藤村俊二さん

ヘンリーとはどんなキャラクターですか?
直面している物事を自分らしく、なんとか処理しようと思うんだけども、一度自分で決めたことは絶対ゆずれない!というガンコなところがあるんだよね。なにかっていうと大騒ぎをしてしまうし。でも几帳面なキャラクターで、愛らしいキャラクターだと思う。

今回ヘンリーを演じて一番苦労したところは?
アフレコは「フリントストーン」という作品をやって以来何十年ぶり。台本をみながら、アニメーションの口に合わせてものを言うという作業がダメで、メチャメチャになった覚えがあるのだけれど、それ以来だと思う。今回のアフレコも、どうしていいのかわからなかったなぁ(笑)
でもその反面、やってて面白かったよ。キャラクターにあった動きなり、色なり、英語の台詞なり、それに惑わせられたり、自分でなくなったり、ペンギンでなくなったり等々あり、楽しくやらせてもらいました。

藤村さん自身ヘンリーに似ているところは?
几帳面なところ、わがままなところが似ているし、ボクがペンギン(ヘンリー)になった方が早いかなぁ(笑)

「Hello!オズワルド」の見所とは?
アニメーションとしてほのぼのとしている絵、動き、色彩も、みんな落ち着いて見ていられる。今あるオドロオドロしい作品ではなく、いいお話を、いい色で、いい言葉で、伝えられている、そんなアニメーションだと思う。

番組を見ているこどもたちへ
オズワルドを見てということではなくて、やはり小さいときから、いいモノ、いい色、いいお話を見て育つときっと素敵な大人になれるのではないかな、と思います。まぁホントはそれだけじゃいけないんだけどね。「これはイヤだ!」「こんなことはおかしい!」と思うことが出てきたら、それを自分から削っていく、そうすると素敵な少年に、青年に、そして大人になれると思う。
- 2月 O'hyoi'sにて -