日記
ソルファについて 2004.09.30[23:42]
今日は皆さんに大切なお知らせがあり、それを先に書きたいと思います。

我々が10/20にリリースします2ndアルバム「ソルファ」はレーベルゲードCD2(CCCD)でなく、通常のCDでリリースすることが決定しました。
正直、もの凄く嬉しいです。
関係スタッフに心から感謝します。

30日、静岡、名古屋キャンペーン with YAMA。
生まれ故郷の静岡K-MIXに生まれて初めて行く。そして地元ということもあり、緊張しながらも生放送やコメント収録を行う。
K-MIXが浜松にあることや、名前の由来などを知って驚き、そして、むしろ地元のラジオ局について何も知らなかったことに驚く。

名古屋にうなぎ弁当を食べながら移動。

名古屋にてキャンペーン。
お笑いコンビ、ブロードキャストの番組に久々に出る。内容がハチャメチャ。
ツッコミ担当の房野氏は会う度に同じ服を着ている気がしてならない。本人に伝えたところ、もの凄い勢いで否定された。さすが、ツッコミ担当。腕が違う。

きのこが山程入った味噌煮込みうどんを食って、ういろうを購入して帰宅。

WEEZER 2004.09.30[01:52]
27日、地元のスタジオにてリハーサル。
日記に書いたのが良かったのか、ケンスイが誰よりも早くスタジオに現れて準備をしていた。少しだけ見直す。だが、これが長く続いた試しがない。

キヨシは余裕で30分以上の遅刻。ロープに振ってからリキラリアットを喰らわし、そのままサソリ固め、格好良く言うとスコーピオンデスロックで締め上げてやりたい気分になったが、力ではかなわないので、もの凄い嫌みな言い方でチクチク責めてやった。
だが、まったくこたえていない様子。精神的タフガイ。キヨシ。


28日、取材DAY。
何を話したかわからない程の取材数。

帰りにハチャメチャ家で癒されようと皆で話し、磯子に向かうも休みだった。そのため、別の家系ラーメンを食って帰宅。
生ビール&家系ラーメン。高カロリー。


29日、引き続き取材。ヘヴィ。
「夏、無限」という、アジカンの夏フェスを追いかけたドキュメンタリー本を読む。これが想像していたよりも良い出来で嬉しい。文章も面白く写真も良い。特に楽屋での余太話しを完全に拾っていて笑える。ケンスイとキヨシの罵り合いなど、実に絶妙だと思った。

それから、TVブロスにて某作家のコラムを読む。
非常に丁寧に謝罪して頂き、また、記事の意図なども理解できて、逆に申し訳ない気分に少しなった。

松尾スズキ氏の本、「大人失格」と「同性同名小説」。
どちらも非常に面白く、特にBUZZで連載されていた「同姓同名小説」は大爆笑必至なので、僕らのファンのひとにもおすすめです。
映画、「恋の門」も楽しみにしております。

TVブロスは安いので良く買う。
スーパーで売っているところが良いし、単純にロマンポルシェなどの面白コラムが満載で好き。


それからマザーミュージック、ゴーイングの2人とのWEEZER特集が最高だった。

スポーツジム 2004.09.26[23:19]
26日、休み。

前から行きたいと思っていたスポーツジムの体験ハガキがポストに入っていたので、スポーツジムに行ってきた。プールやら筋力マシーンやら何でもそろっている巨大スポーツジムは、日曜ということもあって、様々な人が汗を流していた。

いろいろなマシーンを試しているうちに意識がモウロウとしてきて、何やら人だかりが出来ている部屋に吸い込まれ、いつのまにやらダンベルを使ったエアロビの授業に潜り込んでしまっていた。
これが実に、もの凄くキツイうえに恥ずかしい。見栄を張ってまわりのおばちゃん達よりちょっと重いダンベルを選んだのがアダになった。

普段は自分がバンドをやっているとか、そういうことをあまり意識しないのだけど、今日ばかりは「アジカンの後藤さんを近所のエアロビ教室で見ました」的な書き込みや、「しかもボンジョビの曲に合わせて…」という補足トリビア的な書き込みが掲示板あったらヤダなとか、そういう自意識過剰なことを思ってしまった。
何故なら、自分の憧れのバンドマンが万遍の笑みでエアロビを踊る姿を想像してみるとわかるが、なんかちょっとがっかりするからだ。

ロックバンドのメンバーはエアロビ教室には通ってはいけないことを発見。
ロックバンドはイメージ的に不健康なほうが格好良いと個人的に思っている。

今後はプール1本に絞って通うことにしようと計画中。ヘタレなので、もちろん会員の申込みに二の足を踏み、スポーツジムを後にした。いつもながら情けない。

帰りに「あ〜、ハラ減った」と焼肉店に行き、ビールや焼酎を飲み、肉をたっぷり食べる。この行為によって、エアロビで消費したカロリーを瞬く間に摂取してしまった。何のためにジムに行ったのか全く意味不明。

ただ、エアロビ後のビールは恐ろしくうまいことを発見。
酵母を感じるほど、ビールに対する感覚が研ぎすまされているかのごとく、ビール飲むというよりビールを感じる。そういったタワレコCMにての「空気のツブツブが見えるんすよ」的なぶっ飛び発言が文字どおり飛び出すほど、ビールが旨かった。

ありがとうエアロビ。
そして、さようなら。

祭りだ忍者 2004.09.26[01:22]
24日、昼から地元のスタジオでリハーサル。

ツアーのセットリスト(仮)を決めて、拙い部分を修正しながら繰り返し練習する。
野外などのフェスでは、基本的にギターアンプはレンタルで行う。何故なら天候や砂ぼこりなどによって壊れるリスクが高いからだ。
リハーサルと次ぎのツアーからは、この前買った新しいアンプをやっと使える。恐ろしく音がいいので、リハーサルが楽しくて仕方ない。
実際にライブ会場に来て頂ければ、「ゴッチのギターの音、えらい良くなったやんけ」というところをお聴かせ致します。

歪み系のエフェクターはやっぱRATが好き。

リハーサル後、MM21あたりで撮影やらインタビューやらを行ない、横浜ビブレで撮影を行う。
陳建一のマーボー豆腐を皆で食ったが、恐ろしく辛い。恐ろしく辛いのに後をひかないところが非常に不思議だ。キヨシとケンジーがバクバク食べていて度肝を抜かれる。ヤマは一口で撃沈。ヘタレ。


25日、昨日に引き続きリハーサル。

アンプやら何やら機材が増えているので、準備だけで軽く30分かかるのに、メンバーはいつも遅刻して来るので、正直ちょっとだけムカついている。今日はめずらしくヤマまで遅刻という有り様だった。

個人的に遅刻という行為が大嫌いなので、誰よりも早くスタジオに行き、メンバー全員の機材をスタジオ内に運び込んでおくというのが、リハーサル時の日課になっている。
ありがとうと言われたいとか親切心からとかでそういうことをしている訳ではない。時間とスタジオ代がもったいないからだ。1分1秒でも有意義に使用したいのよ、スタジオを。

リハーサルを終え、電車で逗子に行って飯を食う。ギネスビールを飲む。

近所の祭りが今日と明日でクライマックスを迎える。
おみこしが祭り囃子にのせて行ったり来たりしている。こういうときの街の空気というか人々の熱気で、なんだかこっちまでソワソワしてくる。

トントコトントコ叩いてる3人の太鼓とピーヒャラピーヒャラ吹いている笛、さっきまで熱心に聴き入っていたけど、何かの法則にしたがってやってるというよりは、「それぞれが適当に叩いたり吹いたりしているのだが結果的に合ってるように聞こえる」ということに気づく。恐らく、譜面とかはない。何拍子とかいう概念もない。

難解なのに、日本人の本能に理窟を置き去りにしたまま直接訴えかけてくる非常に不思議な音楽だなと思った。

似顔絵 2004.09.24[00:18]
23日、渋谷にてコメントやら何やらラジオ収録。
はっきり言って、4人集まってくだらない話をマイクに向かって吹き込み、その合間にシングルやアルバムの話をするという、非常にバランスの悪いコメントを何本も録音したような気がする。
ケンスイは終止、ウ○コマンと呼ばれ、キヨシはミノルになった。爆笑。

ラジオ終了後は即帰宅。
雑誌の連載で回ってきたプレゼント&似顔絵コーナーみたいなやつのため、次に僕が回す(テレフォンショッキングみたいな感じで)ゴーイングアンダーグラウンドの素生君の似顔絵をPCで描く。

出来上がった作品は、実際、かなり似ている。
描いていて思ったが、素生君はキュートな顔をしている。そして、やさしさが滲み出ている。


しかし、しばらくイラストレーターやらフォトショップやらを使っていなかったので、かなり腕が落ちた。というか、ショートカットとかを思いっきり忘れまくっていた。
OSをXにした際にイラストレーターも10にバージョンアップしたのだが、やっぱり8.0が恋しい。10は全然わからんし慣れない。
新しいものが自分に合うかとか、本当に便利かと言うと、案外そうでないことが多いような気がする。

例えば、携帯なんて使ってみたこともない機能が満載で、そのくせ電池の消費スピードについては一向に改善されていない。「これは不便じゃないか」とさえ思う。

あと、パソコンや携帯のお陰で漢字をどんどん忘れている気がする。手紙とか歌詞とかを紙に書いたりするときに特に実感する。
また、皮肉なことに、その字はどういう書き方なのかを調べるのに、パソコンと携帯が驚く程に活躍する。

こうやって、どんどん書けない漢字が増える。

ROCK 2004.09.23[02:14]
19日、都内のスタジオにてライブリハーサル。
ケンタウルスという高価なエフェクターを借り、試す。非常に良い歪みが出る。


20日、日比谷野外音楽堂にてライブ。
ベースのローが回り込み、ストレスの残る中音であったが、テンションを高めて演奏した。
このライブからいろいろと変更ごとがあり、自分達に課したことがそのまま課題となって現れたステージだった。あたりまえに悔しいが、こういうことが毎回あるから辞められないし、上を向いていられる。

ツアーに向けて、燃えている。


21日、京都・大阪キャンペーン。
分刻みのスケジュールでラジオや雑誌の取材を受ける。
夜からは生放送の番組を1時間キヨシとふたりで行う。非常に盛り上がって終了。

うどんすきの店に移動して、季節外れの鍋を食べる。生きた海老をそのまま入れるという豪快な調理方法に多少引いたが、凄くおいしい鍋料理屋だった。満腹。


22日、東京に戻りラジオ生出演。
その後、ケン&ヤマと合流して各種取材を受ける。
その後、鹿野氏のディープな新番組の収録をTFMで行い、その勢いのままマザーミュージック。
打ち合わせのテーブルは、いつもいろいろなミュージシャンの新作が置いてあって、申しわけないが職権を活用して先に聞かせてもらったりしている。エルレガーデンの新譜、ストレイテナーの新譜、どちらも本当に素晴らしい。
最近、いろいろなアーティストがこぞって傑作を世に出すなと本当に思う。お陰で、ただでさえラックに入りきってないCDが恐ろしい勢いで増えている。


アルバムの制作をしているうちに、自分達の心をふるわせさえすれば、その音楽が何というジャンルだとしても構わない、そう思うようになった。
とはいえ、僕らにとって「自分の心をふるわす音楽」がROCKだとも思うし、ROCKでありたいとも思う。

だけど、ROCKであるが為のROCKなんてどうしようもない。本来目指す結果そのものが手法になったら意味が無い。

だから僕は思ったことを歌い、自分でどうしようもなく感動してしまう音楽を作る。そしてその結果「ROCKでありたい」、そう思う。
自分自身で感動して泣いてしまうような個人的な歌詞を書いて、結果普遍的なものであったならば嬉しい、そう思う。

「輝く向こうの先までは飛べないけど
 羽ばたいている間は消えないから」

期待や希望、その裏側には何時だってどうしようもなく残酷な現実が待っている。
届きそうで届かない。掴めそうで掴めない。わかっていても、そこに毎度懲りずに手を伸ばす。その愚かさと切なさがたまらなくいとおしいし、そういう行為に僕はROCKを感じる。

そういうことを想って「君の街まで」を書いた。

ハードスケジュール 2004.09.19[01:22]
16日、取材。
よくリハーサルで使っているスタジオの隣にある撮影スタジオにて写真撮影。そしてロングなインタビュー。
はっきり言ってあまり頭が回転しない1日だった。言いたいことをうまく話せたかどうか今になって結構不安だ。「ガァーっと」とか「グっとくる」とか、そういった長嶋監督的擬音語連発だったような気もする。もっと上手に日本語が使えたらなと思う。
インタビュー後、屋上での撮影に震え上がる。

そして、BUZZ編集長より、以前、僕が日記に書いたことについて謝罪を受け、そしてハガキを2枚頂く。「俺はちっちゃい男だなぁ」と痛感する。
返事書かないとなぁ。


17日、取材。
朝から晩まで取材DARAKE。
もうヘトヘトになっている僕らを和ませたのは、ロバとの写真撮影だった。ソニーの駐車場に色々な車に混じってロバ。かなりシュールな絵だった。
飼育員のおっさんに「なんて名前のロバですか?」と聞いたところ、「ロバ(即答)」とのことで、ド肝を抜かれる。安直にもほどがある。

ロバと別れた後は、閉店後の渋谷タワーレコードに移動して撮影。初めて本などを扱う7階に行き、洋書のコーナーで、「こんなん需要あるんや」と関西人になったつもりで感心する。買って読む人を見てみたい。そして、英語を教えてもらいたい。


18日、都内にてリハーサル。
ツアーのリハーサルをやっているのだが、新しいアルバムの曲は演奏が難かしい。個々のフレーズが独立しながら絡み合ってるというか、故に、バンドとして一体感を持たせることに焦点を絞って演奏している。
都内のスタジオはデカイ音を出せるので楽しい。

ツアーグッズの打ち合わせをし、代々木の光麺でラーメンを食べて帰宅。

秋やね 2004.09.16[12:56]
13日、都内にてライブリハーサル。
新しいアンプと新しいギターで鳴らす音は、最高に抜けが良く心地良い。テンションがもの凄く上がった良いリハーサルだった。

「君繋ファイブエム」までの曲は、ライブで演奏しながら育てて行き、そしてそれを録音するという方法をとっていたのだけど、「ソルファ」の楽曲はアルバムに向けてスタジオ内でのセッションとスタジオワークで作られたため、ライブアレンジというか、フレーズの取捨選択をしなくてはならない。
そういったところも、どうやるのが最良な聞かせ方なのかを考えながら、今後もツアーに向けてリハーサルを進める。

ともすると、ツアー中にアレンジが変わってしまうかもしれんなと、そういうことも考えている。勿論、良い方向に。


14日、取材DAY。


15日、取材&マザーミュージック。
マザーミューシックは本当に良い番組だと思う。好きな曲をかけられるし、衝撃を受けたバンドやアルバムの特集なんかも、新譜だとか新譜じゃないとかそんないろんなしがらみ無しで行える。
全国ネットでモーサム特集。「いいからTV消せ!!」って話です。ラジオ万歳。

自分の好きな音楽を他人にすすめて、それを気に入ってくれた時の喜びはかなりデカい。

なんか急に秋の匂いというか、太平洋のジトっとした夏の空気とはあきらかに違う風が吹きはじめたように思う。
季節の移り変わりを感じている。

サンマ。サンマとビール。そして適当に買った文庫本。

3連休 2004.09.12[22:16]
11日、3連休の2日目。

歩いて20分くらいのところにあるJUSCOに行き、中を探検する。散歩がてらに、たまたま前を通りかかっただけなのだが、「そう言えば実家の近くのJUSCO潰れたなぁ」とか「ここのところ10年はJUSCOに行ってないなぁ」とか、そういうことをふと思ってしまい、居ても立ってもいられずに入店。
中はなんて言うかJUSCO独特の空気が充満していて、すごく懐かしい気分になった。
グループ魂の「JUST A JUSCO」が頭の中のBGM。

その後、JUSCOから歩いて20分くらいのホテルの18階にある、海の見えるラウンジみたいな場所でアイスコーヒーを飲む。JUSCOから僅か20分で、恐ろしく遠くまで来たなと実感。
だが、そのお洒落ラウンジには「うに」「たこ」「えび」「たい」など、ひらがなで魚の名前を書いた板が強引に打ち付けられており、「夜は寿司屋?」というような疑問も浮かぶ。こんなご時世、海の見えるお洒落ラウンジでも多角的な経営を余儀なくされている模様。

ホテル下のグラウンドで行われていた野球の試合で、誰かがホームランを打ったのを見て感動し、板前が出勤してくる前に駅に移動。ヨドバシカメラに向かう。

ヨドバシカメラでは、TV、レコードプレーヤー、ハードディスクなどを見る。TV(フナイ製ビンゴゲーム付)はガタが来ているので購入必至。そして、レコードプレーヤー(吉祥寺の露天で購入)も壊れて処分したまま押し入れのレコードが泣いているので購入必至。
ハードディスクは店員の業界用語連発に購入意欲を激減させられるも、必要性があるので近いうちに購入予定。
これだけ欲しいものがありながら、結局、買ったものがイヤホンだけというのが情けない。2時間近く売り場をまわってイヤホンのみ…。
次ぎに行く時には最低でもTVとレコードプレーヤーを買いたい。



12日、3連休の最終日。

新しいウイニングイレブンを買ってプレイする。ウイイレは基本的にマスターリーグしかやらない主義だ。
ウイイレ8の良いところは、既存のチームを使って、このマスターリーグを始められるところだ。もう何回もミナンダとかカストロとかオストバウトとかを使い、その名前を見ただけで飽き飽きしてしまうユーザーの気持ちにようやくコナミが気づいてくれたか!と感動する。

午後から美容院にて髪を切る。ほとんど見た目は変わらず。

夕飯は急にギョーザを食いたくなったので、中華料理屋に行く。頼み過ぎて腹がイタイ。中華料理は一品一品の量が結構多いのをすっかり忘れていた。



9月11日というのは確かに、許しがたい事件が起こった日だと思う。
だが、それより前から世界は暴力で満ちている。そういうことも忘れないでおきたい。
別に9月11日じゃなくても、そういうことを考えるべきだとも思う。


3連休1日目 2004.09.10[22:43]
10日、午前中は家でウイニングイレブンをやりながらダラダラと過ごし、夕方から葉山でおフランス料理を食ったザンス。シェー。

結構、急に知らされた3連休なので、旅行などの予定がまったくない。というわけでこの3日間は、その日に思いついたところに行くか、1日中家でゴロゴロダラダラと過ごすかという選択肢しかない。
明日も朝起きて、何か思いついたらそこに行こうと思っている。

MO'SOME TONEBENDERの新しいアルバムがもの凄く良い。完全にヤラれた。

ヘケケ 2004.09.10[00:38]
6日、台風が沖縄を通過。午後から飛行機が飛ぶということで、席が取れ次第帰る予定であったが、空港はキャンセル待ちの客でゴッタ返しており、帰京を断念する。
仕方ないので、市場に行き昼間っから飲む。
その後、サラダボールという「それってダジャレですか?」的なネーミングのボーリング場にて、スタッフも交えてのボーリング大会。171ピンを倒し優勝する。


7日、首里城、美ら海水族館に行く。
20時の便で羽田空港に戻る。


8日、取材DAY。
オシャレファッション誌を中心に取材を山ほど受ける。
その後、中華を食ってからマザーミュージック生放送。キヨシは休み。


9日、CATS、ケンスイなどとギターを買いに出かける。
川崎にて、ギブソンのLP Jr TVモデルを購入。その後、渋谷→川崎と二つの街を迷い彷徨うケンスイに付き合うも、戻った川崎でケンスイが完全にチキンヤローだったので、見捨てて電車で帰る。
どうやらその後、僕が買ったギターの3倍はするギターをケンスイは買い、漢(オトコ)になったらしい。

リハーサルが楽しみになった。

明日から3連休。

台風 2004.09.05[23:25]
3日、都内にてアーティスト写真撮影。キヨシが着てきた緑のジャージがゴーヤを連想させるのか、カメラマンA氏はずっとキヨシをゴーヤマンと呼んでいた。面白いので、撮影中はキヨシをゴーヤマンと僕も呼んだ。そして、そう呼ばれるたびにキヨシは壊れていった。爆笑。


4日、沖縄前乗り。
那覇空港に着くと同時にフェスの中止を知る。無念。
その後、スタッフにどこか空いてるライブハウスで演奏出来ないか聞いてみたが、そういう場所がなかった。残念。

とりあえず、ホテルにチェックインして、沖縄ソバを食いにいく。うまい。
その後、ホテルロビーにて取材。

取材後、国際通りでメシ。沖縄料理を食う。沖縄料理はやはり、独特のものがあり、「あ〜、これうまいなぁ」とか「何コレ?」など非常に楽しい食事だった。

食事後、ロックのかかっているクラブを目指すも、雑誌ライターの勧めで行った場所では、おもいっきりテクノ系のイベントが行われていた。
「ストロベリーナプキン」なる自称テクノポップカラオケアイドルがナースの格好でやる気なく踊り歌うという、もの凄くアンダーグラウンドな場所だった。その「ストロベリーナプキン」を操っているらしい「ストロベリー男爵」が、YMOのカラオケに乗せて替え歌を歌い、その横でアシスタントの女性がありもしないシンセを演奏しているふりをしたり、「細野晴臣が渚のバルコニーでベースを弾いています」とベースを弾くまねをしたりと、とにかく爆笑の連続だった。
肝心のストロベリーナプキン本体のナース達は明らかにモチベーションが低く、歌詞を覚えていないといった様子で、オリジナル曲の「ストーカーラブ」がグズグズだったため、見るのはそこまでにして移動。

ダーツバーでXTCなどをガンガンかけてもらいながら、ダーツをやる。タカミツ渋山は恐ろしくダーツがうまい。唯一の趣味らしい。
ダーツもしばらくやると飽きたので、ダンスクラブ松下というライブハウス(普段は本当にダンスクラブ)の中を下見してホテルに戻り、寝る。

何故にダンスクラブ松下を下見したかというと、来年、沖縄でライブをやるからだ。日程は未定だが、来年のツアーでは必ず行くので、沖縄の方々、楽しみにしていて欲しい。


5日、台風!!。チョー台風!!(北島選手風に読んで下さい)。
恐ろしいほどの風が吹き荒れ、ホテルに缶詰状態を余儀なくされる。仕方ないので、ギターを弾き倒し、作曲活動に精を出す。しかし、腹はどうしたって減るので、レストランが朝しかやってないホテルからタクシーで飯を食いに行く。
飯を食い終わり店から出ると、外はさらなる暴風雨だった。本当にビックリする。

恐らく僕らが住む横浜に台風が来る場合、多少勢力が弱まっていることが多いと思うのだが、沖縄に来る台風はもう発達の最中というか、とにかくパワーがもの凄い。
こんな強い風は正直初めて体験した。なにせ、ホテル3階の僕の部屋が揺れている。恐ろしい。

本当は、5日ライブ、6日は沖縄で休み、7日に帰るという予定だった。6日は美ら海水族館に行く予定だった。
全部、台風のせいでダメになってしまった。

明日は飛行機が飛び次第、東京に戻る。

下妻物語 2004.09.02[23:53]
31日、休み。ヌボーッとする。


1日、取材。午前中より、ハタスポーツセンター(確かそんな名前)の屋上で撮影。そして、3階のダダっ広いボーリング場の「大会記録室」なる部屋でインタビューを受ける。
僕はボーリングが好きなので、「なんとか1ゲームできませんか?」と聞いてみたが、もちろん答えは「NO!」だった。そんな時間がなかった。

その後、渋谷に移動し、「non-no」という比較的ヤングな女性向け雑誌の撮影&取材。見本誌をパラパラめくると、そこにはキュートなモデルさんやら、オススメのメイク方法やら、イケてる髪型やら、それは僕からするとまるでお花畑のような感じで、「この雑誌にオレらの油っこい写真が…」というような不安と照れ臭さに襲われた。
女性誌の取材はいつも、こういう気分になる。ルックスに自信なし。

キューンに移動後、さらに取材。

TFMの近くの自称九州ラーメン屋(何故か煮干しっぽいスープ)でラーメンを食べ、マザーミュージック生放送。
ゲストにACIDMAN。
彼らは音楽に対して非常にストイックだが、普段は面白いキャラの持ち主だ。新しいアルバムが素晴らしい。


2日、休み。
「下妻物語」という映画を観に行った。
キャストがかなり魅力的だったので、以前から気になっていて、たまたま近くの映画館で上映されるということで行ってきた。

凄く面白いギャグとそうでもないギャグの差が結構激しかったが、深田恭子と土屋アンナの二人がいろんな意味でとてもキュートだった。
多分、もし仮に僕が中3〜高2の女子高校生だったらゲラゲラ笑ってウルウルきてしまうような、そんな青春映画だったように思う。
また、こういう映画や作品で「木更津キャッツアイ」を超えるというのは相当厳しいということを思い考え、唸る。恐るべし「木更津キャッツアイ」。


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皆さんも知っての通り、10/20にアルバム「ソルファ」をリリースします。
はっきり言うと、去年の年末あたりからメンバー皆で取り組み、今年の3/4はこのアルバムのためだけに活動していたといっても過言ではないし、実際、納得のいくアルバムが出来ました。
そして今年の残り1/4、来年と僕らはそのアルバムを持って、出来るだけいろいろなところに行こうと思っています。11月のツアー、それから来年に向けて計画しているツアー(4〜50本)、よろしくお願いします。


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