KEY

KEY

ナチュラル ハイ

DFCL-1230/アルバム/2006.1.25/¥3,059(税込)


〜セルフライナーノーツ〜

M1.【Allegretto】byカオルコ
今まで、表題曲の別アレンジとして作ってきたピアノセッションを、この曲で思い切って主役に抜擢してみました!
この曲でチャレンジしたのは、DJさんとのコラボレート。札幌NORTH WAVEから潮音さん、東京J-WAVEから金子さん、名古屋ZJP-FMから南城さん、大阪FM802から小嶋さん、福岡CROSS FMからTOGGYさん、何とも豪華な顔ぶれで、爽快でおしゃれな掛け声&コーラスを入れていただきました。最小限の機材を持って各ラジオ局に音録り行脚。地道な作業が実を結びました。実はこのコーラスには私も参加してるんですよ!コーラスもピアノもリズム隊もガツンと突き出た1曲で、まずはウォーミングアップ!!途中の変拍子もクールに決まってます!!

M2.【だから、私は歌う】 byユウ
2005年、セルフプロデュースを始めるにあたり、なぜ私は歌っているのか、歌に対しての想いをストレートに綴ってみようと、自分と向かい合って作った楽曲。これから先、迷ったりくじけそうになった時、希望を持って音楽を初めた事を忘れないよう、これからもこの曲が私の灯台の光となっていくことでしょう。

M3.【NO PIANO NO LIFE〜album ver.〜】 byカオルコ
私とユウのピアノに対する想いの根源を辿った作品。88鍵から響くメロディーを紡ぐ楽しさを知り、26年間弾き続けてきたピアノ。本当に純粋な気持ちで書き上げました。聴きどころも盛りだくさん!イントロのコーラス、間奏で用いているチャイコフスキー『くるみ割り人形』のモチーフ、風味堂の渡さんとの2台ピアノセッション、そして歌詞の共作・・・。初めての試みを重ね合わせてみました。album ver.では間奏を倍の長さにし、思う存分渡さんとかけ合いプレイを楽しんでいます!Let’s swing!

M4.【NATURAL HIGH!】 byユウ
アルバム制作を始めた時に「1曲ナチュ流のパーティーチューンを作ってみよう!」と作り上げた楽曲。元々、リスナーの皆さんに、自分達の曲を聴いてナチュラル ハイになってもらいたいという願いを込めてつけたユニット名の由来を、この曲で表現してみました。ブラスで参加してくれた、SOIL&"PIMP"SESSIONSのtp.タブゾンビさんとsax.元晴さんの少しアクの強い音も交じり合い、アルバム中でもちょっと異質なテイストとなっています!

M6.【rag time,bad time】 byカオルコ
That’sフラれ歌。でも、私カオルコ、そう簡単には引き下がりません!クール且つ粘っこい、絶妙な雰囲気を醸し出すクラビ、やけに強気なピアノ、一種の開き直りさえ感じる歌詞と歌、そして豪快なグルーヴを醸し出すドラム&ベース。作った自分自身、驚くくらいテンション上がる曲に仕上がりました。それにしても、ここ1年、こんな風に攻めの曲が多いのは、20代LASTの年を思いのほか生き急いでるからなのか・・・!?

M7.【金曜日の夜】 byユウ
金曜日の夜というと楽しい宴を想像しますが、この曲は別れ話の渦中にいるカップルの物語。もう修復しようがない関係と分かっている・・・でも・・・そんな時、皆さんはどうやって相手を引きとめますか!?私は昔、相手の太ももにすがりついて引き止めた事があります!(失笑)そして、この曲、最後のオールアドリブでのセッションがすごい事になってます!tp.KOOさん、tb.YASSYさん、urbベーシスト渉さん、ドラムの波田野さんとカオルコのピアノのmiracle play、必聴です!

M8.【君がくれた日(unplugged ver.)】 byユウ
大切な人との日々は、時を経て想い出となり、温かい気持ちへと変わっていく。
この歌詞に込めた想いも、この曲をリリースしてから1年を経て、より深みを増しながら少しずつ変わってきました。今のナチュが奏でる【君がくれた日】、カオルコがunplugged ver.にアレンジし、ライブでも一緒に演奏してきたメンバーと収録し直しています。小学生以来の足踏みオルガンにも挑戦!温かいサウンドに仕上がったと思います。

M10.【ピアノ弾きの恋】 byカオルコ
ひと夏のアバンチュールをちょっと大胆に綴った作品。歌詞を完成させたときは多少戸惑ったんですが、レコーディングが進むにつれ、あまりの気持ち良さに、その戸惑いもどこかに吹っ飛んでしまいました!プレイボーイ役の丈青さん(SOIL&”PIMP”SESSIONS)とは夏のミニツアーで、ステージの上でもピアノ×Rhodes共演。面白いように翻弄されっぱなしのピアノ弾き、カオルコ。でもその弄ばれる感じがまた快感!この曲を聴いて、たまにはこんな危険な恋もいいかも・・・とちょっと熱くなってもらえたらうれしいです。

M11.【Butterfly】byユウ
子供の頃描いていた大人像。田舎で育った私は、その“大人像”に、大きな憧れと夢を抱いていました。温かい家庭を持って、ブランド品なんかも身につけて、何からも束縛されずに伸び伸びと生きられる自由な世界・・・。そんな“大人像”と現在の自分には大きなギャップがあるけれど、今は描く夢に忠実に生きていたい、そんな想いで書いた1曲です。

M12.【カゲロウ】 byカオルコ
朝の光に何ともなしに希望を見つけたり、仰いだ空に誰かを想ったり、沈む夕陽に心を染めたり・・・。時の移ろいに特に刹那を感じる初秋、一気に書き上げた楽曲。人間がひとりで立っている強さを表現できる音や言葉を探しました。このアルバムの中でも数少ないダイナミックなバラードです。最後のサビで転調する瞬間のユウのブレス、そしてストリングスアレンジにも是非耳を傾けていただきたい1曲です!

M14.【プロローグ】 byカオルコ
2005年最初のシングル。ここから私たちセルフプロデュースが始まりました。メロディーにも歌詞にも前向きな気持ちを如実に表していますが、アレンジにも気合いが入っています。ホーンセクションは初めてひとりでのアレンジに挑戦し、構成も今まで以上にしっかり組み立てました。ユウと共同生活を始めてもう4年。苦しんだり、喜んだり、お互いいろんな節目を経験しての今。そんな濃い過去を振り返りながら書いたこの作品は、これからもいろんな場面で、ナチュラル ハイの道しるべになってくれるのだと思います。

M15.【I think of you】 byユウ
ナチュラル ハイを今、突き動かしているものは何か。それは、私達の音を聴いてくれている人達の存在です。このアルバムを作るにあたって、その気持ちをどうしても表現したかった。すごくシンプルに感謝の想いをこの曲に込めて作りました。皆さんに、私達の気持ちが届きますように。