「the other side of absolute ego」
  KSC2 336 / \2,548 (tax in)
  1. 悦びに咲く花
    SILENT POETS REMIX/S.W.E DUB Ver.01
  2. 哀愁とバラード
    DJ KRUSH REMIX
  3. 愛したあなたは強い人
    ELECTRIC SHEEP MIX
  4. SPLEEN
    Y.SUNAHARA'S STUDIO REMIX
  5. 雨の日の為に
    ALPHA REMIX
  6. 今日までの憂鬱
    UNIVERSAL SOUL MIX
  7. 夏の陽
    TRICKY REMIX
99.12.15にリリースされた4th album「abusolute ego」収録中のremix、onother versionアルバム。SILENT POETS、DJ KRUSH、沖野修也&吉澤はじめ (COSMIC VILLAGE)、Alpha、SHAZZ、TRICKY、砂原良徳という話題のリミキサー、プロデューサーを迎え、「abusolute ego」の音源を解体、再構築。そして、新たな表現。個性的な彼らの手に掛かり、美しく、せつないACO節は装いも新たに登場。どのTrackも期待を裏切らない出来に仕上がっている。
ACOファンのみならず音楽ファン必聴の1枚。


1. 悦びに咲く花  [SILENT POETS REMIX/S.W.E DUB Ver.01]
Words & Music : ACO
Remix & Additional production : Michiharu Shimoda & Takahiro Haruno from SILENT POETS
Recorded & Mixed by Shojiro Watanabe (POWER BOX) at Studio Somewhere
SILENT POETS by the courtesy of idyllic records/TOY'S FACTORY

* SILENT POETS *
下田法晴と春野高広の2人からなる音楽的集合体。彼らの創るダブ、ヒップホップ、アンビエント等研ぎ澄まされたビートと音響を駆使し、聞き手の自由なイマジネーションを刺激する音楽はある種映像的でもある。1999/10/20にフル・アルバム「TO COME...」、11/21には「TO COME...」の音源を"ダブ"、"ストリングス"というテーマで解体、再構築したアルバム「TO COME...2 Another Version」をリリース。
今作でもサイレント・ポエツならではのダブを披露。Single「SPLEEN」のc/wとは別ヴァージョン。

2. 哀愁とバラード  [DJ KRUSH REMIX]
Words & Music : ACO
Remix & Additional production : DJ KRUSH
Recorded & Mixed by Toshihiko Miyoshi, assisted by Takaki Itoh at HAL Studio

* DJ KRUSH *
プロデューサー/DJ。選曲、ミキシングに於いての抜群のセンスを持ち、サウンド・プロダクションに於ける才能が海外のクラブ・シーンでも高く評価されている。92年から本格的にソロ活動を開始し、日本で初めてターンテーブルを楽器として操るDJとして注目を浴びる。94年リリースの1stアルバム「KRUSH」はUK/ヨーロッパを中心に各国で反響を呼び。以来、国際的な活動を展開している。2000/1/21には待望のDJ MIXアルバム「Code4109」リリース。同年夏には6枚目となるソロ・アルバムリリースも予定されている。

3. 愛したあなたは強い人  [ELECTRIC SHEEP MIX]
Words & Music : ACO
Remix & Arrangement : Shuya Okino & Hajime Yoshizawa from COSMIC VILLAGE
Acoustic piano + All keyborads : Hajime Yoshizawa
Rhythm programming : Hideki Yamashita
Bass : Tomokazu Sugimoto
Assisted by Kazuaki Uchikado (farm), Kazuhiko Ito (bazooka), Kazuaki Ohnuki (Abadai)

* 沖野修也&吉澤はじめ (COSMIC VILLAGE) *
HYBRID(異種配合)をテーマに、新しい時代のクラブミュージックを世界に発表し続けるCLUB系LIVE UNIT『COSMIC VILLAGE』より、沖野修也(DJ/turntable)、吉澤はじめ(keyborads)の二人が参加。『COSMIC VILLAGE』は、1stアルバム「trinkets&things」で、国内ではもっとも早くDRUM'N BASSを取り入れた近未来サウンド/フューチャー・ジャズを体現。2ndアルバム「NICE AGE」では、タイトル曲「NICE AGE」がJ-WAVEで邦楽上半期10位の大ヒットとなる。今年3月、全曲オリジナルのアルバム「COSMIC VILLAGE」リリース。ACOでは、「揺れる体温」をこの2人で、3rdアルバム「Lady Soul」のほとんどを吉澤はじめがPRODUCEしたことでもおなじみ。
沖野修也は、沖野好洋との兄弟DJ/produceユニット『KYOTO JAZZ MASSIVE』としても活動中。昨年パリYELLOW PRODUCTIONSより、今年ドイツCOMPOSTよりオリジナル楽曲をリリースしている。
吉澤はじめは、BLUE NOTE60周年REMIXにも参加した『SHEEP WALKER』としても活動中。

4. SPLEEN  [Y.SUNAHARA'S STUDIO REMIX]
Words & Music : ACO
Remix & Additional production : Yoshinori Sunahara
Recorded & Mixed by Yoshinori Sunahara at Y.Sunahara's Studio

* 砂原良徳 *
もはや元・電気グルーヴという肩書きは必要ないぐらいの活躍ぶり。ソロ活動だけでなく、テイ・トウワ、YMOのリミックス・ワークでもその才能を発揮。ACOの「悦びに咲く花」を始めとする素晴らしいプロデュース・ワークは記憶に新しい。海外ではドイツのbungalowからリリース。昨年末もヨーロッパにてDJツアーを行ってきたばかり。今年夏にはソロ・プロダクツのリリースも予定されている。

5. 雨の日の為に  [ALPHA REMIX]
Words & Music : ACO
Remix & Additional production : Alpha for Supervision Management UK

* Alpha *
マッシヴ・アタックのレコーディング・エンジニアとしても知られる、コリン・ディングレイとアンディ・ジェンクスによる2人組のユニット。アンビエントでダブ・テイスト溢れるブリストル・チルアウト・ポップ・ミュージックは「トリッキーからパラノイアを、ポーティスヘッドから不安感を取り除いた音楽」と称される。マッシヴ・アタックの主宰するメランコリック・レーベルよりアルバム「Come From Heaven」リリース。

6. 夏の陽  [UNIVERSAL SOUL MIX]
Words & Music : ACO
Produce : Shazz
Arrangement : Shazz & Alejandro Del Abelgam
Flugel Horn : Serge Adam plays "Feeling" Music Instruments Paris
Mixed by Mirwais & Shazz at 2+B Studio, Paris

* SHAZZ *
フランス・ディープ・ハウス界の雄。フランスのレーベルF-communicationを離れ、インディーレーベルながら今後のダンス・ミュージック界を背負うほどに勢いのあるレーベルYellow Productionに新天地を見いだし大ヒットを飛ばす。シングル「インナーサイド」ではジョー・クラウゼルをリミキサーに起用し話題を呼ぶ。昨年SME/Franceよりファースト・フル・アルバムをリリース。坂本龍一、ベイビー・フェイスを敬愛し、美しいメロディーラインにこだわり続けるサウンドは、ディープ・ガラージからムーディなR&Bミディアムと幅広い。

7. 今日までの憂鬱  [TRICKY REMIX]
Words & Music : ACO
Produce : Shazz
Remix : TRICKY
Recorded & Mixed by Ron Shaffer at Kampo Audio/Video Studios (NY)

* TRICKY *
イギリス、ブリストルに生まれる。86年にマッシヴ・アタックに出会い、その後91年マッシヴ・アタックのアルバム「フリー・ラインズ」に参加、共作。95年デビューアルバム『マキシングウェーイ』リリース。UKアルバム・チャートでNo.3を記録。トリッキー、マッシヴ・アタック、ホーティスヘッドのイノヴェイティヴな音楽を表現するために"トリップ・ポップ"という言葉が創られた。その後、自身のレーベル Durban Poison をニューヨークに設立。俳優としてもリュック・ベッソン監督『フィフス・エレメント』などに出演。チボ・マットに曲を提供したりプロデュースワークなども行い、NYやLAで神出鬼没にDJをやったりと活動範囲も多岐にわたり幅広い。昨年はDJ MUGGS (サイプレス・ヒル)及びGREASE (DMX、ラフ・タイターズ等を手がける)とのコラボレーションアルバム『ジャクスタポウズ』をリリース。フジ・ロック・フェスティバルにも出演し、来日中には桜吹雪のTATTOOを入れるなどの親日家でもある。