンド名はまだ秘密)特異な衣装と1名のメイクが手伝ってかステージに登場してもお客さんは誰なのかわからず、しばらくして盛り上がり始めるというスロースタートな滑り出しであった。楽曲的にも玄人受けな選曲なので分かる人には十分楽しめる気がするが・・・・。
続いて登場したバンドは選曲がわかりやすく、大幅なアレンジがイベント感を感じさせてくれる最初から盛り上がったステージだった。
最後のバンドはアットホームなバンド感を持った、和やかな雰囲気で進行していたのが印象的でした。
最後のバンドが終わり、いよいよ全員でのステージというときにバケツをひっくり返したようなとはこういう事なのね!というくらいのどしゃ降りの雨が降ってきましたが、最後の曲「ハラダ記念日」も無事に歌いきり幕は閉じたのでした。
札幌公演にいらっしゃる方は新品の靴はさけた方が賢明だと思います。
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